こんな人のための記事です。
「実はとっても変化が怖い。」…こういう人、実は少なくないんじゃないでしょうか?
口では
- 変わらなきゃダメだよ~
- 現状維持は衰退だからね
- 変化していくことが大切だと思います
- 変わってくれなきゃ困るよね
なんて言ってはいるものの、本当の本当は変わりたくなんかないというタイプです。
- 毎日同じパンを朝ごはんにして
- 毎日同じ電車で会社に行って
- 毎日同じお店でランチして
- 毎日同じテレビを見る
「ちょっと退屈だなー」「新しいこと始めなきゃなー」「会社もほんとスピード感ないけど、どんどん変わってほしいよなー」なんて言ってみるけど、変わるなんて怖すぎる。
多少不満のある毎日でも、今と同じ日々が安心。具体的な変化プランを示されたら、即効で逃げたい。
けれども、どんなに怖くても、変化なしにこの時代を生き抜いていくことはできません。
今日は、
- 変化怖い時に考えるべきこと5つ
- 変化が怖いときの対処法3つ
について、まとめていきます。
私はビビり!?変化が怖いと感じた5つのシーン
まずは私こびと株自身が、どれほど変化を怖がるビビりかについて大公開いたします。
- 「オレもだよ、そうなんだよ!」と思って下さる方
- 「え~、それはビビりすぎじゃ?」と苦笑いされる方
いろいろいらっしゃるとは思いますが、「こんなレベルのビビりでも変化できるなら、僕なんか楽に行けるかも」と感じて頂ければ幸いです。
シーン①会社で組織変更があったとき
私は入社以来約6年半、同じ部署の同じ課で働いていました。
その間、
- 派遣さんが入れ替わったり
- 先輩が産休に入ったり
- 他部署から人が移ってきたり
- 新入社員が入ってきたり
と、多少のメンバー変更はありましたが、
ので!
7年目の夏の日。夏休み明けの眠たい昼下がり。(私の居た課の8月は、閑散期でした)
と言われたときの衝撃は、相当なモノでした。
- 私自身の異動はない
- 上司は変わらない
- 課の仕事は一通りわかっている
- 新しく優秀な先輩が異動してくる
にも関わらず、「組織が変わる」「課員の半数が入れ替わる」というだけで、
という情けない心理状態に陥ったのでした。
そしてこれが
と気が付くきっかけになりました。
シーン②引っ越しをしたとき
私は社会人になって以来、計4回の引っ越しをしています。
そしてそのたびに
じんましんと風邪のダブルパンチです。メンタルも落ち込んでどんよりしてしまいます。
私はとにかく「変わりたくない」子のようです。
シーン③チームに新しい人を迎えたとき
実は組織変更どころか、課に新人を迎え入れるだけでもドキドキです。
というレベルw
だって、
- 10人弱の課に1人が与えるインパクトって大きいし
- 人が変われば私の仕事の内容も影響を受けるし
- 仲良くなれるかわかんないし
だってだってだって…!不安なんだもん!!
というわけです。
と思う冷静な私と、不安にパニクる私が同居している感じ。なかなか厄介です(笑)
シーン④友人が結婚したとき
学生時代からの友人が結婚したときも
という不安でモヤモヤしたことがあります。
ちなみに、この「学生時代からの友人」は女性です。「ちょっと気になってた男友達」とかではないです!(笑)
ついでに、当時は私自身も結婚してました。「あの子が先に結婚するなんて…」みたいなモヤモヤではないです!(笑)
…じゃあ一体、何にモヤモヤしたというのか?
答えは簡単。
です!
