こんな人のための記事です。
この記事では
- 勉強はできないのに、仕事ができる人
- 勉強はできるけど、仕事はできない人
の違いをまとめていきます。
目次
違い①仕事ができる人は失敗を恐れず、勉強ができる人はカンペキを目指す
勉強はできないけど仕事ができる人
勉強はできないけど仕事ができる人は、とにかく行動が早いです。
- うまくいくかな、いかないかな…
- 失敗したらイヤだな…
- ”やらない方が良い理由”が37コくらい見つかって…
こうやってイジイジと悩み続けていることはありません。
勉強はできるけど仕事ができない人
勉強はできるけど仕事ができない人は、カンペキ主義と責任感を取り違えがちです。
- 全て満点をとりたい
- 自分なら満点をとれるはずと思っている
- 人のアドバイスを受け入れるのが苦手
- ベストな答えを見つけるまで行動できない
カンペキを目指して、「情報収集」や「準備」を続けるばかりで、ちっとも行動に移れない。
100点をとれる自信がつくまで、人に見せたり世に問うたりはできない。
これでは、現実の仕事はなかなかうまく回りません。
違い②仕事ができる人はリソースを集中し、勉強ができる人はオール5を目指す
勉強はできないけど仕事ができる人
勉強はできないけど仕事ができる人は、興味のあることだけに没頭します。
没頭して、その分野でそれなりの成果をあげてしまえばコチラのもの。
周囲も
と思うようになります。
結果、彼のもとには得意な仕事ばかりが集まり、彼は快適に成果を上げ続けるというわけです。
勉強はできるけど仕事ができない人
勉強はできるけど仕事ができない人は、何事もまんべんなくクリアしたがります。
オール4~5の通知表を目指して、苦手分野のケアに熱中してしまうわけです。
苦手なことと向き合い続けると、
- 精神的に苦しい
- 時間がかかる
- 目を引く成果にはなりにくい
と良いコト無し。周りからも
と苦い顔をされるハメになります。
違い③仕事ができる人は思考を深め、勉強ができる人は知識を深める
勉強はできないけど仕事ができる人
勉強はできないけど仕事ができる人は、様々な場面を学びの機会にします。
- 直接仕事と関わりの無い人とのコミュニケーション
- 日々目にするTVや雑誌の情報
- 街行く人のファッション
あらゆる情報を思考のヒントにして、自分の仕事にあてはめていきます。
勉強はできるけど仕事ができない人
勉強はできるけど仕事ができない人は、いわゆるノウハウコレクターになりがちです。
本人は一生懸命に仕事の知識・ノウハウを集めまくっているのですが、それを現実にあてはめる想像力が足りません。
- 知識を振りかざして高飛車になる
- いわゆる”意識高い系”と化してウザがられる
- 理屈通りに動かない現実に疲れ果てる
こういう不幸な副作用もありがちです。
違い④仕事ができる人は加点方式、勉強ができる人は減点方式
勉強はできないけど仕事ができる人
勉強はできないけど仕事ができる人は、新しい仕事に対して前向きです。
なぜなら、自己評価の方法が加点方式だから。
- とりあえず、チャレンジしたオレ+1点
- ワンステップ進めたオレ+1点
- 失敗しちゃったオレ+0点
みたいな感じです。
勉強はできるけど仕事ができない人
勉強はできるけど仕事ができない人は、ひたすらミスにこだわります。
- 自分のミスにいつまでも悩む
- 他人のミスを執拗に追及する
これは、減点方式の発想をしているから。
違い⑤仕事ができる人は環境を選び、勉強ができる人は環境をグチる
勉強はできないけど仕事ができる人
勉強はできないけど仕事ができる人は、「環境を選ぶ」ことに自覚的です。
合わないと判断すれば、異動・転職等を含め、環境を選び直すことに迷いはありません。(あるいはパワーを発揮して、その場の環境をつくりかえてしまうこともあります)
- 人には向き不向きがあり、向かない場所での努力は報われにくいこと
- 自分を活かせる場所で働くことが、成果を出す一番カンタンな方法だということ
を知っているからです。
勉強はできるけど仕事ができない人
勉強はできるけど仕事ができない人は、やたらと上から目線のグチを口にしがちです。
仕事がうまくいかないとき、環境に責任を押し付けたくなるのは自然な心理ですが、見苦しいのもまた事実。
聞いている同僚には「やっぱりコイツ、ダメだな…」と思われてしまいかねません。
まとめ:勉強はできるけど仕事ができない人vs勉強はできないけど仕事ができる人
私がこの記事を書いた1番の理由は、「勉強はできるけど仕事ができない」と悩む人の役に立ちたかったから。
なぜなら私自身が、まさにそのタイプだったからです。
一般に、学生として過ごす期間(≒勉強ができればOKな期間)は十数年です。
一方で、社会人として過ごす期間(≒仕事ができる必要がある期間)は40年前後。
勉強よりも仕事が重視される期間が、圧倒的に長いわけです。
この記事を書くにあたって、「勉強はできるけど仕事ができない」タイプとして参考にしたのは、こんな人たち。
- 役に立たない会計士さん(複数)
- 新人時代の私
私の新人時代の仕事のできなさについては、以下の記事にまとめてあります。よろしければ読んで笑ってやって下さい
勉強ができること自体は、もちろん武器になります。
学んできたことそのものだけでなく、
- 学ぶ力
- コツコツ継続する力
- 暗記力
など、勉強ができた背景にあるものも、仕事の役に立てられるはず。
それらを上手に活かしつつ、必要なことを磨いていけば、希望はあるのです。
この記事が、自分が磨くべき部分はどこなのかを考えるヒントになれば嬉しいです。
それではまたっ!
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