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こんな人のための記事です。
リストラ対応の結論は
でしょう。
この記事では
- リストラが始まってから手を打とうとしても遅すぎる事情
- リストラが始まる前にやっておくべき準備7選
を解説していきます。
リストラが始まってからでは遅すぎる
こういう考え方は、とっても危険。
勤め先でリストラが始まった「後」の対応は、手遅れになる可能性がかなりあります。
リストラは、実際に増えている
コロナウイルス感染拡大による景気悪化を受けて、多くの会社員の本音は
- リストラは怖い
- でもたぶん、自分の会社は大丈夫だろう(根拠は特にないけど)
といったところではないでしょうか?
「不安はある。でも、きっと自分に不幸は起こらない(と思いたい)。だからちょっと様子を見よう(あんまり考えたくないし)。」という感じですね。
でも、ちょっと冷静になって現実を見つめてみましょう。
最近ではアメリカでツイッターが社員の約半数を解雇して大きな話題になりました。facebookのメタやアマゾンも1万人規模のリストラに踏み切っています。
GAFAMのような巨大IT企業でも、リストラは他人事ではなかったのです。
日本だって例外ではありません。日々のニュースを眺めているだけでリストラの増加は明らかです。
- ホンダ
- 富士通
- JT
- パナソニック
- LIXIL
- 東芝
など、感染症拡大の影響もあり、ここ数年のうちに名だたる企業でリストラが行われました。
2020年・2021年は1.4万人を超える規模の早期希望退職者募集が行われ、2022年は少し落ち着きを取り戻した状況です。
しかし、上場企業や中堅企業で、業績が黒字でもリストラを行う企業が目立ちます。
コロナリストラが落ち着いたからといって、油断は禁物です。
(参考:東京商工リサーチ「1-9月の「早期・希望退職」募集は33社 コロナ前の水準まで減るものの5割超が「黒字企業」」)
リストラが始まる前の準備が重要①リストラの対象になった場合
実際に、勤め先でリストラが始まった場合のことを考えてみましょう。
パターンは2つ。
- 自分自身がリストラの対象になるか
- 自分自身はリストラの対象にならないか
どちらかしかありません。
自分自身がリストラの対象になった場合に、それでも良好な精神状態を保てるのは、事前準備をしていた人だけ。
それ以外の人は、
- 退職勧奨を受け入れるべきか?居残るべきか?
- 受け入れたら、今後の生活はどうなるのか?
- 転職先はあるのか?
- 家族は、親戚は、友人・知人は、なんと言うだろう?
- 居残った場合、待遇はどうなるのか?
- 居心地はどうなるのか?
- 同僚や部下、後輩からはどう見えるだろう?
- 自分は会社にとって価値のない人材だったということなのか?
- 今までの仕事人生は何だったんだ?
などといった悩みで
この状態から、
- 落ち着いて前向きに、自分のキャリアを見つめる
- 必要な情報を的確に判断し、転職活動等を行う
- よりよい内定先をGETし、次の職場で活躍する
という方向へ素早く切り替えていける人は、少数派でしょう。
リストラが始まる前の準備が重要②リストラの対象にならなかった場合
そうはいかないのが、リストラのキツイところです。
- 社内の雰囲気が悪化する
- 辞めた人の分だけ仕事が増える
- でも給料は上がらない
- リストラは一度キリとは限らない
ということで、早かれ遅かれ「このままこの会社に勤め続けて大丈夫かな?」という疑問を抱くことになるでしょう。
疑問を抱いたところで、仕事が激増してからでは、落ち着いて対策を練る時間的・精神的ゆとりはありません。
リストラが始まる前にやっておくべき準備7選
リストラ開始前に準備すべきこと①解雇規制を知っておく
まずは、リストラに関する法規制の概要を理解しておくことをおすすめします。
例えば、
- 合理的な理由がない解雇
- 脅迫じみた退職勧奨
- 解雇予告&解雇予告手当のない解雇
などが行われたときは、一方的に会社のいうことを聞く必要はありません。
解雇と退職勧奨は違うこと、解雇が認められるのには条件があること等の知識が無いと、
- そんなつもりじゃなかったのに退職するハメになった
- 会社側のペースに乗せられて不利な条件に合意してしまった
なんてことにもなりかねません。
それでも、不当に不利な立場に追いやられるのを避けることはできるわけです。
リストラ開始前に準備すべきこと②業績評価を見つめてみる
自分のこれまでの会社生活を振り返りつつ、毎年の業績評価を見つめ直してみるのも重要です。
業績評価には、
が端的に表されています。
