蔵王産業 2021年3月期第3四半期決算(2021年1月29日公表)
ざおうさんより2020年4月1日~2020年12月31日の業務報告が届いております。
経営成績について

当第3四半期 前第3四半期
売 上 高 51.2億円 52.0億円
営業利益率 13.5% 13.3%
1株純利益 77.66円 77.79円
配当 22円(中間)+23円(期末予想)
コロナ禍で苦しんでいたざおうさん、回復してきました。
営業利益ベースで
- 1Q:前期比45.2%減益
- 2Q:前期比16.7%減益
- 3Q:前期比0.3%減益
という感じで、グングン良くなっています。

4Q入って再び緊急事態宣言が出ていますので、今後の見通しが気になるところですが、ざおうさんからは
今冬からの世界的な感染再拡大を受け国内においては1月に緊急事態宣言が再発出されたこともあり、先行きは極めて不透明な状況となっております。
くらいのコメントしか見当たりません。

財政状態について

当第3四半期末 前期末
総 資 産 132.6億円 140.6億円
1株純資産 2,008.16円 1,933.16円
自己資本比率 86.7% 86.1%
A(※)/総資産 44.0% 45.8%
※A=現金預金+有価証券+投資有価証券
相変わらず盤石の財政状態です。経営成績の苦しい時期が少々あったくらいではビクともしません。
ざおうさんの事業は、環境クリーニング機器の販売等。
お客さんにはビルメンテナンス業者さんも多いことから、コロナ禍をきっかけとしたオフィスの減少が長期的なトレンドになれば、

と心配していたのですが、個人的には「今回の決算発表を見る限り、そこまでの心配は要らないかな?」という気持ちになってきました。
そういう前提で考えるなら、

安心の財務基盤です。
今後の見通し
業績予想

期末予想に対する進捗は
- 売上:79%
- 営業利益:92%
- 経常利益:91%
- 当期利益:91%
という感じ。
直感的には「いや、期末までまだ3か月あるわけで、もう少し利益伸ばせるんじゃ…?」という進捗率ですね。

ともかく、こびと株オーナーは、予想比プラスの期末着地を期待しています!
配当予想

ということで、前期比26%の減配予想も維持されました。
こびと株オーナーとしては、

というのが、本音のところ。
- 「期末に利益伸びてたら、減配取り消してくれるかな!?」
- 「まぁ今期は諦めてるけど、来期以降ちゃんと元の水準に戻してね~」
という感じです。

それではまたっ!
(参考:蔵王産業株式会社 四半期決算短信等)
「簿記」という会計の基本ルールを学ぶことです。
遠回りに感じるかもしれませんが、基礎をきちんと固めることが、結局は一番の近道。
興味のある人は、ぜひチャレンジしてみて下さい!
分散が鉄則の高配当株投資。ざおうさんみたいな子が減配したとき、「業績は戻ってるから、来年の配当は戻るかな」くらいの気長な気持ちでいられるのも、十分に分散されたポートフォリオを持っているからこそです。
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