こんな人のための記事です。
こんにちは、こびと株(@kobito_kabu)です。
お金との付き合い方。
これは、人生における重大テーマのひとつかなと。
そんなわけで、この記事では
- お金との付き合い方がうまい人
- お金との付き合い方がへたな人
の違いを、5つの観点でバッチリまとめていきます。
目次
違い①お金との付き合い方がうまい人は安全を手に入れ、へたな人は安心を求める
お金との付き合い方がうまい人
お金との付き合い方がうまい人は、数字の情報をもとに判断を下します。
- 家計管理:×面倒くさいしよく分かんない→〇最低月〇万円あれば暮らせるよ!
- 資産運用:×なんか危ない感じがする→〇損失〇%までなら耐えられるよ!
- 転職:×年収上がるといいな…→〇欲しい年収は〇百万円かな!
みたいなイメージですね。
要するに
- 客観的な数字で
- リスクが自分の許容範囲に収まる方法を判断し
- 自分の手で選び取り
- 必要な行動をとる
わけです。
お金との付き合い方がへたな人
お金との付き合い方がへたな人は、とにかく安心できる選択肢を求めます。
結果として
- 国や会社など自分以外の人の保証を求める
- 客観的に安全かどうかではなく、主観的に安心な気がするかどうかを重視する
- ベストな選択だけを望み、ベターな選択肢を選ぶことができない
といった状況になりがち。
違い②お金との付き合い方がうまい人は楽しく稼ぐ方法を考え、へたな人は楽して稼ぐことを考える
お金との付き合い方がうまい人
お金との付き合い方がうまい人は、自分にあった仕事で楽しく稼ぐことを考えます。
- 1つの働き方に固執せず、試行錯誤する
- やりたいことを後回しにせず、すぐ行動する
- 自分の性格・好き嫌いや得意・苦手をよく理解して、長所を活かす
といった工夫をすることで、「お金を稼ぐのも使うのも楽しい」と状況を作りだしているわけです。
お金との付き合い方がへたな人
お金との付き合い方がへたな人は、ラクで・簡単で・誰でもできる稼ぎ方を探し求めます。
でももちろん、そんな稼ぎ方は存在しません。
無いモノを求めて
- 自分だけはそんなチャンスに巡り合えるはず
- 相手のメリットなんてどうでもいい、自分がトクすればいい
- スキルや知識を磨くなんて、やってられない
みたいなことを考えては、お金に振り回されるハメになるわけです。
違い③お金との付き合い方がうまい人は優先順位をつけ、へたな人は自分のキャパを見誤る
お金との付き合い方がうまい人
お金との付き合い方がうまい人は、
- やりたいこと
- 欲しいもの
- 考えるべきこと
などに、きちんと優先順位をつけて取り組むことができます。
優先順位をつけることは、お金・時間・体力・気力など、限られたリソースを適切に配分するための必須事項。
お金との付き合い方がへたな人
お金との付き合い方がへたな人は、
- やりたいこと
- 欲しいもの
- 考えるべきこと
などについての、取り組み方がハチャメチャです。
- 自分のキャパを過信して、手あたり次第ぜんぶに手をつける
- さばききれなくなって混乱状態になる
- 結局破綻する
という流れがよくあるパターン。
買い物しすぎてクレカの支払いに追われる、何もかも面倒くさくなって途中で投げ出す、よく分からないからとりあえず現状維持…といったケースに心当たりのある人は要注意です。
違い④お金との付き合い方がうまい人は目的のために働き、へたな人は不安のために動く
お金との付き合い方がうまい人
お金との付き合い方がうまい人は、
- やりがいを感じる仕事
- 人に喜んでもらえる仕事
- 自分の価値観に合った仕事
を選ぶ傾向にあります。
もちろん、「いくら支払われるか?」というのは、「自分の仕事の生み出す価値をどう評価されているのか?」と関係するので、とても重要です。
でも、お金だけが動機の行動は、長期的にはうまくいきにくいことを知っているのです。
お金との付き合い方がへたな人
お金との付き合い方がへたな人は、一番の動機が「不安」という行動が多いものです。
- 不安だから保険に入っておこう
- 不安だから転職はできない
- 不安だから副業もできない
- 不安だから人と違うことはできない
- 不安だから何もかも今のままがいい
という具合です。
「なんとなくの不安」が原因の行動を繰り返しても、状況が改善することも不満が消失することもありません。
違い⑤お金との付き合い方がうまい人は自分の欲しいモノだけを欲しがり、へたな人は他人が欲しがるモノを欲しがる
お金との付き合い方がうまい人
お金との付き合い方がうまい人は、自分自身が
- 欲しいもの
- 欲しくないもの
をハッキリと知っています。
「そんなの誰だって知っている」という声が聞こえてきそうですが、それは勘違いです。
- 友人が持っているモノが欲しい
- 世間的に”良い”とされているモノが欲しい
- 値段の高いモノが欲しい
といった、他人の価値観に振り回されている人は、かなり多いもの。
お金との付き合い方がへたな人
お金との付き合い方がへたな人は、他人のうらやましがるモノばかりに目がいくので、自分の本当の欲しいモノはなかなか手に入れることができません。
すると、いくらお金を使っても満足感が薄く、「もっと欲しい」「もっともっと欲しい」という気持ちばかりが募るわけです。
ついには
- お金が全て
- お金なんて汚い
といった、両極端な考えに至る人もいます。
まとめ:お金との付き合い方がうまい人vsへたな人
お金との付き合い方がうまい人には
- 安全を手に入れる
- 楽しく稼ぐ方法を考える
- 優先順位をつける
- 目的のために働く
- 自分の欲しいモノを欲しがる
という特徴があります。
一方、お金との付き合い方がへたな人には
- 安心を求める
- 楽して稼ぐことを考える
- 自分のキャパを見誤る
- 不安のために動く
- 他人が欲しがるモノを欲しがる
という傾向があります。
「お坊さんマネーコーチが教える お金にとらわれない生き方(佐藤颯融著)」という本の中に
という考え方が出ていました。
お金によって煩悩がどんどん増殖していく図が頭に浮かんで、ちょっぴり不気味な気持ちになりました。
お金というのは
- それだけでは幸せになれないけど
- それなしで幸せになるのも難しい
という、なかなかやっかいな代物(しろもの)です。
煩悩ではなく、幸せを増殖させていけるような…そんなお金付き合いを目指したいですね。
それではまたっ!
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