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こんな人のための記事です。
何を隠そう私自身、
しかも学生時代は優等生だったので、怒られ耐性がゼロ。
毎日毎日、かなりツライ思いをしていました。
凹むやら、情けないやら、悔しいやら。一周まわって腹が立つやら、恨めしいやら…。
トイレで泣いたことも、枕を濡らしたことも、ヤケ酒飲んで吐いたこともございます(笑)
そんなわけで、この記事は
- 仕事で怒られて
- そのことをサラッと流せず
- わりと真剣に悩み始めてしまっている
そんなあなたに届いて欲しい記事です。
- 指摘内容
- 人間関係
- 自分の感情
悩みをこの3つに分けて、1つずつに対応していけば、すっきりした気持ちで明日を迎えることができます。
と、いうわけで、早速1つずつ、対応のポイントを解説していきます!
目次
悩み①指摘内容への対応
まず1つめは、指摘内容そのものに関する悩みです。
- ミス
- トラブル
- 報告不足
- 締切やぶり
などなど、怒られた内容自体について考え、対応していきましょう。
ポイント①ロボットのように考える
指摘された内容について検討するとき、感情は一旦横に置きましょう。
起きた出来事や自分の行動、その影響だけに着目して
- 相手が自分をどう思ったか?
- 自分が何を感じたか?
といったことは一度ムシすることが重要です。
純粋に冷静に、相手が指摘している内容だけに集中し、
だけを考えるわけです。
とりあえずは、責任感も罪悪感も放り出して、ある意味ものすごく利己的に「指摘された内容は自分の役に立つか?」だけを突き詰めて下さい。
- どんなパワハラ上司に言われたことでも、未来の自分のために役に立つなら活用した方がおトク
- どんなに優しい先輩から言われたことでも、未来の自分のために学ぶべき点が無いならそれだけのこと
人として当たり前の心から少し離れて、ロボットモードで利用価値の有無を判断しましょう。
ポイント②怒られないのも結構コワいと知っておく
利用価値のある指摘なら、対応次第で自分の未来にとってプラスになります。そういう意味では、確かにありがたいものだと思います。
ポイントは、相手の意図とは関係ないということ。
例え、相手がこちらを貶めるために怒鳴り散らしているだけでも、指摘内容自体に学ぶべき点があれば、ありがたく受け止める価値があります。
感情的には腹が立つこともありますし、悪意ある相手に温かく接する必要はありませんが、指摘内容だけは利用させていただくのが合理的な判断というものです。
実際、私は、副業を始めてから「怒られないことのコワさ」を実感するようになりました。
フリーの仕事で
- 能力不足
- マナー違反
- 意識のズレ
などが見られた場合、それをわざわざ指摘してくれる人は、あまりいません。
怒られることなどほとんどなく、ただ単純に次回から仕事を依頼されなくなるだけです。
自分の問題点に気づいたり、謝ったり、改善に努力したりするもチャンスがないまま、ただただ仕事を失うわけです。
仕事で怒られたときは「腹立つし凹むけど、とりあえずラッキーっぽいわ」と思っておくのもアリなのかもしれません。
ポイント③「ではどうするか?」だけを考える
指摘内容について対応を決定するときに重要なのは、「ではどうするか?」に焦点を絞ることです。
- 相手は指摘すべき立場か?
- 相手の指摘の仕方は適切か?
- 指摘の内容は妥当か?
は、この際
と割り切りましょう。
- 冷静に利用価値を判断して
- 利用するかどうか決める
これだけでOKです。
自分の未来にプラスになる、利用価値のある指摘でも、全てを採用する必要はありません。
自分の欠点全てを直すなんて、絶対に不可能だからです。
- 指摘内容の利用価値
- 自分の好み(その欠点を直したいと思うか?)
