リストラが始まってからじゃ遅すぎる!事前にするべき準備7選【必見】

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会社員
なんか景気悪くなってきたし、リストラとか増えてるっぽいよね。ちょっと怖いな…
会社員
そうだよね。今のうちに準備しておけることってあるのかな?

こんな人のための記事です。

 

リストラ対応の結論は

こびと株
リストラが始まってから対応、では遅すぎます!リストラ開始前の「今」、しっかり準備をするかしないかが運命の分かれ道

でしょう。

この記事では

  • リストラが始まってから手を打とうとしても遅すぎる事情
  • リストラが始まる前にやっておくべき準備7選

を解説していきます。

こびと株
「リストラの不安」を、うっすらなんとなく感じている…という人は、先延ばしせずに行動開始して下さいね

 

リストラが始まってからでは遅すぎる

会社員
リストラは怖いけど、準備なんて必要?もしウチの会社がリストラ始めたら、それから考えるよ…

こういう考え方は、とっても危険。

勤め先でリストラが始まった「後」の対応は、手遅れになる可能性がかなりあります。

こびと株
何事も、準備が肝心。早めに手を打った人と、時間切れになってから対応した人では、その後人生に大きな差が生まれるでしょう

 

リストラは、実際に増えている

会社員
そもそもさ、リストラなんて本当に起きるかな?なんだかんだ、ウチの会社は大丈夫だと思うんだけど…。

コロナウイルス感染拡大による景気悪化を受けて、多くの会社員の本音は

  • リストラは怖い
  • でもたぶん、自分の会社は大丈夫だろう(根拠は特にないけど)

といったところではないでしょうか?

「不安はある。でも、きっと自分に不幸は起こらない(と思いたい)。だからちょっと様子を見よう(あんまり考えたくないし)。」という感じですね。

 

でも、ちょっと冷静になって現実を見つめてみましょう。

最近ではアメリカでツイッターが社員の約半数を解雇して大きな話題になりました。facebookのメタやアマゾンも1万人規模のリストラに踏み切っています。

GAFAMのような巨大IT企業でも、リストラは他人事ではなかったのです。

日本だって例外ではありません。日々のニュースを眺めているだけでリストラの増加は明らかです。

  • ホンダ
  • 富士通
  • JT
  • パナソニック
  • LIXIL
  • 東芝

など、感染症拡大の影響もあり、ここ数年のうちに名だたる企業でリストラが行われました。

2020年・2021年は1.4万人を超える規模の早期希望退職者募集が行われ、2022年は少し落ち着きを取り戻した状況です。

しかし、上場企業や中堅企業で、業績が黒字でもリストラを行う企業が目立ちます。

コロナリストラが落ち着いたからといって、油断は禁物です。

(参考:東京商工リサーチ「1-9月の「早期・希望退職」募集は33社 コロナ前の水準まで減るものの5割超が「黒字企業」」)

会社員
上場企業ですら安心できないなんて…
こびと株
「自分には関係ないハズ」と考えて問題を放置するなんて、現実逃避以外の何ものでもありません

 

リストラが始まる前の準備が重要①リストラの対象になった場合

実際に、勤め先でリストラが始まった場合のことを考えてみましょう。

パターンは2つ。

  1. 自分自身がリストラの対象になる
  2. 自分自身はリストラの対象にならない

どちらかしかありません。

 

自分自身がリストラの対象になった場合に、それでも良好な精神状態を保てるのは、事前準備をしていた人だけ

それ以外の人は、

  • 退職勧奨を受け入れるべきか?居残るべきか?
  • 受け入れたら、今後の生活はどうなるのか?
  • 転職先はあるのか?
  • 家族は、親戚は、友人・知人は、なんと言うだろう?
  • 居残った場合、待遇はどうなるのか?
  • 居心地はどうなるのか?
  • 同僚や部下、後輩からはどう見えるだろう?
  • 自分は会社にとって価値のない人材だったということなのか?
  • 今までの仕事人生は何だったんだ?

などといった悩みで

こびと株
パニック状態におちいります

 

この状態から、

  • 落ち着いて前向きに、自分のキャリアを見つめる
  • 必要な情報を的確に判断し、転職活動等を行う
  • よりよい内定先をGETし、次の職場で活躍する

という方向へ素早く切り替えていける人は、少数派でしょう。

こびと株
事前準備ナシで人生の重大事にぶち当たって、適切な対応ができる人なんて、そう多くはないですからね。凡人は、準備をしておくに限ります

 

リストラが始まる前の準備が重要②リストラの対象にならなかった場合

会社員
む…でも、リストラの対象にならければ大丈夫だよね?

