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こんな人のための記事です。
この記事を読むと転職エージェントの目的がわかり、転職エージェントを上手に使えるようになります。「なんとなく怖い」という状態から前進できるんです。
転職エージェントを上手に活用して、ストレスなく、効率的な転職活動を!
- 転職エージェントは、目的を知らずに使うと怖い
- でも、転職エージェントには魅力もある
- 転職エージェントの怖い行動には、目的がある
- 転職エージェントの目的を知れば、対処はカンタン
- 転職エージェントを上手に使って、良い転職活動を♪
転職エージェントが怖い
「転職エージェントが怖い」という人は、少なくないようです。
まずは、どのあたりが怖いのかチェックしておきましょう。
怖い理由①無料なんて怪しい
- 無料、無料っていうけど、最初だけでしょ?
- 無料だなんて、そんなうまい話があるわけない。信じたらだまされるっ!
- 気づいたらめっちゃ課金するハメになってるに違いない…
こんな風に考えて、「転職エージェントは怖い」と思ってしまう人がいるようです。
怖い理由②電話攻撃
- 電話の勢いがすごくて、ひいてしまった
- 職場にいるときに電話がかかってきて、焦った
(今の職場にはナイショで転職活動してるのにっ!) - 「メールで連絡ください」って書いたのに、電話かかってきてイヤだった
こんな体験から、「転職エージェントは怖い」と感じている人もいるようです。
怖い理由③圧迫気味の面談
- 学歴・職歴をディスられるらしい
- 圧迫気味のエージェントもいるらしい
- 転職先に関する希望を言うと、説教されるらしい
こんなうわさを聞いて、転職エージェントとの面談に対して恐怖心を持ってしまう人は、少なくないようです。
怖い理由④条件ゴリ押し
転職活動が進むと、入社に関する条件を企業とすりあわせるフェーズがやってきます。
そこで、採用企業と転職希望者の間に入ってくれるのが転職エージェント。
しかし、この場面で、一方的に企業側の条件を押し付けてくるエージェントもいるというウワサがあります。
- そんなこと言ってると、内定取り消されますよ
- そのくらい、自分で今の会社と調整してください
- はじめからワガママばかりじゃ、転職したあと苦労しますよ
こんなエージェントがいるようでは、「転職エージェントは怖い」と思われても仕方ないですよね。
怖い理由⑤入社強要
エージェント経由で内定を得た会社について
- とにかく入社させる
- 迷ってても入社させる
- イヤがってても入社させる
- ミスマッチでもブラックでも、なんでもいいから入社させる…!
転職エージェントに関するこんなウワサ、あなたも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
確かに、転職エージェントには怖い一面があります。彼らの目的や活用方法を知らないと、
- 脅かされて自信を無くしてしまったり
- 望まない会社に転職させられたり
ひどい目にあいかねません。
まぁまぁ。そう結論を急がないでください。
転職エージェントは、怖がるものではありません。避けるものでもありません。上手に活用すべきもの、なんです!
一体なぜ転職エージェントはこんなに怖いのか、彼らの目的を探ってみましょう。実態がわかれば、対処はとってもカンタンですよ。
転職エージェントの目的
転職エージェントの目的は、一言で言えば「利益をあげること」です。
転職エージェントは、
- 企業に、転職希望者を紹介したとき
- 紹介した転職希望者に、企業が内定を出したとき
- 紹介した転職希望者が、企業に入社したとき
などに、企業から報酬を得ます。
特に多いのは、③のパターン。転職希望者を企業に入社させてはじめて、転職エージェントに報酬が支払われる仕組みです。
だから、転職エージェントは、転職希望者を紹介した企業に入社させようと一生懸命なのです。
その通りです。
ですから、転職エージェントの行動の目的を知り、
- 目的が一致する部分では大いに助けてもらい
- 目的がズレている部分では適当に受け流す
そんな上手な使い方をするのが◎なんです。
転職エージェントは、
- 転職者の知らない情報を握っています
- 良質な求人案件を紹介してくれます
- 内定に向けて様々なアドバイスもくれます
怖い部分は避けつつ、良い面は十分に活用して、自分にとって効果的・効率的な転職活動をしちゃいましょう♪
