※この記事にはマイナビのプロモーションを含みます
こんな人のための記事です。
経理歴10年超。さまざまなストレスを乗り越えてきたこびと株(@kobito_kabu)がお答えします。
経理部ストレスあるある5選は
- わからないことが多すぎる
- 減点評価が基本でつらい
- 細かすぎてついていけない
- デスクワークばかりで退屈
- 同じことばかりで飽きる
あたりです。
ストレスが溜まっている経理部員がすべきことは、以下の3ステップ。
- 自分にとって、何がどれくらいストレスなのか理解する
- 小さな気晴らしで解決できるか試す
- 経理は本当に自分に向いているのか再検討する
目次
経理部員が溜めやすいストレス5選
ストレス①わからないことが多すぎる
初心者経理部員に多い悩みがこちら、「わからないことが多すぎる」。
- 会計がわからなくて仕事が進まないし
- 他部署と文化がずいぶん違うし
- 新しい会計基準・税法が出てきて勉強が追い付かないし
- なんとなく質問しにくい雰囲気だし …etc.
経理は、専門職です。専門知識の不足は、致命傷になりかねません。
会計知識がなくては仕事になりませんし、税法の知識がないと大失敗の原因になります。どちらも毎年のようにルール改正がありますから、どんどんアップデートしていくことが求められます。
「経理」という専門家の集団の中では、専門知識が足りない人は、なかなか大事にしてもらえません。(逆に、十分な知識がつけば、職場に影響力を持てることが多いです)
「わからないことが多すぎる」状態から、いかに脱出するかが勝負です!初心者経理部員は、ストレスの溜まる日々を長引かせないために、なんとか対策を練りましょう。
ストレス②減点評価が基本でつらい
経理部での評価は、基本的に減点評価です。
- ミス :なくて当たり前。あると怒られる。
- トラブル :なくて当たり前。あると怒られる。
- スケジュール:守られて当たり前。遅れると怒られる。…etc.
ほとんどの業務が、「普通にできて当たり前。できなかったときだけ怒られる」というタイプの業務なのです。
経理部員が保守的になりがちな要因のひとつかもしれません。
ストレス③細かすぎてついていけない
経理の仕事には
- 1円にこだわる
- 端数処理にこだわる
- 文字表記の統一にこだわる(「または」なのか「又は」なのか、など)
- 線の太さにこだわる
といった、細かい側面があります。
その細かさについていけないと、「あいつは仕事が荒い」「適当な仕事しやがって」と言われてしまうことも…。
経理部員が細かいところにこだわるのは、神は細部に宿ると考えているから。細かいところをしっかり詰められない経理部員は、大きなところでもとんでもないミスをします。
実際、私の周りを見回してみても、この傾向に間違いはありません。「細かすぎる経理部員」だけが、重要なところを外さないきっちりした仕事をできるのです。
ストレス④デスクワークばかりで退屈
経理部員は、就業時間のほとんどを机に向かって過ごします。
ですから、
- 外出が好き
- 歩き回りたい
- いろいろな人と話したい
といったタイプの人には、かなりストレスがかかると思います。
デスクワークばかりが続くと、
- 腰が痛い
- 目が疲れる
- 肩がこる
という症状もひきおこされます。
ストレス⑤同じことばかりで飽きる
経理の仕事には、繰り返しがたくさんあります。
- 毎日、同じような伝票処理を繰り返し
- 毎月、同じような手続きで月次決算を締め
- 毎年、同じような申告書を書いて納税をし…
会社の取引状況の変化や、会計基準・税法の改正はあるものの、「同じことばかり」と感じてしまうときもあるかもしれません。
業務ローテーションの少ない会社ではなおさらです。
経理部員のストレス対策3選
経理業務にストレスを感じている、経理部員のみなさん!
経理歴10年超の私こびと株が、私なりの対策をご紹介します。
対策①小さな気晴らしを見つける
まずは、日々の仕事生活の中に、小さな気晴らしを散りばめてみることをおすすめします。
単純なことでOKです。
- お気に入りの飲み物を用意する
- お散歩時間を決めてみる
- デスクにお菓子を隠し持つ
- ときどき、隣の部署の人とおしゃべりする …etc.
デスクワークやルーチンワークに飽きを感じるとき、お菓子や飲み物は心を癒してくれます。
わけのわからない会計処理に悩まされているとき、社内をちょっぴりお散歩してみると、頭がすっきりします。
(できればいろいろな人と)適度におしゃべりするのも、気晴らしにはぴったりですよね。
小さな工夫でストレスを軽くしてあげることが、長く働くためには必要です。
他には、
- 細かさにイライラする
→あえて誰よりも細かくなってみる - 減点評価はもうイヤだ
→特別プロジェクトに立候補してみる - わからないことだらけ
→部署にある書籍等を読みまくる
①で周りを驚かせたり、②で加点評価するしかない状況をつくってみたり、開き直って③に没頭してみたり…。こんな方法も、なかなか効果的だと思います。
対策②向き・不向きを再検討する
「小さな気晴らしくらいでは、ストレスが減ってくれない」…そんなときは、少し真剣に自分について考えてみるチャンスだと思います。
- 自分は、本当に経理に向いているのか?
