ふと、こんなことを考えてしまった人のための記事です。
よくあるのが
- 学歴は必要ない
- これからの時代、学歴なんて役に立たない
- 大学に行くのなんか、時間とお金の無駄遣い
みたいな話と
- 学歴不要とか、世間知らず
- 世の中は、学歴のあるヤツが得する仕組み
- 学歴くらいないと、ちゃんと生きていけない
みたいな話。
この記事では
- 学歴について、なんだってこんなに両極端な意見があるのか?
- 結局、学歴は役に立つの?役に立たないの?
について解説します。
ちなみに筆者は、慶応義塾大学の卒業生です。
現実的な感想として
- 「学歴は役に立つなぁ♪」と思ったこと
- 「学歴なんて何の役にも立たない…」と思ったこと
両方あります!
目次
学歴はツールなので、役に立つことも役に立たないこともあります
結論から言うなら
だから、学歴は
- 役に立つ場面
- 役に立たない場面
があります。
ハサミというツールは、
- 紙を切りたいときには、役に立ちます
- 温まりたいときには、役に立ちません
つまり、「ハサミは役に立つのか?役に立たないのか?」という質問への答えは、シンプルに「何をしたいかによる」ということになります。
学歴は資格の一種
学歴は、要するに資格の一種だと考えると分かりやすいです。
「〇〇大学卒業」という資格ですね。
- 簿記検定をもっていれば、簿記のスキルが
- TOEICの高得点を示せば、英語のスキルが
証明できるように、
- 〇〇大学卒であることで、「なにか」を
証明するのに役立つというわけです。
そこが曖昧(あいまい)なのが、学歴の特徴ですね。
- 学力
- 計画性
- やり抜く力
- 学習意欲
などが考えられますが、受け取り手によっても、卒業した大学によっても、違ってくるのが現実です。
だからこそ、
- 学歴によって、誰に、何を示したいのか?
- それは、どこの大学を卒業すれば示すことができるのか?
を考えて、学歴というツールを使いこなす必要があるのです。
そうして初めて、学歴を役に立てることができるワケですね。
自分の戦う場所は、学歴が役に立つ場所か?
ちなみに私自身は
と考えて、大学に進学しました。
だって考えてみて下さい。
- イチローに学歴が必要だと思います?
- 藤井聡太さんに学歴が必要ですか?
- 橋本環奈さんに学歴が…???
特別な才能を持っている人には、学歴なんて必要ありません。
そんなツールを使わなくても、「自分が何者か」を人に示すのに、苦労はしないからです。
でも、凡人の場合は話が別。
これが私の、進学時の本音でした。
10年超の社会人経験を経て、少しだけ考えが変わりました。
学歴という武器には、
- 戦いを有利にしてくえるフィールド
- 何の役にも立たないフィールド
があることに気が付いたわけです。
学歴が役立つフィールド
例えば、医者や看護師になることを考えてみましょう。
これにはもちろん、学歴が役立ちます。
というか必須です。
医師国家試験を受けるには医学部を、薬剤師国家試験を受けるには薬学部を卒業するのが、基本的な前提だからです。
また、いわゆる大企業への就職を考えるなら
学歴が合った方が、間違いなく有利です。
私自身、学歴がなければ、新卒で大企業に就職するのはムリだったと思います。
学歴が役に立たないフィールド
一方で、例えば、小説家や漫画家になることを考えてみましょう。
そのために必要になるのは、どう考えても学歴ではないですよね。
そういう世界も、世の中にはあるということです。
数字で結果が見えるネットビジネスの世界では、学歴が役に立たないフィールドが増えてきているかもしれません。
実力が数字で見えるなら、「学歴よりも実力が大切」という話になりやすいですからね。
であるなら、大学にかける時間とお金を、実際のビジネス経験に使った方が良い可能性があります。
こうやって、
- 学歴が役に立つフィールド
- 学歴が役に立たないフィールド
は、わりとスッパリ分断されています。
自分の戦うフィールド
「どこのフィールドで戦うのか?」によります。
自分の
- 好きなこと
- (または、嫌いでないこと)
- 得意なこと
- (または、苦手でないこと)
を考えて、自分の戦うフィールドを選びましょう。
※「そんなこと言ったって、どんなフィールドで戦えばいいかわかんないよ…」という人は、以下の記事も読んでみて下さいね。
まとめ:学歴が役に立つか役に立たないかは、行きたい場所次第
学歴が役に立つかどうかは、あなたがどのフィールドで戦うかによって違います。
- 医師になりたい・大企業に就職したい→学歴が役に立つ
- 漫画家になりたい・Webライターになりたい→学歴は役に立たない
みたいな感じですね。
自分のやりたいこと、戦いたいフィールドに合わせて、学歴というツールを上手に活用して(あるいは活用しないことに決めて)いきましょう♪
それではまたっ!
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