- 自分のエネルギー量
- 欠点から受ける被害の大きさ
などから、「ではどうするか?」を総合的に判断しましょう。
悩み②人間関係への対応
2つめは、人間関係に関する悩みです。
- 上司があんな言い方をするのは、私のことが嫌いだからだ
- せっかく面倒みてくれた先輩なのに、もう呆れられたに違いない
といった感じ。
仕事で怒られたときの悩みのうち、人間関係の悩みの占める割合はかなりのものです。
この悩みは、①指摘内容に関する悩みとゴチャマゼにしてしまうと、かなり危険。
落ち込みや怒り・混乱が酷くなるので要注意です。しっかり切り分けて、対応していきましょう。
ポイント①相手はなんで怒っているのか考える
仕事で怒られたときは、相手の怒りの背景に何があるのか考えてみましょう。
大抵は
- 「叱ってあげる必要がある」と判断して怒っている
- ただ単に、頭にきたから怒っている
- こちらを貶めるために怒っている
のどれかに当てはまると思います。(①と②の中間、②と③の中間という場合もあります)
人間関係について対応を考えるのに、重要なのは③のタイプを見抜くことです。
彼らとの関係にエネルギーを割けば割くほど、あなたの心は消耗していくからです。
ポイント②心の距離の取り方を決める
相手の怒りの背景が見えたら、心の距離の取り方を決めてしまいましょう。
「①「叱ってあげる必要がある」と判断して怒っている」タイプなら、「師匠」と敬ってもいいかもしれません。(笑)
でも残念、多分①タイプの人に怒られたなら、あなたは「人間関係に関する悩み」は抱えていないと思います。
彼らは、自分の感情に振り回されているわけではないので、
- 礼儀正しく
- こちらが受け入れやすいように
- 未来につながるカタチで
指摘してくれるからです。
「③こちらを貶めるために怒っている」タイプなら、相手になる必要はありません。
このタイプがあなたにとって大切な存在になることはあり得ないので、できるだけ距離をとりましょう。彼らとの関係に悩むのは時間のムダです。
今後の課題は「いかに彼らからの被害を抑えるか?」に絞られると思います。
「②ただ単に、頭にきたから怒っている」タイプなら、相手が腹を立てている原因について考えてみましょう。
- あなたの仕事ぶりが原因
- やつあたり
のどちらかによって、今後の距離感を考え直す必要があります。
そもそもの話として、感情のままにふるまうことには、生産性がありません。
例え、怒りを感じるのが当然の状況であったとしても、それをそのまま言動に現してしまうのは、その人自身が未熟さだからです。
ポイント③実際の関わり方を決める
さて、心の距離を決めたら、次はそれをどうやって現実の距離に反映するかです。
- 丁寧に謝る
- 指摘内容にどう対応していくか報告する
- この人の指導は信頼すると決める
- この人の言葉は受け流すと決める
など、実際の行動を選択していくわけです。
特に課題になるのは、「③こちらを貶めるために怒っている」タイプとの関係でしょう。
- コミュニケーションを最小限にする
- むしろ懐に入り込んで、攻撃性を削げるか試してみる
両方のやり方があると思います。
うまく距離がとれないようなら、思い切って職場を変えるという選択肢もあります。
「③こちらを貶めるために怒っている」タイプの人に怒られる体験が続くと、自己肯定感やモチベーションなどを奪われてしまう可能性があるからです。
とはいえ、不況が始まろうとしている今の時期、「とりあえず辞める」という選択はおすすめできません。(心身を病みかけている場合を除く)
まずは転職活動を始めること。
- マイナビAGENT:20代におすすめ
- JACリクルートメント:30代以降におすすめ
こういったエージェントなら、親切に対応してくれます。Web面談もOKなので、今の時期でも十分相談可能です。
辞めるのは、内定が出てからにしたいものです。
悩み③自分の感情への対応
最後、3つめは自分自身の感情に関する悩みです。
指摘された内容については整理ができた。人間関係についても対応は決めた。
それでもやっぱり残るのが
- 凹んだ
- 傷ついた
- 頭にきた
- やる気失くした
といった、ネガティブな感情です。
「問題は整理できたんだから、感情を乱す必要はないですよ」なんて言われても、それでもやっぱり心が荒れてしまう日はあるもの。
ポイント①反省は済んでいると気が付く
反省というのは
- 自分のしてきた言動をかえりみて、その可否を改めて考えること。
- 自分のよくなかった点を認めて、改めようと考えること。
(デジタル大辞林より)
つまり、指摘された内容について考え、人間関係について整理し終えた時点で、反省は完了しているわけです。
必要なことが済んでしまった以上、もう怒ったり凹んだりする必要はありません。
そうカンタンに気持ちは前向きにならないかもしれませんが、
そう気づくことが、回復の第一歩です。
ポイント②「これからどうするか」も決まっているのを思い出す
カナダの精神科医エリック・バーンの言葉に
他人と過去は変えられないが 自分と未来は変えられる
というのがあります。
怒られたという事実や、その原因になった事柄は、「過去」のこと。変更することは不可能です。
変えられるのは「未来」だけ。
だから、感情的な面を抜きにして考えるなら、大切なのは「これからどうするか」という1点に絞られます。
そして、「これからどうするか」については、①指摘された内容そのものについても、②人間関係についても、既に検討済みのはず。
この件について思い悩むことは、もう何も残っていないわけです。
ポイント③自分をなだめてあげればOK
ポイント①反省は済んでいる、ポイント②「これからどうするか」も決まっている、これらが確認できたら、あとは自分の機嫌をとってあげるだけです。
- ゆっくり眠る
- 半身浴をする
- スイーツを食べる
- 友達にラインする
- 悲しい映画をみてワーワー泣く
- マッサージやエステにいく
いったん目いっぱい自分を甘やかして、なぐさめてあげましょう。
まとめ:仕事で怒られても、朝は来る
仕事で怒られたとき、頭がぐるぐるするのは、3種類の悩みが絡み合っているから。
- 指摘内容
- 人間関係
- 自分の感情
悩みをこの3つにわけて、1つずつ対応していけば、すっきりした気持ちで明日を迎えることができます。
この記事が、そのために少しでも役立てば嬉しいです。
それではまたっ!
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