こんにちは、シーウィード@こびとが見える経理マン(@kobito_kabu)です。
とある案件で頻繁に弊社に出入りしているコンサルさんがいます。
- 見るからに高そうな仕立ての良いスーツ
- 見るからに高そうなキラッキラの時計
- 見るからに高そうなピッカピカの靴
- 見るからに高そうな上質な鞄
- 見るからに高そうなブランディな眼鏡
その立ち振る舞いはとてもお上品で、余裕ある穏やかな語り口は伝統的な貴族階級を思わせます。貴族見たことないですけど。
小さい頃はこの手の”あからさまな”お金持ちを見て「あら…やっぱりお金持ちって違うのねぇ」なんて思ったものですが、今の私は一味違います。
会計・税務に精通し、長年にわたり経理・財務職に従事。投資や保険周りの知識も身に着けつつ、マネー哲学の研究にも余念がありません。
我が愛読書(バイボー)である「となりの億万長者」によれば、こんな記述があります。
平均的な億万長者は自分のものであろうと家族のものであろうと、一着399ドル以上のスーツを買ったことがない
(出典:となりの億万長者)
億万長者の半分は、140ドル以上の靴を買ったことがないと回答している
(出典:同上)
億万長者の半分は235ドル以上の腕時計を買ったことがない
光り輝くコンサルさんの隣で、存在感を失い半透明なっていた私は急速に身体に力がみなぎるのを感じました。
目の前にいる人間はーーーーーーーー
ただのハリボテにすぎない。
金色のメッキで塗装されているものの、その実態はただの木像である。ちょっと雨風にさらされれば、あっという間に剥げてしまいそうな、貧相な木像ーーーーー
私は、薄気味悪い笑顔を浮かべ上司の耳元でこう囁きました。
〇〇〇
リアル金持ちランキングベスト3に入る〇〇〇というパワーワード。
え?マジなやつじゃんそれ。
- 海外の超有名大学でMBAを取って
- 世界を股にかけ有名企業を渡り歩き
- 見るからにモテそうな、見るからにモテそうな風貌で
見るからに金持ちで、本当に金持ち。
バカな。
僕は、要領を得ない上司を放りだし、一目散にコンサルさんのところに駆け出したんだ。
こうなったら
こうなったら
難しい仕事をお願いしてやろう
金持ちそうに見えるやつは、実は金持ちじゃない。
そう思うことで保っていた唯一のプライドが打ち砕かれた今、私にできることは無理難題を押し付けることくらいしかない。
コンサル「あぁ、それはコレコレこうで、こうやれば大丈夫ですよ(解決)」
ちょっと何かが分からなくなった
今日も、この地球のどこかで、わたしの知らない誰かが、わたしの知らないところで、わたしより稼いで、わたしより優雅に生きているのです。
はいはい解散解散
それではまたっ!
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