業績評価がイマイチである場合、頭にはイロイロと、理由・言い訳・説明などが思い浮かぶと思います。
けれども、なんだかんだと言ってみても、結論としてどんな評価がついているのかは、かなり重要です。
そこには、
を考えるヒントが隠されているはずだからです。
リストラ開始前に準備すべきこと③職務経歴書を書いてみる
自分が今までしてきた仕事の社内評価を確認したら、次はその中に、他社で貢献できるスキル・経験がどれくらいあるか?を見つめてみるのがおすすめです。
具体的には、職務経歴書を書いてみること。
これにはもちろん、転職が必要になったときのための書類準備という側面もあります。
でもそれ以上に、職務経歴書は、自分の職業人生を振り返るのに最適ツールとして活用できます。
リストラ開始前に準備すべきこと④職務経歴書を見てもらう
職務経歴書ができたら、ぜひそれを転職エージェントに見てもらいましょう。
転職市場での人材価値は、他者が評価するものですが、
- オレは高年収で雇われて当然だ!←実際は応募できる求人がほとんどない
- 私なんて誰にも雇ってもらえないかも←実際は引く手あまた
というふうに、主観と客観がズレている人は少なくありません。
リストラが始まって時間が無くなってから、検討外れの転職活動で時間をムダにしないためにも、現実を正しく認識することこそ、良い”準備”の第一歩というわけです。
さらに、優良な転職エージェントに相談すると、
みたいなアドバイスも受けられる可能性があります。
- 自分が「ポイント」だと思っていることが、求められている経験とは違った
- 自分が「当たり前」だと思っていることが、キーになるスキルだった
みたいなことも、よくある話。
具体的には
- 第二新卒:就職カレッジ
- 20代:マイナビAGENT
- 30代以降:JACリクルートメント
といった転職エージェントがおすすめです。優秀&親切で評判が良いからです。
リストラ開始前に準備すべきこと⑤SNSで発信してみる
転職は、リストラへの対応として最初に思いつく選択肢でしょう。
何の備えもないところへリストラが始まったなら、「まずは転職」というのが現実的だと思います。
その一方で、もちろん、転職準備以外にも、おすすめしたい準備はあります。特に
- 会社勤めは、もううんざり
- 転職準備をしてみたけど、どうやっても年収下がりそう…
- これを機に、もう少し自由度の高い働き方ってできないのかな
という人は
のが良いでしょう。
自分のスキルや知識を発信したとき
- どのくらい「いいね」がもらえるのか
- どのくらいフォロワーがつくのか
- どんなコメント・反応があるのか
を見極めることは、将来のネット集客の練習&土台作りになります。
リストラ開始前に準備すべきこと⑥生活費を下げておく
リストラが始まったときの最初の心配は、なんといっても
でしょう。
早いうちから、今の給料が永遠にもらえる前提での生活を止め、
- 貯蓄を増やす
- 少ないお金でも満足できる生活スタイルを築く
ことは、実は最強のリストラ対策かもしれません。
まずは今の自分の生活に、いくらかかっているのかを正確に把握し、ムダを削ることから始めましょう。
リストラ開始前に準備すべきこと⑦心の準備をしておく
最後に、メンタル面の準備です。
同じリストラにあった場合でも、いわゆる「会社人間」と
- 会社は仕事をする場所。それ以上でもそれ以下でもない
- 会社以外にもたくさんのコミュニティをもっている
- 休日に楽しむ趣味も充実している
と、ある程度割り切った気持ちでいる人とでは、受けるダメージがまるで違うものです。
リストラが始まれば、会社はある程度強引な方法も含め、辞めさせたい人を辞めさせるために様々な措置をこうじます。
「心の準備」が無い状態でこれに出くわすと、
- 対象者本人はもちろん
- 周りで見ているだけの人も
かなりのショックを受けるでしょう。
リストラ開始前の準備まとめ:いつでも辞められる力が身を守る
今、リストラは確実に増加しています。
一旦社内でリストラが始まれば、
- 自分が対象になった場合はもちろん
- 自分自身は対象外であっても
身を守るための対応が必要になります。
リストラ開始前に準備しておくべきことは
- 解雇規制を知っておく
- 業績評価を見つめてみる
- 職務経歴書を書いてみる
- 職務経歴書を見てもらう
- SNSで発信してみる
- 生活費を下げておく
- 心の準備をしておく
の7つ。
ぜひ、今この瞬間から1つでも2つでも手をつけて、リストラが始まっても動じなくてよいだけの準備を、1日も早く整えておいて下さい。
それではまたっ!
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