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こんな人のための記事です。
いやぁ、多いんですよ。私の周り。会計士試験に受からなくて苦しんだ人が。
まぁ、
- 大学でその手の学部(商学部・経営学部など)に居て
- 会社でその手の部署(経理部・財務部など)に居れば
そういう人との接点が多いのも当然かもしれませんね。
というわけで、
- 公認会計士めざしてみた
- でもそう簡単には受からない
- 悩んだ末に…
というリアルな体験談を、まとめてみます。
そこからわかる、会計士試験がツラくなってきたときに絶対検討すべきことも解説します。
という、悩みや不安を抱える人に届くといいな、と思います。
目次
「会計士試験に受からない…」苦しんだ人の体験談とそれぞれの選択
- 学生時代から、会計士を目指して勉強!
- がんばったけど、試験に受からない…
という人のリアルなエピソードを3つ、ご紹介します。
エピソード①簿記1級を取得→経理部に就職
まずは私自身の体験談から。
大学に入学して2ヶ月ほど過ぎた頃、私は会計士試験にチャレンジすることを決めました。
簿記とか会計とか好きでしたし。会計士とかカッコいい気がしましたし。
…学生の進路選択の理由なんて、その程度ですよね。(笑)
そこから約2年。
それなりに一生懸命勉強しましたが、会計士試験は「それなりの勉強」で受かるような試験ではありません。
実際、短答式の一科目すら受からないような状況でした。
大学3年の春頃になると、周囲に少しずつ就活モードの人が出てきます。(当時の就活スケジュールでは、インターンシップの選考が始まるのがその頃でした)
ゼミの先輩で、無事試験に合格して公認会計士として働いている人に相談してみると…
とのアドバイス。
なんとも根性の無い私でした。
就職活動を始めてみると、大学2年のときに取得した簿記1級が、驚くほどの効果を発揮しました。
実際、私はこの資格のおかげで、望み通りの就職先をGETすることができたのです。
- 一部上場企業
- 総合職
- 勤務地は東京
- 財務健全
- 業績安定
- 職種は経理で確定 …etc.
経理部での仕事を始めてみると、「会計士になる」という気持ちはあっさり消えてなくなりました。
会計士のブランドに憧れていただけで、会計士の仕事に興味があったわけじゃないって気付いたからです。
と思ったわけです。実際、監査の仕事はかなりの激務ですしね。
今は、経理の仕事が大好きです。会計士試験にこだわりすぎず、普通に就活して良かったと思っています。
エピソード②試験浪人→あきらめて他職種で働く
次は、大学の後輩のお話です。
彼女が会計士試験の勉強を始めたのは、大学入試が終わってすぐのこと。真面目な彼女は
- 大学の授業にきちんと出つつ
- ダブルスクールをこなし
- 息抜きは、たまにサークルで身体を動かす程度
という感じで、一生懸命勉強をしていました。
就活時期になっても、卒業を迎えても、彼女は必至に会計士試験と向き合っていました。
卒業後は試験浪人の道を選択。
と、東北の田舎に帰って行きました。
ところが、2年しても3年しても「合格」の吉報は届かず…。
時々メールで連絡をとると
- 今年こそなんとかしないと…
- 親にも心配かけ通しで…
- ここまでやったのに引き返せない…
- こんなにやっても受からないなんて…
- 周りの友達にバカにされてる気がする…
と、ずいぶん辛そうな様子。
そんなこんなで5年ほど経過して…届いたのは、「結婚式の招待状」。
結婚を機に会計士試験はあきらめ、ツテを頼って地元の中規模企業への就職を決めたのだそうです。
エピソード③簿記1級を取得→経理部に就職→会計大学院→試験合格!
