こんな疑問に答えます!
私こびと株と簿記の付き合いは
- 高校の授業で、簿記と出会う
- 高校2年生で、簿記3級合格
- 大学2年生で、簿記1級合格
- 簿記1級を使って、一部上場企業経理部に内定!
という感じ。簿記自体にも簿記を使った就活にも、かなり詳しい方です!
目次
簿記1級ホルダーの就活体験談
まずは私自身の体験談から。
私こびと株の就職活動の状況をカンタンに言うと
- 切り札「簿記1級」を持っている
- それ以外は結構ヤバイw
という状態でした。
ヤバさ①就活時期
私の就職活動時期は、ハッキリ言って最悪でした。
リーマンショック後の就職氷河期で、どの企業も採用を絞っていた時期です。
- 何十社受けても、内定がとれない
- 最終面接でも、落とされまくる
(先輩は「最終面接まで行けば受かったようなもの」って言ってたのに…) - ツテがある会社でも、落とされる
- イヤミな面接官が多い
(買い手市場なので、採用側が横柄になる)
など、あちこちから悲鳴が聞こえていました。
悪いことに、先輩の話を聞けば聞くほど混乱するような状態でした。1~2年前までは好景気でしたから、先輩たちの頃と私の頃で、就活事情がずいぶん変わっていたのです。
ヤバさ②就職先に求める条件
そんな状況での就活なのに、私はかなりワガママに条件をつけて、志望企業を絞っていました。
- 文系だけど、営業はイヤ
- 勤務地は、東京じゃないとイヤ
- でも一般職はイヤ
- 一部上場企業がいい
- つぶれそうにない会社がいい
- 業績の安定しない業種はイヤ …etc.
何百社もチェックしましたが、全てのワガママが通りそうな会社は、3~4社程度。倍率は何百倍の世界です。
ヤバさ③ESの苦手さ
「①悪い時期に、②ワガママを通して、就活しようっていうんだから、選考試験に自信があるんだよね?」と思うじゃないですか。普通。
でも私、選考試験には全然自信がありませんでした。
例えば、エントリーシート。
なんとなく不安だったので、興味がない会社にもたくさん送りつけていましたが、内容はほぼコピペ。志望度が高い会社のエントリーシートも、めんどくさいので、コピペ。
毎日毎日、「コピー&ペースト→手直し→送信」を、延々と繰り返していました。
さらに、当時の私には文章力がカケラもありませんでしたので、
- 1つの文が、200文字もある
- 問に対する回答が、明記されない
- 間違った日本語が、散りばめられている
みたいな、何を言ってるのかよくわからない文章ばかりでした。
①1つの文が200字って、原稿用紙1枚に2文しかないってことですからねwものすごい読みにくさですよ!
ESなのに、②問に対する回答が明記されてないって、意味わかんないですよ!…読まなきゃだった人事の人が、お気の毒です。
③日本語間違ってるのも、致命的ですよね。…主語と述語がかみ合ってないぞ?「コミットを発揮する」ってなんだ?…今になって見返すと、恥ずかしいものばかりです。
ヤバさ④面接の苦手さ
さらにひどかったのが、面接やグループディスカッション。
今でこそ、仕事で鍛えられてずいぶんマシになりましたが、学生時代の私はとにかく人見知り&コミュ障だったんです。
インターン先の会社でも「コミュニケーション能力を鍛えるべき人」チームに入れられました。
就職後も複数の先輩・上司に「もうちょっと上手に周りの人とコミュニケーションとってよ…」と注意されました。
初対面だと
- 「にへらっ」として引きつった笑顔で、何も答えない
- 基本無言なのに、突然めっちゃ早口でしゃべりだす
- しどろもどろになって、自分が何を言っているのかわからなくなる
みたいな子でしたからね。
面接・グループディスカッションの出来は、お察しの通りです。
ヤバさ⑤メンタルの不安定さ
当時の私は、
- 母が病気をしたり
- 父と大ゲンカしたり
- 彼氏に泣かれたり
とにもかくにもトラブルまみれでした。
そんな中での就活とくれば、メンタルが安定するはずもなく…。
妙に落ち着かなかったり、面接をすっぽかしたり、なかなか困った就活生でした。
いろいろあったけど、就活の結果
一言でいうと、簿記1級効果ありすぎワロタwって感じです。
この時点で就活を辞めたので、GETした内定は1件です。けれども、「残り最終面接のみ!」みたいな会社が2ケタありましたから、就活の結果はまずまずだったと言えると思います。
ちなみに、エントリーシートは、8割方通りました。文章はひどいありさまだったので、資格欄が光っていたのだと考えています。
そして面接では、必ず簿記1級について聞かれました。間違いなく、注目ポイントだったわけです。
簿記1級ひとつで、
- 難関試験に受かる優秀さがある
- ビジネスの基本である会計を理解している
- 勉強熱心で前向きである
- 就職に対して意識が高い
- 計画性があり、努力できる
といったことを総合的にアピールできるからです。
※ちなみに、簿記の級別の就活有利レベルは、以下の記事にまとめてあります。よろしければご覧下さい。
簿記1級ホルダーはココをねらえ!簿記1級の就活への活かし方
私が受けた100社以上の会社中で、選考の通過率が高かったのは、職種の希望を聞いてくれる会社です。
「最初は全員営業だ!」みたいな会社の選考は通らず、「専門職に適した人はいないかな?」みたいな会社の選考はよく通りました。
- 経理専門職
- コーポレートスタッフ
- コンサルタント
このあたりをピンポイントで募集している会社が、簿記1級保持者にとってのねらい目でしょう。
一番簡単なのは、経理採用やコーポレートスタッフ採用の試験を受けることですね。
簿記1級を持っている学生は少ないです。経理採用を受ける学生でも、簿記2級までしか持っていない人がほとんどです。
簿記1級があるだけで、大きくリードすることができます!
