こんな人のための記事です。
残酷な現実として
- 仕事ができる人は、どんどん仕事ができるようになる
- 仕事ができない人は、どんどん置いて行かれる
という話があります。
というわけで、この記事では、できる人とできない人で、どんどん差が開いていく7つの理由を解説していきます。
- 最初の一歩に慎重になるために
- 一刻も早く挽回すべしというモチベーションのために
- 最初にとったアドバンテージを最大限活かすために
さくっとお読み頂ければと思います。
目次
- 1 仕事ができる人・できない人、どんどん差が開く7つの理由
- 1.1 理由①仕事ができる人は得意だけを伸ばしやすく、仕事ができない人は苦手と向き合うハメになる
- 1.2 理由②仕事ができる人はチャレンジしやすく、仕事ができない人は失敗に怯える
- 1.3 理由③仕事ができる人はワガママを通しやすく、仕事ができない人はがんじがらめになる
- 1.4 理由④仕事ができる人は仕事を好きになりやすく、仕事ができない人は義務的に働く
- 1.5 理由⑤仕事ができる人は全体感をつかみやすく、仕事ができない人は目の前のことで精一杯になる
- 1.6 理由⑥仕事ができる人は休みもとりやすく、仕事ができない人は長時間労働になる
- 1.7 理由⑦仕事ができる人は意図を汲んでもらいやすく、仕事ができない人はカンペキな説明を求められる
- 2 仕事ができる人・できない人まとめ:もともとの能力差なんてタカが知れている
仕事ができる人・できない人、どんどん差が開く7つの理由
その理由を7つ、解説していきます。
理由①仕事ができる人は得意だけを伸ばしやすく、仕事ができない人は苦手と向き合うハメになる
誰にでも、得意なコトと苦手なコトがあります。
得意なコトはよくできますし、苦手なことはうまくできません。
これは当たり前の話です。
でも、苦手な仕事がうまくいかなかったときの、周囲の反応は、
- 「仕事ができる」と思われている人に対して
- 「仕事ができない」と思われている人に対して
で、かなり違ってきます。
①「仕事ができる」と思われている人に対しては
という雰囲気になりやすいもの。
- 得意な仕事
- 苦手な仕事
が周囲に共有されるにしたがって、得意な仕事ばかりを任されやすくなります。
ところが、②「仕事ができない」と思われている人に対しては、周囲の反応が異なります。
単に苦手分野の仕事だったからうまくいかなかっただけだとしても
という雰囲気になりがち。
時間と労力をかけ、神経をすり減らして「苦手と向きあう」ことを求められます。
苦手な仕事をそれなりにこなそうとすれば、時間がかかってしまうもの。
気づけば就業時間の相当部分を「苦手な仕事」にあてるハメになり、ますます「仕事ができない人」感が増していくわけです。
理由②仕事ができる人はチャレンジしやすく、仕事ができない人は失敗に怯える
「仕事ができる」人は、
- 仕事がうまくいく
- 自信がつく
- 新しいチャレンジができる
- さらにステップアップする
という良いループを作り出すことができます。
「仕事ができない」人は、この反対。
- 仕事で失敗する
- 自信を失う
- 新しい仕事を避けがちになる
- 能力が伸びる機会を失う
という悪いループです。
理由③仕事ができる人はワガママを通しやすく、仕事ができない人はがんじがらめになる
「仕事ができる」という人は
- 裁量が認められやすい
- 多少のルール違反は許される
- 必要なら仕事を断れる
- さまざまな面で融通をきかせてもらえる
ということで、職場は「ある程度ワガママが通る場所」になりやすいです。
反対に、「仕事ができない」と見られてしまった人は、
- 上司に細かく管理されがち
- 仕事を断るなんて認められない
ので、がんじがらめで不自由な思いをしがちです。
理由④仕事ができる人は仕事を好きになりやすく、仕事ができない人は義務的に働く
仕事ができれば
- 成果が出て嬉しい
- 周りからも認められる
- 自信がつく
- 世の中に価値を届けられている実感がある
といったことから、仕事は好きになりやすいものです。
反対に、仕事ができなければ
- 成果が出なくて辛い
- 周りからも叱られたりディスられたりばかり
- 自信を失う
- 働くことの価値を感じにくい
ということで
みたいな感じ方になりがちです。