そうはいかないのが、リストラのキツイところです。

  • 社内の雰囲気が悪化する
  • 辞めた人の分だけ仕事が増える
  • でも給料は上がらない
  • リストラは一度キリとは限らない

ということで、早かれ遅かれ「このままこの会社に勤め続けて大丈夫かな?」という疑問を抱くことになるでしょう。

疑問を抱いたところで、仕事が激増してからでは、落ち着いて対策を練る時間的・精神的ゆとりはありません。

こびと株
自分自身がリストラの対象にならないとしても、リストラが始まる前に準備をしておくことの重要性は、変わらないんです

 

リストラが始まる前にやっておくべき準備7選

会社員
なるほどね…。でもさ、リストラが始まる前の準備って、いったい何をすればいいの?

 

リストラ開始前に準備すべきこと①解雇規制を知っておく

まずは、リストラに関する法規制の概要を理解しておくことをおすすめします。

例えば、

  • 合理的な理由がない解雇
  • 脅迫じみた退職勧奨
  • 解雇予告&解雇予告手当のない解雇

などが行われたときは、一方的に会社のいうことを聞く必要はありません。

 

解雇と退職勧奨は違うこと、解雇が認められるのには条件があること等の知識が無いと、

  • そんなつもりじゃなかったのに退職するハメになった
  • 会社側のペースに乗せられて不利な条件に合意してしまった

なんてことにもなりかねません。

こびと株
もちろん、「法律で争えばリストラから逃げられる」とは限りませんし、「会社に残れれば万事解決!」というわけでもありません。

それでも、不当に不利な立場に追いやられるのを避けることはできるわけです。

 

リストラ開始前に準備すべきこと②業績評価を見つめてみる

自分のこれまでの会社生活を振り返りつつ、毎年の業績評価を見つめ直してみるのも重要です。

業績評価には、

こびと株
実際のところ会社はあなたをどう評価しているのか?

が端的に表されています。

 

業績評価がイマイチである場合、頭にはイロイロと、理由・言い訳・説明などが思い浮かぶと思います。

けれども、なんだかんだと言ってみても、結論としてどんな評価がついているのかは、かなり重要です。

そこには、

こびと株
リストラが始まったとき、自分がその対象になる可能性はどれくらいあるのか?

を考えるヒントが隠されているはずだからです。

会社員
確かに、リストラが現実になる前の余裕のある時期に、自分が置かれてる状況を冷静に把握しておくことは必要かも…

 

リストラ開始前に準備すべきこと③職務経歴書を書いてみる

自分が今までしてきた仕事の社内評価を確認したら、次はその中に、他社で貢献できるスキル・経験がどれくらいあるか?を見つめてみるのがおすすめです。

具体的には、職務経歴書を書いてみること。

これにはもちろん、転職が必要になったときのための書類準備という側面もあります。

でもそれ以上に、職務経歴書は、自分の職業人生を振り返るのに最適ツールとして活用できます。

こびと株
要するに、これを機に、しっかりキャリアの棚卸しをしておくべしということです
会社員
確かに今なら、変にネガティブになったり感傷的になったりせずに、キャリアを見直すことができるかも…

「職務経歴書がめんどくさい!」そんなあなたが知るべき3つの事実

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リストラ開始前に準備すべきこと④職務経歴書を見てもらう

職務経歴書ができたら、ぜひそれを転職エージェントに見てもらいましょう。

こびと株
自分でリストアップしたスキル・経験が、実際の転職市場でどう評価されるのか?を確かめるためです。

転職市場での人材価値は、他者が評価するものですが、

  • オレは高年収で雇われて当然だ!←実際は応募できる求人がほとんどない
  • 私なんて誰にも雇ってもらえないかも←実際は引く手あまた

というふうに、主観と客観がズレている人は少なくありません

リストラが始まって時間が無くなってから、検討外れの転職活動で時間をムダにしないためにも、現実を正しく認識することこそ、良い”準備”の第一歩というわけです。

 

さらに、優良な転職エージェントに相談すると、

転職エージェント
あなたはAという経験をアピールしていますが、それよりBのスキルを前面に出した方がいいですね。今求められているのは、Bができる人材ですから

みたいなアドバイスも受けられる可能性があります。

  • 自分が「ポイント」だと思っていることが、求められている経験とは違った
  • 自分が「当たり前」だと思っていることが、キーになるスキルだった

みたいなことも、よくある話。

こびと株
早めにアドバイスを受け、職務経歴書をブラッシュアップしておきましょう

 