「今のままが好き。」というのは人間の本能ですが、程度問題だと思います。はい。
シーン⑤1時間の残業が3日間続いたとき
私は2016年以降、ほとんど残業をしていません。
「よし、残業は止めた。」と心に決めて以来、繁忙期には月間100時間近かった残業を、年間10時間未満に削減しました。
ところがある時、「どうしようもないトラブル」による「やむを得ない残業」が3日間ほど続きました。
1日あたりの残業時間は、1時間程度。どう考えても問題になるレベルではないのですが…
と、眠れなくなるほどに思いつめてしまったのでした。
変化が怖いときに考えるべき5つのこと
たぶん、考えるべきことはこの5つ。
良くなるか・悪くなるかに関わらず、「変わること」が怖い
1つめは、私が怖がってるのは
だという事実です。
変化には、
- 良い変化と
- 悪い変化
があるはずです。悪い変化を恐れるのは仕方ないにせよ、良い変化を恐れる理由はありません。
変化の内容を見きわめて、悪い変化だけを恐れるならともかく、変化そのものが怖いというのは、
です。
こういうタイプの人は、自分自身が意味のない怖がり方をしているのを、自覚しておいた方が良いでしょう。
変化が怖いのは動物として当然
2つめに考えるべきは、それでも「変化が怖い」と感じる自分自身を、責める必要はないということ。
なぜなら、変化を避けたがるのは
だから。
心理学で、「自己保存の本能」なんて呼ばれる言われるやつですね。
今まで通りを心地よく感じるのは、「動物なんだから当たり前」と自分を許しつつ
という気持ちを忘れずにいたいところです。
「変わらない毎日」は幻想
3つめに考えたいのは、
ということ。
みんな本当は気がついていることですよね。
- 今やっているのと、まるっきり同じ仕事は二度とないし
- 隣の人との関係は、この瞬間にも少しずつ、積みあがったり壊れたりしている
要するに、
わけで、変わらないのは「変わらないなんてムリ」ということくらい。
「今のままじゃないとヤダ!」って叫ぶのは、たぶん「今日は太陽しずむな!」っていうぐらいメチャクチャなことなんだと思うのです。
選び取る変化or強制される変化
「変わらない」ことが不可能なら、私たちの行きつく先は2つしかありません。
- 変化を選び取るか
- 変化を強いられるか
自分の足で踏み出すのか、誰かに引きずられていくのか。選択できるのはそのどちらかだけというわけ。
変わることの嫌いな私たちも、どこかで腹をくくらねばならんということですね。
「本当は変わりたくない」は本当か?
ところで、最後にもう一度考えて見たい問いかけがあります。
自分が本当に望んでいることを知るのは、意外に難しいものです。
不安、恐怖、ムダなプライド…。そういった表面的な感情を乗り越えていかないと、見えてきません。
一度、立ち止まって考えてみましょう。
変わりたくないなんて、ホントのホントの本当?
変化が怖い私の3つの対処法
決意①怖がる自分を認める
まずは、「怖がる自分を認める」決意。
人間、他人に対してはもちろん、自分自身に対しても、ついついカッコつけちゃうものですよね。
- 弱い自分
- ダメな自分
- 変化が怖い自分
こういうのは、あんまり認めたくないし、できれば目をそらしておきたい。でも、自分の弱点から目をそらし続ける限り、その弱点を乗り越えるのは難しい…。
ここはスッパリ認めちゃいましょう。
弱点は、弱点として認め、受け入れる。この決意が、弱点克服の第一歩です!
決意②怖がる自分に注目しない
2つめに心に決めるのは「怖がる自分に注目しない」こと。かまいすぎないということですね。
もちろん、大きい変化に向かうとき、自分に対するケアは欠かしません。ストレスが高い状態が続くので、
- いつもより、ゆっくりお風呂に入る
- リラクゼーションサロンに行く
- 気の知れた友人を誘ってちょっとお高いランチを楽しむ
- 睡眠時間を長めにとる
といった工夫をして、自分をなだめてあげる感じですね。
その一方で、「だってイヤだ」「不安だ」「怖い」と騒ぐ自分に対しては、スポットライトを当てすぎないように気を付けています。
自分で自分を扱うスキルを、どんどん磨いていきたいと思っています。
決意③怖い。それでも変わる
最後はコレ。「怖くてもいいけど、それでも変わる」と決意するということ。
- 変化が怖い。それはOK。自分を許してあげたいと思う。
- 「だからいつまでもその場に留まろうとする」のはNG。
変化からは逃げられません。どうせ逃げられないなら、その結果失うナニカではなく、その結果手に入れるナニカについて考えたいものです。
手は、2つしかありません。
何かを握りしめている限り、新しいものを掴むことはできません。
自分の手で、選んだ何かを掴み取るために。
「変化が怖い!」まとめ:怖いのは当たり前なので受け流すのが◎
結局のところ、変化が怖いのはどうしようもありません。
ただ、その後の行動は変えられます。
- 変化が怖いから、なるべく動かない
- 変化が怖いけど、自分の足で一歩踏み出す
どちらを選ぶかで、未来は大きく変わっていくことでしょう。
変化が怖いのは本能かもしれないけど、人間は本能だけで生きてるわけじゃないですからね。
私たちが今選び取るべき変化は、どんな変化でしょうか?
- 朝の挨拶の仕方?
- お昼ご飯のメニュー?
- 転職しちゃうこと?
- スキルアップへの行動開始?
- 倹約スタート?
- 副業への取り組み?
- 資産運用へのチャレンジ?
小さいモノから大きなモノまで、1つ1つの変化が、何年か先の私たちを作っていくわけです。
それではまたっ!
※関連記事です。ぜひ、興味のあるものを選んで、変化に向かった一歩を踏み出してみてください!
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