リアルの生活の中で、こんな相談(?)を受けることが度々あります。
私自身が
- 小学校:特に苦労なく優等生
- 公立中学校:主要5科目はほぼオール5
- 公立高校:塾には足を踏み入れず、志望校合格
- 大学:塾通いナシで慶応大学に現役合格
という感じで、いわゆる成績の良い子だったせいだと思われます。
※順風満帆だと思っていたのですが、社会に出た後、仕事で干される・離婚を経験する・会社不適合者であることに気づくといった感じで、急に人生ハードモードになっています(笑)
相談を受けて考えてみると、両親がしてくれたことで、
と思われるコトが5つ見つかりました。
ウチの親が、どこまで「成績にプラスの影響がある」という考えで動いていたかは不明ですが、
- 学校の成績が上がるのはもちろん
- 生きていく中での能力の基礎が作られ
- これからも、世の中の変化に関わらず役に立つだろう
と感じているコトなので、超感謝であります。
目次
親がしたこと①図書館通い
毎週末、私を連れて図書館へ通っていました。
おそらく、「子どものため」にやっていたわけではないと思います。
父が本好き&倹約家だったので、タダで本が手に入る図書館に父自身が行きたかっただけかと。(笑)
ともあれ、幼稚園時代から「図書館」の存在が当たり前に生活に組み込まれたことで、私の中には自然と「本は面白いモノ」という感覚が根付きました。
多くの子どもは、紙芝居をみたり、絵本を読んでもらうのが大好きです。
- 紙芝居を見る
- 絵本を読んでもらう
- 絵本を読む
- 本を読む
この4段階をスムーズに移行していけば、当たり前に「本は楽しいモノ」と感じることと思います。
図書館に毎週通うことで、私はごく自然に本好きへの道を歩みました。
成績と人生への影響
私にとって、本は食事と同じです。
- 毎日必ず必要
- イチイチ内容は記憶してないけど
- 確実に心身を作っている
こういう感じですね。
フィクション、ノンフィクション、ビジネス書、なんでも好き。
ペースはその時々で変わりますが、小学生の頃は月50冊程度、現在でも月10~30冊くらいは楽しんでいます。
こうなってくると、放っておいても成績は上がります。
こう言い切る人もいるくらいです。実際、
- 教科書が読める
- 書いてある内容がわかる
- わからなければ調べられる
ので、勉強に苦手意識をもつことはありません。
さらに、「本を読むのが好き」という個性は人生を明るくしてくれます。
- お金がかからない
- 一生退屈しない
- 学びと成長がハンパない
勉強にも、ビジネスにも、日々の暮らしにも、生き方にも…プラスの影響がありすぎて数えきれません。
親がしたこと②おしゃべり
ウチでは毎週、休日の夕食に3~4時間をかけていましたw
ご飯をつまみながら、家族3人絶え間ないおしゃべりの時間です。
この習慣は、私が幼稚園児の頃から変わらず
- 子ども向けの話題選びをしない
- 子ども向けの言葉遣いはしない
- 子どもにも意見を述べさせる
のが常でした。
難しい言葉や複雑な話題になると、子どもは当然
- それは何?
- なんで?
- どういうこと?
と聞きまくります。
親にしてみれば、イチイチ説明をするのはメチャクチャ面倒だったことでしょう。
ずいぶん根気よく付き合ってもらったと思います。
成績と人生への影響
この大量のおしゃべりは、私に
- 知っている言葉の数が増える
- 知らないことも推測する力がつく
- 自分の意見に価値があると思える
- 意見を伝えるために必要なものを学べる
といった影響を与えたと思われます。
どれも、成績にも人生にも多大なプラスの効果がありました。
親がしたこと③算数を教える
幼稚園の年長さんから小学校6年生まで、私の勉強は父が面倒をみていました。
メインは算数。あとは漢字の書き取りくらい。
- 算数を教えて
- 1週間分の「宿題」の〇つけをして
- 漢字(幼稚園のうちは、ひらがな・カタカナ)のテストをする
毎週末、必ず1~2時間の家庭教師です。
成績と人生への影響
- 勉強は毎日するもの
- 勉強は家でするもの
という感覚が身に着きました。
おかげで私は高校受験・大学受験でも塾を必要としませんでした。
また、大学生時代も社会人になってからもほぼ休まず、なんらかの勉強を続けています。
親がしたこと④「やることやったの?」チェック
小学生の頃、遊んでいるとよく母に言われました
言われれば、小学生は考えます。
「やることって、なんだ?」「やることが済めば、遊んでてもいいらしい」。
”やること”の中身は、
- 父から出された課題
- 学校の宿題
- 明日の持ち物の準備
- ピアノの練習
- お手伝い
などですね。
成績と人生への影響
この問いかけのおかげで、私は自己管理ができるようになりました。
人に指示されたり、細かに見張られたりしなくても、
- やるべきことはなんだ?
- やるべきことは終わったのか?
を考えながら生活できるようになったわけです。
こうなると、自習ができるので成績は上がりやすいですよね。
中高生になってからも
なんて言われなくても、必要な勉強を必要なタイミングで判断するようになります。
社会人になってからも
- 「ついつい後回し」が少ない
- 日々コツコツと努力するのは当たり前の習慣
- 仕事の優先順位を間違えにくい
といったメリットがあります。
親がしたこと⑤実力行使をしない
両親に叱られたことは、数えきれないほどあります。でも、ウチの親は
- 叩いたり
- 食事を抜かせたり
- お小遣いを取り上げたり
- 家から追い出したり
こういった実力行使を、一切しませんでした。
成績と人生への影響
成績を上げるには、その教科の学習をする必要があります。
学習の際にもっともよく使う道具は、言葉です。
これが私の持論です。
親が言葉で叱る。子どもはそれに対して、謝ったり、言い訳したり、反論したりする。
この過程のなかで、子どもは、言葉で表現することの大切さを覚えます。そして、言葉で表現しようと努めるからこそ、思考力が鍛えられるのです。
まとめ:マジで親に感謝
今回記事をまとめてみて、
そんな風に感じました。
※もちろん私自身の努力もあったことを付け加えておきます!w(エヘン)
親がしてくれたことで、成績アップと深い関係があったと思うのは、この5つ。
- 図書館通い
- おしゃべり
- 算数を教える
- 「やることやったの?」チェック
- 実力行使をしない
子育て中のみなさまに、少しでも参考になる点があればうれしいです。
本は、マジで、最強。
それではまたっ!
※関連記事です
Follow @kobito_kabu