具体的には

といった転職エージェントがおすすめです。優秀&親切で評判が良いからです。

こびと株
温度感を知るために、一度は相談をしておくべきです。今は電話やネットを使った面談も可能なので、安心&便利ですね。

 

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リストラ開始前に準備すべきこと⑤SNSで発信してみる

会社員
リストラ前の準備でやるべきことって、結局は転職の準備ってことなのかな…

転職は、リストラへの対応として最初に思いつく選択肢でしょう。

何の備えもないところへリストラが始まったなら、「まずは転職」というのが現実的だと思います。

 

その一方で、もちろん、転職準備以外にも、おすすめしたい準備はあります。特に

  • 会社勤めは、もううんざり
  • 転職準備をしてみたけど、どうやっても年収下がりそう…
  • これを機に、もう少し自由度の高い働き方ってできないのかな

という人は

こびと株
副業や独立の下準備として、まずはSNSでの発信を開始してみる!

のが良いでしょう。

 

自分のスキルや知識を発信したとき

  • どのくらい「いいね」がもらえるのか
  • どのくらいフォロワーがつくのか
  • どんなコメント・反応があるのか

を見極めることは、将来のネット集客の練習&土台作りになります。

こびと株
当面サラリーマンをやりつつ、個人として信用を貯めたいなら、ネットを活用しない手はありません

 

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リストラ開始前に準備すべきこと⑥生活費を下げておく

リストラが始まったときの最初の心配は、なんといっても

こびと株
お金!

でしょう。

 

早いうちから、今の給料が永遠にもらえる前提での生活を止め、

  • 貯蓄を増やす
  • 少ないお金でも満足できる生活スタイルを築く

ことは、実は最強のリストラ対策かもしれません。

会社員
確かに、生活費が安ければ、もしものときは転職先の選択肢も増やしやすいよね。

 

まずは今の自分の生活に、いくらかかっているのかを正確に把握し、ムダを削ることから始めましょう。

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リストラ開始前に準備すべきこと⑦心の準備をしておく

最後に、メンタル面の準備です。

同じリストラにあった場合でも、いわゆる「会社人間」と

  • 会社は仕事をする場所。それ以上でもそれ以下でもない
  • 会社以外にもたくさんのコミュニティをもっている
  • 休日に楽しむ趣味も充実している
会社員
会社とは、あくまで雇用契約を結んでいるっていうだけの関係だからね。会社が従業員を守ってくれるなんて思ってないよ。もちろん仕事はちゃんとやるけどね。

と、ある程度割り切った気持ちでいる人とでは、受けるダメージがまるで違うものです。

 

リストラが始まれば、会社はある程度強引な方法も含め、辞めさせたい人を辞めさせるために様々な措置をこうじます。

「心の準備」が無い状態でこれに出くわすと、

  • 対象者本人はもちろん
  • 周りで見ているだけの人も

かなりのショックを受けるでしょう。

こびと株
会社に対する過剰な期待は止めにする・社外での人間関係も大切にするなど、良い意味で「自立」して会社と付き合っていけるようにしておきたいですね

 

リストラ開始前の準備まとめ:いつでも辞められる力が身を守る

今、リストラは確実に増加しています。

一旦社内でリストラが始まれば、

  • 自分が対象になった場合はもちろん
  • 自分自身は対象外であっても

身を守るための対応が必要になります。

こびと株
そしてその対応が上手くいくかどうかは、「リストラが始まる前に」どれだけ準備をしておけたか?にかかっているわけです

 

リストラ開始前に準備しておくべきことは

  1. 解雇規制を知っておく
  2. 業績評価を見つめてみる
  3. 職務経歴書を書いてみる
  4. 職務経歴書を見てもらう
  5. SNSで発信してみる
  6. 生活費を下げておく
  7. 心の準備をしておく

の7つ。

こびと株
目指すは、いつでも辞められる自分。転職にせよ独立にせよ、いつでもできる状態が手に入れば、それは最上の心のゆとりになるでしょう

ぜひ、今この瞬間から1つでも2つでも手をつけて、リストラが始まっても動じなくてよいだけの準備を、1日も早く整えておいて下さい。

それではまたっ!

 

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ABOUTこの記事をかいた人

こびと株.comの共同管理人。慶應義塾大学卒業後、一部上場企業に就職。経理/財務の実務経験10年超、日商簿記1級、証券アナリストを有する「企業と個人のお金の専門家」。4つの財布(給与/配当/不動産/事業収入)を駆使して経済的自由を達成することを目標に奮闘中。