- 自分がもっている強みはなんだろう?
- ②は、今の仕事に活かしていけるのだろうか? …etc.
といった事は、定期的に検討しておく必要があります。
とはいえ、ストレスがたまっているときに、「経理への向き・不向き」や「自分の強み」について深く考えるのは、なかなか大変ですよね。日々は忙しく過ぎていきますから、ついつい先延ばしにしてしまいます。
そういうとき、活用してほしいのが「グッドポイント診断」。
- 診断結果が「こわいくらいあたる」!
- ネット上で質問に答えるだけなので簡単♪
- なんといっても無料!
という特徴があります。
リクナビネクストが転職時の自己分析用に提供しているツールですが、転職には関係なく一度使ってみるべきだと思います。自分の適性について理解しておくことは、幸せな仕事生活を送るうえで超重要だからです。
腹をくくってください。
腰を据えて、転職活動を始めましょう。
向いていない仕事をずるずると続けても、ストレスが増えていくばかりです。
ぜひとも、対策③を試してみてください。
対策③は…「勉強する」という方法です!
対策③勉強する
「やっぱり経理部員としてがんばりたい、だけどこのストレスはなんとかしたい」…そんなときにぴったりの、抜本的な対策が「勉強する」という選択です。
仕事をしながらの勉強は大変ですし、時間も根気も必要です。
それでも、それだからこそ、会計・税務についてしっかりと学ぶことは、経理部員として大きなアドバンテージになります。
経理部員は専門家です。専門家にとって、専門知識は力の源です。
専門知識が身に就けば、実務能力があがります。実務能力があがれば、力が手に入ります!
- わからないことが多すぎる
- 減点評価がつらい
- 同じことの繰り返しに飽きてきた
- 人間関係が微妙
- 成長を感じられない
という人は、ぜひ一度、真剣に会計・税務を学んでみてください。
専門知識を背景に仕事ができるようになると、職場が違って見えてきます。
ゲーム感覚で新しい業務にチャレンジできるようになりますし、加点評価が得やすいプロジェクト業務も任せてもらえるようになります。発言も尊重されやすくなりますし、上司からも部下からも頼られるようになります。
具体的には、
- 簿記:基礎を身に着ける
- 税法:得意分野をつくる
の2ステップがおすすめです。
働きながらしっかり勉強する、自制心と根性のある人は、独学でどうぞ。
日々の忙しさに疲れているあなたは、ぜひクレアールと大原の講座を検討してください。
が良いと思います。どちらも自信をもっておすすめできます。
まずは資料だけでも取り寄せてみてください。
ネットだけではわからない情報が載っていますから、パンフレットを見ながら、独学・クレアール・大原を比較検討するのが◎です。それぞれのスクールの特徴も、資料をみれば一目瞭然です。
資料請求はもちろん無料。クレアールなんかはサンプル教材もついてきますし、もらっておいて損はない資料だと思いますよ!
経理のストレスまとめ:自分の状態を正しく把握しよう
経理部ストレスあるある5選は
- わからないことが多すぎる
- 減点評価が基本でつらい
- 細かすぎてついていけない
- デスクワークばかりで退屈
- 同じことばかりで飽きる
あたりです。
ストレスが溜まっている経理部員がすべきことは、以下の3ステップ。
- 自分にとって、何がどれくらいストレスなのか理解する
- 小さな気晴らしで解決できるか試す
- 経理は本当に自分に向いているのか再検討する
「経理は向いている」と思ったあなたは、腰をすえて会計・税務を学びましょう。勉強は、経理部員の悩みの多くを、根本的に解決してくれる手段になりえます。
※ネットでは手に入らない情報が載っているので、とりあえず資料を請求して、ざっと眺めてみてくださいね。資料請求だけなら完全無料です!
「経理は向いていない」と思ったあなたは、腹をくくって転職活動をはじめましょう。エージェントとの面談が早道ですよ♪
おすすめは
- 第2新卒:就職カレッジ
- 20代:マイナビAGENT
- 30代以降:JACリクルートメント
この3つです。
向き・不向きを上手に見極めて、ぜひストレスの少ない仕事生活をお送りください。
それではまたっ!
※関連記事です
Follow @kobito_kabu