こんな人のための記事です。
ありますよね、職場の不公平。
私も
と怒りくるったことは、一度や二度ではありません。(笑)
- 友だちにグチったことも
- 上司に直訴したことも
- 転職活動に取り組んだことも
あります。
この記事では
- 職場の不公平あるある5選
- 「職場の不公平にガマンの限界!」という場合の注意点3つ
を解説していきます。
目次
職場の不公平あるある5選
職場の不公平①デキる人に仕事が集中
というのは、職場の不公平の典型例かなと。
デキる人というのは、上司から見て
- 仕事を振るのがラク(飲み込みが早い)
- 仕事の進捗を心配しなくてOK
- 仕事の成果も確実
- 仕事の効率もいい
ということで、どんどん仕事を任せたくなるもの。際限なく忙しくなっていく傾向にあります。
その一方で、デキない人は、
- おやつを食べたり
- 雑談を楽しんだり
- タバコ休憩に
- コーヒーブレイク…
のんびり過ごして、さっさと退社(もしくは「17時以降のみ働く」ことでガッツリ残業代をGET)。
これでは、不公平感満載ですよね。
給料は、仕事がデキる・デキない、仕事量が多い・少ないに関係なく、年功序列が一般的です。
結果として、搾取される若手と働かないおじさんが量産され、不公平は蔓延するばかり…。
- 燃え尽きて病むか
- 会社を辞めるか
- 仕事がデキないグループに移っていくか
くらいしか選択肢が無い地獄の職場、少なくないと思います。
職場の不公平②「女性だから」の各種雑務
業務配分が不公平シリーズの別パターンは、性別による不公平。
- 会議室の準備・片付け
- 旅行のお土産配り
- コピー用紙の交換
- 郵便物の仕分け
- FAXの送信
- 共用のお茶・お菓子類の管理
こういった”雑務”の担当が、「総合職or一般職」「管理職or平社員」といった仕事内容の区分ではなく、「女性or男性」という性別の区分で決まってしまうわけです。
と思う人がいたら、一度「自分が鈍いだけではないか?」と疑ってみた方が良いかもしれません。
人間だれしも、
- 自分が不利になる不公平には敏感だけど(※)
- 自分が有利になる不公平には鈍感なもの
です。
※不公平が長く続くと、イチイチ痛みを感じるのがツライので、無意識に「気づかないコトにしてしまう」というケースもあります。
もちろん会社によってはきちんと公平な環境が成立していますが、その一方で、まだまだ不公平がはびこる職場もたくさんあります。
職場の不公平③声の大きい人がトクをする
- 業務配分とか
- 業績評価とか
仕事のかなり重要なところで
というのも、職場の不公平感を激増させる要素になります。
上司や管理者の側に
- 文句言われると大変だから、あの人に仕事を振るのは止めよう
- 話し合いが面倒くさいから、あの人の仕切りに介入しないようにしよう
- パワハラとか大騒ぎされるとイヤだから、あの人はそこそこ良い評価にしておこう
みたいな気持ちが働けば、部下は必ずそれを見抜きます。
こう思われてしまえば、チーム内の公平感はズタズタです。
職場の不公平④仕事の遅い人の給料が高い
同じ仕事をしていて同じ成果を出していても、
- 定時内で終わらせる人
- 残業しまくらないと終わらない人
がいます。
この場合、優秀なのはどう考えても「①定時内で終わらせる人」なわけですが、
これでは、優秀な人がヤル気を削がれるのも当たり前。
職場の不公平⑤同一労働not同一賃金
職場で感じる不公平は、結局のところ、
という点なのかもしれません。
同じ仕事で同じ成果を上げていても、
- 上司と仲良し。飲み会にも休日のゴルフにも付き合う→A評価
- 上司とはイマイチ。時間外のお付き合いはお断り→B評価
なんて、よくある話ですよね。
不公平を感じている人、少なくないんじゃないでしょうか?
同じ電車の沿線に住む、正社員と派遣社員。
乗り合わせた電車が遅延したせいで、連れ立って遅刻してきた場合でも
- 派遣社員:給与計算は時給換算で支払われるので、遅刻分は事実上減給
- 正社員:遅延証明書を出しておしまい。減給ナシ
といった取り扱いの差が生まれるケースもあります。
これもまた、考えてみれば不思議な話です。
評価・報酬が
- 上司との人間関係
- 学歴
- 飲み会への参加率
- 一般職か?総合職か?
