※この記事にはマイナビのプロモーションを含みます
という経理部員のための記事です。この記事を読むと、
✖ 経理=忙しい
〇 経理の忙しさは、①会社によって、②人によって、かなり違う!
ということがわかります。
「経理=忙しい」は間違いです。忙しさのレベルは①会社により、②人によるのが現実。
対策としては
- 会社全体(経理部全体)が忙しい→忙しくない会社にうつる
- 自分だけが忙しいなら→上司との交渉・スキルアップ
が◎です。
忙しくない経理部員になって、ゆとりある毎日を♪
目次
経理の忙しさは会社によってこんなに違う
「経理=忙しい」というウワサを時々耳にします。
ウワサの真偽を確かめるため、
すると
- 「部署中めっちゃ忙しいよ!みんな毎日目がまわるくらい働いてる!」
- 「決算の時期は休日出勤必須だけど、普段は定時帰りレベルかなー。」
- 「定時に帰れるよ。日中はそれなりに忙しいけど、残業は無し。まぁ人によるけどね。」
といったコメントが集まりました。ずいぶん内容にバラつきがありますね。
実は、「経理=忙しい」のではなく、「忙しい経理マンと忙しくない経理マンがいる」というのが現実なのです。
- 会社により
- 人により
経理の忙しさには、かなりの違いがあります。
ポイント①部署のミッション・業務の範囲
1つめは、部署のミッションや業務範囲です。
経理部の業務範囲は、以下のうちひとつまたは複数であることが多いと思います。
- 決算処理
- 税務申告
- 財務戦略
- 予算管理
- 経理システム管理
- 給与計算
- 資金管理
- 子会社管理
- 人事・総務的な業務(採用・契約管理・衛生管理等) …etc.
会社によって、実際に経理部が担当する業務の範囲はさまざまです。
業務範囲が違えば、忙しい時期ももちろん違ってきます。
例えば「①決算処理が業務の中心」という3月決算会社の経理部では、
- 4・7・10・1月が忙しい
- 特に4月は忙しさのピーク
- 8・11月は比較的のんびり
ということが多いですね。
ポイント②組織の状況
2つめは、組織の状況です。
- 業務量に対する人員数
- 他部署との役割分担
などが忙しさに影響します。
慢性的に人手不足の状態で業務をこなしていたり、部署間の役割分担が不明確でイチイチ調整が必要になったりする状況だと、経理部員は忙しくならざるを得ません。
自分のいる会社について
- 組織の状況はどうか
- 経営者の経理に対する見方はどうか
- このままココにいて、未来はありそうか
- ゆとりある生活を送れる日は来るのか
など、一度冷静に考えてみるのも良いかもしれません。
ポイント③上司の考え方
最後にこれ。上司の考え方です。
- 「長時間労働=エライ」
- 他部署との境界を踏み越えてでも、業務範囲を拡大したい
- ギリギリまで業務の担当割りをしない(※)
- ひとつひとつの業務について、細かすぎる説明を求めてくる
- 簿記がわからず、わかる気もない …etc.
※担当をギリギリになって決められると、先を見越しての準備・スケジューリングができなくなります。特に決算業務をメインにあつかう経理部では、決算前の準備が非常に重要なので、このタイプの上司にあたると地獄をみます。
こういう上司がいる経理部では、経理マンはどんどん忙しくなっていきます。
会社による違いまとめ
同じ経理でも、会社によって、忙しさにはかなりの違いがあります。
世の中には、
- 経理の業務は決算処理だけ
- 人手は十分だし
- 上長もクールでドライで効率重視
- 落ち着いて、ゆとりをもって仕事ができる
みたいな経理部も存在するわけです。こういう会社で働く経理部員は、残業もほとんどなく、ゆとりのある生活をしています。
もし、あなたが経理部員で
- 忙しいのは、いつも。
- 忙しいのは、当たり前。
- 忙しい原因は、自分では取り除けない。
という会社で働いているのなら、
転職しやすいのは経理部員の特権です。
意外とカンタンに、
- 給料変わらず(むしろ、給料アップ?)
- ゆとりをもって仕事ができる
- 残業は激減
- 有給はフル消化が当たり前
みたいな会社に転職してしまえる可能性があります。
ぜひ一度、転職エージェントに相談してみてください。
具体的には、管理部門の転職にも詳しい「マイナビAGENT」を利用するのが◎。経理の転職事情や各社の内部事情にも詳しいエージェントさんなので、きっと「相談してよかった」と思えるはず。
エージェントへの登録は数分で終わりますから、ぜひ「忙しくない経理生活」への第一歩、踏み出してみてくださいね。
経理の忙しさは人によってこんなに違う
ポイント①担当業務
担当業務の「難易度×ボリューム」が、忙しさを決める1つめの要因です。
経理の仕事は、業務によって難易度がかなり異なります。
例えば決算業務なら(現役経理マンの独断と偏見によれば)
- 退職給付引当金
- 税効果会計
- CF計算書作成
- 組織再編関係の処理
などが高難易度業務の代表格でしょうか。
ポイント②スキル
忙しさを決める2つめの要因は、その人のもつスキルです。
業務に必要なスキルが足りないと、時間はかかるが成果はあがらないということになりかねません。
例えば決算業務なら、重要なスキルのベスト3は(同じく独断と偏見によれば)
- スケジューリング能力
- 会計・税務の専門知識
- PCスキル
あたりでしょう。
これらを向上させることによって、同じ担当業務でも短い時間で(≒忙しいと感じずに)クリアできるようになります。
人による違いまとめ
経理部内の同僚はともかく「自分だけが忙しい」という経理部員は
- ムチャな業務配分をされている
- スキル不足
のどちらか(もしくは両方)である可能性が高いと思います。
①業務配分がムチャだと思うときは、上司に相談してみましょう。
- 担当業務の過去の担当者の状況
- 人別の労働時間の差異
などを示して客観的に話せば、きっと検討してもらえることでしょう。
一方、「オレは②スキル不足かな…」と思う人は、ここらでひとつ気合をいれて、スキルアップを目指しましょう!
経理部員がスキルアップするにあたって、やっぱり簿記の習得は必須事項です。
忙しい経理部員には時間がありませんから、通信スクールのクレアールを利用するのが手っ取り早く効率的でおすすめ。
実際、私も簿記の知識をバッチリ身につけたことで、仕事にゆとりが生まれましたよ。
隙間時間を見つけてコツコツ勉強すれば、きっと報われる日が訪れるでしょう。
このサイトでは、他にも経理部員のスキルアップについてたくさんご紹介しています。参考にしてくだされば幸いです。
まとめ:「経理=忙しい」は間違い!
「経理=忙しい」は間違いです。忙しさのレベルは①会社により、②人によるのが現実。
対策としては
- 会社全体(経理部全体)が忙しい→忙しくない会社にうつる
- 自分だけが忙しいなら→上司との交渉・スキルアップ
が◎です。
※ちなみに、給料水準の高い大企業ほど仕事はラクです。残酷な真実の1つですね。
あなたも、忙しくない経理部員になって、ゆとりある毎日を送りませんか?
経理は、転職しやすい≒忙しくない生活を選びやすい、ステキな職種です。経理部員になったなら、ぜひ「忙しくない経理」を選択してほしいと思います。
それではまたっ!
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