こんにちは、こびと株(@kobito_kabu)です。
大学3年生の頃に「簿記」に目覚め、それ以来資格マニアへの道を歩んで参りました。
- 簿記1級
- TOEIC860点
- 証券アナリスト
- ビジネス会計検定1級
- ファイナンシャルプランナー2級
- 初級システムアドミニストレータ
- MOS(Word,Excel,Powerpoint,Outlook)
- 危険物取扱者
- 衛生なんとかかんとか
その他いろいろ
受験には至りませんでしたが、税理士試験の法人税、消費税なども勉強しました。
そんな資格マニアの私が
目次
資格マニアが思うこと①資格は学習効率が良い
資格試験として運営されているということは、関連する知識が体系的にまとめられているということでもあります。
だから、資格取得を目指すカタチで勉強をすると、とても学習効率が良いです。
- 資格ビジネスという商売になっているおかげで、教材のデキも洗練されていますし
- 合格という明確なゴールがあるのも、学習しやすい要因です
資格マニアが思うこと②一部の国家資格は運営に失敗している
こういうことを言うと怒られるかもしれないですけど、法学部卒の経理のプロの私見ということでご容赦ください。
おおどころで言っても
- 弁護士
- 会計士/税理士
このへんは、完全に国が需給バランスを見誤ってますよね。
私が大学を卒業する頃に、法科大学院が新設されました。
「法科大学院を卒業できれば合格率80%」という言葉に踊らされた同級生の中には、今もワーキングプア状態の人がたくさんいます。
会計士の就職難問題とかを見るにつけ、日本において国家資格を人生の主軸に据えるのはリスクとリターンが見あってないと感じます。
資格マニアが思うこと③資格に頼る=ビジネス運営力が低い
資格をとる目的ってこんな感じでしょうか。
- その資格がないとやれない、社会的意義の大きな仕事がしたい(医師/弁護士など)
- 好きなことをやりつつ、そこそこ稼ぎたい
- 手に職をつけて、安定したい
私は②③を目的に資格をそろえてきたわけですが、こういう発想の人はビジネスの運営力が低いですよね。
お金はそこそこに稼ぎたいんだけど、
- 新しいビジネスモデルを考えられない
- ビジネスを始めるためのリスク(初期投資)を背負えない
だから、規制産業の枠組みにハマろうとするわけです。
結果的にどうなるかというと、コモディティ化します。
自分自身が、他者と差別化できない一般的な商品になるということです。
知り合いの経営コンサルタントは、中小企業診断士と名乗るとコモディティ化するから、中小企業診断士の資格は持ってないことにしているそうです。
昔の自分に伝えたいこと:資格だけでは自由にもお金持ちにもなれない
資格マニアになっても、自由にもお金持ちにもなれない可能性が高いです。
理由は3つ。
- 資格は、とればとるほど自分がコモディティ化する
- 拡張性がないので、ある日ドカンと稼げるというロマンはない
- ”払う側”に回っている(資格で安定的に儲けているのは、運営者・予備校・コンサル等の関係者です)
知識を身に付けるための入口としては悪くないですが、お金持ちからは遠ざかる気がしますね。
- いい会社に入るため
- 転職のため
という理由なら、価値のある資格もそれなりにあると思います。
結論として、「ビジネス」か「金融資産(株/不動産)」に精通することが重要だと思うわけです。
その観点から見て、知識を身に着けるために勉強するなら、この2つの資格かなと思います。
2つとも取得したら、あとは実践あるのみ!
それ以上資格マニアの道を突き進むより、「会社を通さずにお金を稼ぐ」という経験をする方が重要かも、というわけです。
それではまたっ!
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