- 派遣社員か?正社員か?
- どんな家族構成か?
といった、仕事の成果以外の要素で変動すればするほど
と感じる人が増えていくわけです。
「職場の不公平に我慢の限界!」という場合の注意点3つ
という人に、行動する前に見て欲しい注意点が3つあります。
- 正面突破はかなり困難
- 似たような会社への転職は要注意
- 不公平に限界なのか?自分がワガママなのか?は見極めるべき
1つずつ解説していきます。
注意点①正面突破はかなり困難
職場の不公平に対して、下準備ナシで
- 同僚に不満をぶちまける
- 上司に抗議する
- コンプラ部署に直訴する
みたいな対処法をとるのは、全くおすすめできません。
なぜなら、あまりにもリスクが高く、あまりにも運頼み過ぎるやり方だからです
訴えた先の同僚や上司、コンプラ部署が、たまたま
- あなたと同じ問題意識を持っている
- 職場環境を変えるだけのパワーと熱意がある
といった場合には、うまくいくでしょう。
でも、そうでない場合は、あなたが
- 叱られ、避けられる
- 評価を下げられる
- ブラックリスト入りする
- 昇進できなくなる
といった不利益を被るだけです。
職場環境を改善し不公平をなくしたいなら、時間をかけるしかありません。(あなたが幹部社員なら話は別ですが…)
- 仕事力を示す
- じっくり仲間を集める
- 上手なボスマネジメントで上司を味方につける
- 出世して自分自身が地位を得る
といった積み上げナシに、結果を出すことは難しいでしょう。
注意点②似たような会社への転職は要注意
という人に気を付けて欲しいのは、今の仕事と
- 似たような規模の会社
- 似たような歴史の会社
- 似たような経営陣
- 似たような業種
- 似たような職種
の仕事を選べば、職場環境も似たようなモノである可能性が高いという点です。
- 日系企業→外資系企業
- 大手企業→スタートアップ企業
- サラリーマン→独立
みたいな路線変更を覚悟しないと、次の職場でも結局似たような悩みを抱えるハメになりかねません。
という人は、転職エージェントに相談してみるのが良いでしょう。
とはいえ、どのエージェントでも良いわけではありません。
- 各社の内部事情をきちんと知っている
- 「その路線変更は、あなたには合わない」といったアドバイスもくれる
- 短期的な内定ではなく、長い目でみたキャリア構築に協力してくれる
というエージェントでなければ意味がないからです。
具体的なおすすめは、JACリクルートメント。
- 職場の不公平がイヤで転職するなら、「今の会社とは違うタイプの会社」を選ぶべし
- 知らないタイプの会社を選ぶなら、知っている人(=エージェント)の話を聞くべし
ということですね。
注意点③不公平に限界なのか?自分がワガママなのか?は見極めるべき
最後に、根本的なところで間違わない注意もしておきましょう。
あなたが感じている職場の不公平は
- 本当に不公平なのか?
- 単にあなたのワガママなのか?
という点です。
これを「公平に」見極めるのはかなり難しいと思いますが、1つのプランとして
を試してみる、という方法があります。
要するに、”不公平な取り扱い”が取り去られれば、
- より成果が上がるのか?
- より稼げるのか?
ということです。
具体的には、
- 転職活動をしてみる
- 副業をスタートしてみる
といった行動をとることで、事実を確かめることができます。
反対に、「他でも稼げる」と分かれば、
- 今の職場を変えるにせよ
- 自分が職場を変わるにせよ
自信をもって行動することができます。
職場の不公平まとめ:自分を大事に扱うべし
- デキる人に仕事が集中する
- 女性だという理由で雑務を押し付けられる
- 声の大きい人ばかりトクをする
- 仕事の遅い人の給料が高い
- 同一労働not同一賃金
などなど、職場の不公平に悩む人は少なくないかな、と思います。
「もうガマンの限界!」と感じるなら、ガマンを続ける必要はありません。
ただ、
- 正面突破はかなり困難
- 似たような会社への転職は要注意
- 不公平に限界なのか?自分がワガママなのか?は見極めるべき
といった点には、よく気をつけて行動を開始しましょう。
職場の不公平に耐えながら働く人が、これ以上ソンすることなく環境を改善できると良いな、と思います。
それではまたっ!
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