業界で言えば
- 銀行
- 証券会社
- 保険会社
- コンサル
などでは、簿記資格が評価されやすいと思います。
一方、
- 食品会社
- ウェディング関連
などでは、評価してもらいにくい可能性があります。
簿記1級は、就活を有利にするだけではありません。
その後の人生でも、
- 転職活動で使える
- 昇進につながる可能性もある
- 家計管理や資産運用がスムーズになる
- 専門家として生きられる
- 副業を始めたときに役立つ
など、いろいろなメリットがあります。
【簿記1級を取るなら】コスパ重視での時短学習がおすすめ
「簿記1級を勉強してみようかな」というあなたに、ひとつだけアドバイスがあります。
特に、
- 簿記1級を就活に使おう
- 今後は簿記が活かせる仕事をしていこう
と考えている人は、よくよく気を付けてほしいポイントです。
簿記1級は、独学でとってはいけません。
簿記1級は独学NG
私自身は、簿記1級を独学でとりました。実際、かなり後悔しています。
- とても大変で、コスパが悪い
- 理解度が低く、受かっても実務に使えない
というのが主な理由です。
※詳しくは、コチラの記事↓をどうぞ。
簿記1級は難関資格です。試験範囲が広く、内容がややこしく、合格率が低い(5~10%程度)です。
私自身も、初回受験では不合格になっています。ほんとに挫折しかけました。
せっかくやる気になった簿記1級、挫折してしまっては元も子もありません。
きちんとフォローを受けられる、優良なスクールを活用するのが賢いやり方です。
また、仮に独学で受かったとしても、独学とスクール利用では理解度に差がつきます。スクールの講師の解説は、練り上げられたノウハウなのです。
私は、独学で勉強したため、合格しても簿記の本質が頭に入っていませんでした。試験テクニックばかり身に着けてしまったわけです。
実際、経理で働き始めてから、理解度の低さに苦しみました。実務で使える知識になっておらず、結局スクールに通いなおすハメになりました。
これから簿記1級を受験するあなたには、同じ間違いを繰り返してほしくありません。
どうぞ、優良なスクールを活用してください。
簿記1級を学ぶのに最適なスクール
タイプの違うスクールなので、自分に合った方を選んでほしいと思います。
というイメージです。
資格スクールのパンフレットには、合格者体験記などネットでは手に入らない良質な情報が含まれているので、是非請求してみて下さい。
私の個人的なおすすめは、断然クレアール。理由は、最強にコスパが良いからです。
忙しい中でも勉強が続けられるよう、時短のための工夫が散りばめられています。
科学的に解析され、厳選された超効率的な学習法で、「合格に必要な範囲だけを勉強する」ことを目指すのがクレアール。
- 効率重視で合格したい
- 忙しくて時間がない
- 費用を抑えて取り組みたい
という人に向いています。「満点」ではなく「合格」をねらうイメージです。
WEB通信での学習が基本なので、スマホ学習でスキマ時間を活用できますし、早見再生で時間短縮もできます。音声のみのデータも用意されています。
こういうちょっとした利便性が、合格と挫折を分けたりするのですよね。
※資料を請求すると、無料でサンプル教材がもらえます。見てから決めればOKなので、とりあえず請求だけしておきましょう。
一方、
- 通学で学びたい
- 試験範囲全体を理解したい
- 大手の安心感が欲しい
という人は大原を使って下さい。
私も通ったことがありますが、講師がめちゃくちゃ良くて感動ものでした。
簿記2級でも、就職活動は有利になります。
履歴書の資格欄が真っ白(もしくは「普通自動車運転免許」のみ)の学生が多い中、「簿記2級」はキラリと光る資格です。
それでも、簿記1級ほどの切り札感がないのもまた事実。簿記2級だけで内定の決め手になる可能性は低いと思います。
まとめ:簿記1級最強…!!
簿記1級は就職活動の切り札になります。
簿記1級をとるなら、就活に間に合わせるべく、最短距離を走るのが◎。
簿記1級への最短距離は、クレアールが教えてくれます。
私の知る限り、クレアールの利用は、間違いなく簿記1級合格への最短距離です。
まずは資料請求で、講義のサンプル教材を入手してみて下さい。無料なので、本当に活用するかどうかは、サンプル教材をチェックしてから決めればOKです。
そのためにも、簿記1級の取得はマジでおすすめです。
それではまたっ!
※関連記事です。
「簿記の勉強してみようかな」というあなたは、以下の記事を参考にしてみて下さい。
「簿記1級に挑戦中!でもちょっと悩みが…」というあなたは、以下の記事をどうぞ。
「簿記1級は取得済み。でもやっぱり就活が不安。」というあなたには、以下の記事をおすすめします。
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