ではでは、転職エージェントの怖い行動の目的を、ひとつずつ見ていきます。
無料対応の目的:とにかく転職希望者を集めること
転職エージェントが、転職希望者に無料で対応する目的は、とにかく転職希望者を集めることです。
転職エージェントは、企業側から報酬を受け取ります。ですから、転職希望者からお金をとる必要は無いのです。職業安定法という法律の絡みもあって、転職希望者の利用は無料が一般的です。
電話攻撃の目的:何がなんでも転職希望者をつかまえること
転職エージェントが、すごい勢いで電話をかけてくる目的は、転職希望者をつかまえることです。
転職エージェントの商売は、転職希望者がいなければ始まりません。
企業の要望にあった人を紹介するためにも、できるだけたくさんの転職希望者とつながりをもっておきたいのです。
そのためなら
- 出てくれるまで何度でも電話する
- メールもたっぷりする
- とにかく話す機会をつくれるまで粘る
くらいは朝飯前です。
圧迫面談の目的:条件を下げさせて、すばやい内定獲得につなげること
転職者の自信を失わせて、条件を下げさせることです。
圧迫気味の面談によって
- 自分なんて…
- 高望みしたら転職先が見つからないかも…
- ボクが世間知らずだったかな…
と思ってしまうと、なかなか希望条件を言いにくくなりますよね。
ゆずれないはずの条件も、ついつい引っ込めてしまいがちです。
- 希望年収:高めがいい!→低めでもいいかな…
- 残業:基本ゼロじゃないと!→あっても仕方ないかな…
- 家賃補助:必須!→なくてもいいけどさ…
- 勤務地:家から30分以内!→1時間くらいまでなら…
こうやって、条件が下がれば下がるほど、該当する会社を探すのがカンタンになります。
転職エージェントにとっては、紹介できる会社が増えてラクチンになるというわけです。
条件ゴリ押しの目的:お客さん(企業)の機嫌を損ねないこと
お客さんである企業の機嫌を損ねないため、と考えるとピンときます。
転職エージェントに対して報酬を払うのは、転職希望者ではなく企業です。つまり、転職エージェントにとって一番のお客さんは、企業なのです。
- 報酬を払ってもらわないと
- 自社が紹介した転職希望者に、どんどん内定を出してもらわないと
- 次回の採用活動でも、自社を使ってもらわないと
これらを考えあわせると、内定者より企業の希望を重視したくなるのも納得です。
入社強要の目的:入社させて報酬を得ること
これはもう単純に、報酬が欲しいからです。
企業と転職エージェントの契約でよくあるのは、「企業に転職希望者が入社した時点で報酬が発生する」というパターンです。
つまり!転職希望者が内定を辞退すると、転職エージェントはタダ働きになってしまうのです。
もちろんその通りです。
しかし、質の悪い転職エージェントは、「改めて別の会社紹介するなんて面倒くさいな」と考えます。新しく紹介した企業から、内定が出るかどうかもわからないですしね。
それでも転職エージェントが魅力的な理由
ここでは、欠点(怖い点・困った点)があるにもかかわらず、転職エージェントの利用が魅力的である理由をザっとご紹介したいと思います。
転職エージェントには
- 転職のプロ。キャリアプランの相談に乗ってくれる
- たくさんの求人情報をもっている。その中から、適切なものを紹介してくれる
- 選考に関する知識も豊富。内定をとるためのポイントを教えてくれる
といった魅力があります。
なかでも、たくさんの求人情報を握っているという点は重要です。転職エージェントを使わない限り、応募さえできない求人も少なくありません。
職種や業種を問わずにおすすめできるのは、マイナビAGENTです。
マイナビAGENTには
- 非公開の求人情報をたくさん持っている
- 業界・職種専任のエージェントが担当してくれる
- ホワイトな大企業の求人が多い
- 情報管理がしっかりしていて安心
といった特徴があります。
特に、業界・職種をしぼった専門のエージェントがアドバイスしてくれる点は見逃せません。転職に興味があるなら、とりあえず利用必須とみて間違いないでしょう。
※私も実際に利用してみて、かなり気に入ったエージェントさんです。面談の雰囲気も明るく優しく丁寧で、安心してお使いいただけます。
転職エージェントは、怖い存在ではなく、取り扱い注意の存在です。目的を理解して正しく取り扱えば、怖がる必要は全くありません。
やっかいな点と魅力的な点の両方がありますから、上手に活用しましょう。