最後は、大学のサークルの同期のお話。
- 在学中、試験勉強するも受からず
- 簿記1級を取得して
- 上場企業の経理部で働く
というところまでは、私フルーツと似たような経歴をたどります。
違うのは、就職後の生活。
すっかり経理部に満足してしまった私とは異なり、彼は地道に勉強を続けます。
働きながら、夜間と土日で大学院を卒業し、短答式試験の3科目免除の対象に。その後2年余りで、短答式(企業法)・論文式を共にクリア。
実務補習を経て転職し、現在は公認会計士として働いています。
彼いわく、働きながらの勉強には
- 経理実務に触れることで、理解が深まる
- 勉強時間が少ないので、自然と効率が上がる
- 会計士を近くで見ることで、モチベーションが上がる
という効果があったのだとか。
どこまでも向上心にあふれる人なのでした。
会計士試験に受からないとき、絶対に検討するべき2つのこと
おすすめしたいことが2つあります。
- 簿記1級の取得
- 経理への就職
を検討することです。
検討事項①簿記1級の取得
簿記1級をバカにしてはいけません。
確かに、会計士資格に比べれば見劣りはします。ずいぶんレベルを下げているように感じられるかもしれません。
でも、簿記1級は、メリットの多い資格です。これはこれで希少性の高い難関資格であることを、知っている人は知っています。
「会計士試験勉強中」「試験浪人中」というのは、下手をすると
と言われてしまう恐れがあります。
試験に受からない場合、「本人は勉強したと主張するが、成果として残っているモノはゼロ」になりかねないからです。
- 勉強していた実績
- ある程度以上の会計知識
- 成果を残せる取り組み
が証明できるからです。
自分の会計知識を改めて見直すマイルストーンにもなりますし、就職・転職でも高く評価されます。
もしも会計士試験へのチャレンジを一時停止したいという気持ちになったら、いつでも別の道を歩めるようになります。
しかも、会計士試験の勉強をしているあなたなら、簿記1級には短期での合格が可能でしょう。
いくら簿記1級が難関資格といっても、会計士試験の比ではありません。
さらに、会計士試験の財務会計に向けて、ちょうどよい復習になるというメリットもあります。
※「短答に受からない原因の8割は、簿記の基礎にある」なんていう会計士試験合格者もいるくらいなんですよ。簿記の復習は本当に有用です。
そう思えた人は、とりあえずクレアールのサンプル教材を取り寄せてみるといいと思います。
無料で、簿記1級のレベル感とクレアールの講義スタイルを確認することができるでしょう。
本命は会計士試験だからこそ、簿記1級に時間をかけるわけにはいきません。
クレアールの超・効率的勉強法で、時間と費用のコスパを極限まで高めて、簿記1級を取得してしまいましょう。
検討事項②「経理に就職」は悪くない選択肢
大丈夫です。就職することは、会計士試験をあきらめることではありません。
経理実務に触れることは
- 会計士の仕事の実態が見える
- 会計士の仕事への適性がわかる
- 会計実務に関する理解が深まる
- クライアントの気持ちがわかる会計士になれる
という具合に、会計士としてのキャリアにも活きる経験になります。
経理について現実的に情報収集を始めるなら
でプロにアドバイスを求めると良いでしょう。
年齢・学歴・合格状況(短答何科目?論文何科目?)・資格などによって、狙う企業も選考対策も違ってくるからです。
経理で働くことは
- 会計士になったあとのキャリアに役立つ情報が得られ
- 「このまま受からなかったら…」という不安が消えるので
かなりリーズナブルな選択肢だと思います。
ぜひ一度、検討してみてくださいね。
※キャリアチケット・MS-Japanの詳しい情報、以下の記事をご覧ください。
「会計士試験に受からない…」まとめ:少し視野を広げてみるのも悪くない
会計士試験に苦しんでいる人はたくさんいます。
でも実は、選択肢はたくさんあるので、少し視野を広げてみると◎です。
おすすめの検討プランは2つ。
- 簿記1級をとっておく
- いったん経理に就職してしまう
<簿記1級の検討材料>
優良な資格スクールの資料が、もっともよくまとまっています。
さらに、そのスクールの教材が自分に合うか?もチェックできるので、一石二鳥です。
本命の会計士試験から離れすぎないよう、効率的に学習できるスクールを選びましょう。
おすすめは、コスパ最強のクレアールです。
※試験のレベルや教材のチェックのためにも、まずは無料資料請求でサンプル教材を入手してから考えましょう。
<経理就職の検討材料>
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それではまたっ!
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