こんな人のための記事です。
私は、離婚を経験していることもあって「結婚しても、経済的自立は絶対に手放しちゃダメ!」派。
圧倒的に共働き押しです。
目次
結婚しても稼ぐ力を死守すべき3つの理由
まずは現状を確認してみると、専業主婦世帯と共働き世帯の世帯数推移はこんな感じになっています。
((独)労働政策研究・研修機構 統計情報「図12 専業主婦世帯と共働き世帯」より抜粋)
その一方で、ソニー生命が実施した「女性の活躍に関する意識調査」では、
- 20代女性の43.2%が専業主婦希望
- 年代全体でみても33.0%が専業主婦希望
という結果が出ています。
でも、おすすめは圧倒的に兼業主婦。共働きです。
女性も男性も、それぞれに経済的自立を守り、稼ぐ力を磨いておく。それには、3つのメリットがあります。
理由①家計にプラス
最初はもちろんコレ。1人で働くより2人で働いた方が、家計がラクになるのは当然ですね。
ベストセラー作家橘玲(たちばなあきら)さんの著書「専業主婦は2億円損をする」が話題になったこともありました。
理由②自信になる
専業主婦は、立派な”仕事”です。
掃除、洗濯、炊事をはじめ、育児や介護、近所・親戚付き合い、買い物など様々なタスクを並行して行う必要があります。
これが365日。基本的に休みなく。
けれども、周囲を見渡すと、専業主婦の中には
と自信を失ってしまっている人が少なくありません。
稼ぐ力が無いからです。(正確には、「稼ぐ力を使っていないから」です。)
例えば私の母は、結婚以来35年、専業主婦をやってきました。家事の様子は
- 栄養士資格をもっており、料理が上手。給仕の気遣いもカンペキ
- キレイ好きで、掃除は丁寧。賃貸の家でも半年毎にワックスがけをするレベル
- 洗濯物は常に真っ白でふかふか
- 実家が飲食店だったので、接客はお手の物。おもてなしが得意で、人に好かれる
といった感じ。
我が母ながら「家事レベル高すぎ」だと思われます。
ところが母はしばしば
- 自分のお金を稼ぎたい
- でも私は何もできない
といった発言を繰り返します。
私がいくら
と言っても、全く聞く耳を持ちません。”お金を稼ぐ”という話題になると「自分にはムリ」の一点張りです。
どうやら、稼ぐ力を発揮しないまま長い時間が流れたために、すっかり自信を失ってしまっているようです。
私自身は、直接お金を稼ぐことだけが”仕事”だとは思いません。
それでも、
- 実際にお金を稼いでいる
- 自分の価値提供の対価としてお金を得ている
という実感は、自信の源になりうるのだと感じています。
理由③もしものときの備えになる
夫婦それぞれが経済的に自立していると、起こり得る「もしものとき」の安心度が段違いです。(ハンパな保険なんかより、ずっと安全度が高まります!)
突然の死、病気、離婚。
みんな、当事者になるまでは「まさか自分が」と思っているものです。
例えば、私は23歳で結婚して、26歳で離婚しています。
ところが結婚の約1年前、婚約中の22歳大学生だったころは、「自分だけは離婚などしない」と信じきっていました。
アルバイト先の先輩社員(29歳、離婚経験アリ、仕事のできる美女)に
と言われたときなど、心の中で
と、つぶやいたのを、今でも覚えています。…イヤな子ですねw
死別・病気・離婚…。「もしものとき」のことなんて考えたくないのが人間です。
けれども実際に、若くても亡くなる方はいます。
心身の病や事故などに、「絶対にならない」と言いきれる人など1人もいません。
3組に1組は離婚するともいわれる世の中です。
「今、専業主婦なんだけど」という人はぜひ副業を!
もちろんです。
この記事でお伝えしたいのは
- 〇「稼ぐ力はあった方がいい」というメッセージ
- ×「フルタイム正社員で働くべき」というメッセージ
なんです。
政府主導の「副業解禁」の流れもあって、今、会社員をしながら副業を始めようという人は増えています。
なかでも、ネットビジネスは、専業主婦の副業にピッタリです。
- 時間と場所に縛られにくい
- 最初に大きな投資が必要ない
- うまくいけば大きく稼げる
もしも利益が出なくても、今まで通り「専業主婦」を続ければ良いだけ。リスクはほとんどありません。
まとめ:経済的自立は超重要!
「専業主婦か?共働きか?」への回答は、「圧倒的に共働きがおすすめ!」です。
理由は3つ。
- 家計にプラス
- 自信になる
- もしものときの備えになる
一方で、「今現在、専業主婦なんだけど…」と言う人には、副業がおすすめ。
大事なのは、”稼ぐ力を失わないこと”であって、”フルタイム正社員で雇用され続けること”ではないからです。
今は、会社員も、”人生の保険”を考えて副業を始める時代。
同じように、専業主婦も、副業で”人生の保険”を考えておくのは、悪くない選択肢だと思います。
しっかり”稼ぐ力”を磨き上げて、安心の生活を手に入れちゃいましょう。
それではまたっ!
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