では、怖い転職エージェントへの対処法について、具体的に見ておきましょう。
怖い転職エージェントへの対処法
怖い理由別に、対処法をご紹介します。どれもカンタンな方法です。
あやしい疑いへの対処法:複数エージェントの利用
そんなときは思い切って、複数の転職エージェントに登録してみてください。
- 何があやしくて、何がまっとうなのか、比較することで見えてくる
- 「この転職エージェント、やっぱり変だ」と思ったら、すぐに利用を止められる
この2つがポイントです。
私自身、実際にいくつもの転職エージェントを利用しました。
最初はいろいろと緊張しましたが、慣れるにつれて、転職エージェント側の目的がわかるようになりました。
エージェントごとの対応や反応の違いを観察するのも、なかなかおもしろかったです。
複数エージェントを使うときのポイントは
- 広く話をきくため、はじめは大手エージェントを使う
(マイナビAGENTがおすすめ) - 専門的な話をするため、次は職種や業界に特化したエージェントを使う
(専門職ならJACリクルートメント) - 提案ができるエージェントを使う
(「今の職場に残るのもアリです」「現職としっかり比較して下さい」などの発言が◎)
の3つだと思います。
電話攻撃への対処法:取り合わない
しつこい電話には、出る必要はありません。
- 「連絡はメールでお願いします」とメールする
- 「〇日の〇時に電話ください」と約束し、それ以外の電話は無視する
- 都合の良いときだけ出る
といった対応で、全く問題ありません。こちらのペースでやりとりしましょう。
まっとうなエージェントなら、メールや約束した電話で連絡が取れている限り、しつこく電話してくることはありません。
どうしても電話攻撃がやまないようなら、着信拒否して他の転職エージェントを使いましょう。転職エージェントはたくさんあるので、「選んで使う」意識でOKです。
圧迫面談への対処法:受け流す
適当に笑って受け流してください。まともに聞く必要はありませんし、条件を下げてあげる必要もありません。
ディスられ過ぎて、どうしてもイヤな気持ちになるようなら、「帰ります」と宣言して席を立ちましょう。
家に帰り、転職エージェントを変え、そのエージェントとは二度と会わなくてOKです。
とはいえ、基本的には、感じのいい、やさしいエージェントが多いので安心してください。こちらがリラックスして話せるように気を使ってくれます。
もしも圧迫気味な人に当たったら、「あーあ。ハズレひいちゃった」と思って次に行くのが正解です!
条件ゴリ押しへの対処法:「内定辞退します」
特効薬は、「そんなムチャ言うなら内定辞退します。入社したいと思っていたのに残念です。」というセリフ。
大抵のゴリ押しエージェントは、びっくりして手のひらを返しますw
その通りです。「脅かしてくるなら、脅かし返してやれ」という発想です。
…まぁ、このセリフはさすがに極端ですが、実際
- 内定までの間は、転職エージェントと2人3脚
- 入社判断の時は、転職エージェントは無視
というのが最適解です。
転職エージェントは、上手に使いましょう。
※ちなみに、多くの転職エージェントは、条件交渉もきちんとやってくれます。転職希望者と会社の両方が満足するように、がんばってくれるのが普通です。
入社強要への対処法:無視
無視してOKです。着信拒否しちゃってください。
内定辞退のステップは
- 丁寧な断りのメールをいれる
- あとは関わらなくてOK
の2つだけ。転職エージェントに、入社を強要する権利も資格も無いので安心してください。
※しつこく強引なエージェントはあまりいないので心配無用です。
その通りです。大事なのはいい意味で「利用する」こと。
振り回されずに上手に役立てて、転職活動の成功を勝ち取りましょう。
「何を聞いても、どうしても怖い!」という人は、転職エージェントを使わない転職活動をしましょう。
具体的には、スカウト待ちの転職活動です。詳しくは、以下の記事をご覧ください♪
まとめ:転職エージェントは上手に利用しよう
- 転職エージェントは、目的を知らずに使うと怖い
- でも、転職エージェントには魅力もある
- 転職エージェントの怖い行動には、目的がある
- 転職エージェントの目的を知れば、対処はカンタン
- 転職エージェントを上手に使って、良い転職活動を♪
それではまたっ!
※関連記事です
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