理由⑤仕事ができる人は全体感をつかみやすく、仕事ができない人は目の前のことで精一杯になる
仕事ができる人は、作業が速いので、時間にゆとりがもてます。
結果、準備に時間を使えるので
- 計画的に動ける
- 抜け漏れ・ミスがなくなる
- 他人の担当部分にも配慮できる
など、仕事の全体感を把握できるようになります。
全体感がつかめれば仕事の意味がわかり、ムダな焦りがなくなり、周囲のフォローができるようになります。
一方仕事のできない人は、作業が遅く、イチイチがギリギリになりがちです。
- 今作っている資料のデータ、どう見せれば分かってもらえるかな…
- 明日締め切りの仕事が終わらない…
- ああ、取引先から突然の依頼が…
- 上司が進捗報告のスタイルが悪いって怒ってる…
など、仕事に振り回されてしまうわけです。
手戻りも多くて仕事量が減らず、目の前の作業を片付けることで精一杯になってしまいます。
理由⑥仕事ができる人は休みもとりやすく、仕事ができない人は長時間労働になる
今まで解説してきた通り、仕事ができる人・仕事ができると思われている人は
- 得意分野ばかりなので仕事を早く片付けやすい
- 多少のワガママは許されやすい
- 全体感を掴んでいるのでスケジュールをコントロールしやすい
ので、望んだタイミングで適度に休暇をとれることが多いです。
不満が溜まりにくく、十分にリフレッシュして高いモチベーションで仕事に取り組めるわけです。
一方、仕事ができない人・仕事ができないと思われてしまった人は
- 苦手分野と向き合わざるを得ない
- 失敗が怖くて効率化しにくい
- ワガママなど言い出せる雰囲気でもない
- 余裕がなく、目の前の仕事に追われている
ので、長時間労働になりがちです。
休みがとれず、残業が増え、休日出勤が増えれば、当然生産性は低下します。
するとますます「仕事ができない」→「休めない」のループにハマっていくわけです。
理由⑦仕事ができる人は意図を汲んでもらいやすく、仕事ができない人はカンペキな説明を求められる
人は、いつでもフラットに話を聞いているわけではありません。
相手の話について
- 重要な話に違いないorくだらない話に違いない
- きっと正しい情報だorまず間違った情報だろう
- 聞いておくとトクしそうorあんまり聞く価値なさそう
など、いろいろな「前提」をもった上で話を聞いているはずです。
「仕事ができる」と思われている人の話は、みんな真剣に聞きます。
反対に、「仕事ができない」と思われてしまえば、聞き手のスタンスは
という感じ。
話し手にとっての難易度が違ってくるのは明らかです。
仕事ができる人・できない人まとめ:もともとの能力差なんてタカが知れている
仕事ができる人は
- 得意を伸ばし
- チャレンジの機会をたくさんGETし
- 多少のワガママは聞いてもらいながら
- 仕事を好きになり
- 全体感をつかんで仕事ができるし
- 休みもとりやすくて
- 周囲は肯定的に話を聞いてくれます
一方、仕事ができない人が身を置く環境は
- 苦手と向き合わされ
- 失敗に怯えながら
- マイクロマネジメントに苦しみ
- 義務的に仕事をこなす
- 目の前のことに精一杯で
- 長時間労働を続けるハメになり
- カンペキな説明しか受け入れられない
というもの。
実際のところ、個人的には
と思います。
もちろん、能力に差がないとは言いません。
得意分野・不得意分野というのはあるし、「この人何なの!?」と思うくらい何でもできちゃうタイプもいます。
自分の倍速で働ける人を見て泣きそうになることもあるし、他人の能力がうらやましくて身体が焦げつきそうになることだってあります。
でもだからって、100倍速で働ける人はそうそういませんし、100倍の仕事量をこなしている人も見当たらないと思います。
どんなにすごい人でも、せいぜい2~3人前の仕事がせいぜいです。
そしてその程度の差は、
と思うわけです。
なんとか早めのリカバリーで、「できる人」の仲間入りをしていきましょう。
大丈夫。
- 生まれつきの差だ
- 変えられない
- オレはダメだ
みたいな思い込みから抜け出して、正しく努力すれば、きっと挽回は可能です。
それではまたっ!
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