※この記事にはマイナビのプロモーションを含みます
こんな人のための記事です。
この記事を読むと、「自分が辞めたいのは本当に「経理」という職種なのかどうか」を見きわめて、自分の理想の仕事をしっかりイメージできるようになります。
大切なのは、自分が辞めたいのは「経理職」なのか「今の会社」なのか見極めること。
辞めたい理由を分析すると、あなたのケースがどっちのタイプなのかハッキリしますよ。
転職が選択肢になるならエージェントからの情報は必須ですが、辞めたいのがどちらかによってサポートを頼むべき相手は違ってきます。具体的には
- 「経理職」なら:マイナビAGENT
- 「今の会社」なら:JACリクルートメント
が適役でしょう。
各転職エージェントの詳細は、以下の記事をチェックしてみてくださいね。
目次
経理を辞めたいと思ったときに考えるべき重要ポイント
こんな風に思っているみなさん、ちょっとだけ、立ち止まってみてください。
いえいえ、「ガマンが重要!」なんて言うつもりは全くありません。「辞めたい」とまで思ってしまう何かがあったなら、実際に辞めてみるのは悪くない選択です。
それでも、ちょっとだけ立ち止まってほしいのは
辞めたいのは本当に「経理職」なのか?
ということを考えてみてほしいからです。
あなたが今、「辞めたい…」と思っている理由はなんでしょう?
- 忙しすぎる
- ずっと同じ仕事でステップアップできる気がしない
- 周りの人に嫌われていて辛い
もし原因がこれらなら、それは「経理職」のせいではありません。「今の会社」があなたに合わないだけのことです。
ホワイトな経理部というのは存在しますし、良好な職場環境も実在します。
実際に、私は経理の仕事で
- 残業はほぼゼロ
- 有給はほとんど消化
- 経理のプロに成長
- 上司や同僚とも仲良し
という職場環境を実現しました。
経理というのは、意外におもしろい仕事です。会社がホワイトならワークライフバランスもとりやすいですし、手放すのは惜しい専門性があります。激動の時代の中、手に職つけておける安心感は無視できません。
辞めたいのは「経理職」なのか?「今の会社」なのか?それをきっちり見きわめましょう。
辞めたいと思っている理由、向いていないと思っている理由について、よく考えてみましょう。
経理職に向いてる性格・向いてない性格については、以下の記事もぜひ読んでみてください。
向いていないのが「経理職」なら、異職種での転職活動を行う必要があります。
けれども、向いていないのが「今の会社」なら、経理職で転職する方が確実でしょう。
一人では判断しにくい、一人だと先延ばしにし続けてしまう、という人は、 管理職専門の転職エージェントに相談しながら考えてみるのも、ひとつの手段だと思います。
彼らは経理の仕事内容やキャリアに詳しいです。たくさんの経理部員と面談しています。経理職としてうまくいく人、うまくいかない人を見極める目をもっていることでしょう。
経理を辞めたいと思う理由別アドバイス
さてここからは、
- 経理歴10年超
- 転職活動経験アリ
の私こびと株が、辞めたい理由別にアドバイスさせていただきます。
理由①残業が多すぎる
長時間労働は、働く人の大敵です。
- 自分の時間がとれない
- 家族との時間もとれない
- 友人との時間もとれない
- 身体を壊す
- 心も壊す …etc.
これでは、辞めたくなって当然です。…というか、身体や心に深刻な影響が出る前に、今すぐ辞めるべきだとさえ思います。
でも、経理って、必ずしも長時間労働が強要される仕事じゃありません。
現実に、当サイトの運営メンバーは、経理部員として残業ゼロ生活を実現しました。決算中を含め、ほぼ確実に定時退社しています。
理由②税法や会計基準がわからない
税法や会計基準の知識は、経理で働く上で重要な知識です。これらがわからない経理部員には、2種類の人がいます。
- 知識を身に着けたいけど、勉強する時間がない…。
- 必要性はわかるけど、正直やりたくない…。
①の経理部員には、残業が無くて勉強時間が確保できる、ホワイト経理部への転職がおすすめです。
あなたが今、わからないことだらけで辛い思いをしているのは、あなたが経理職に合わないせいではありません。単に時間がとれないからです。
つまり、勉強時間がとれるようになれば、すべてが解決するわけです。
JACリクルートメント(管理職専門の転職エージェント)に、残業の無い会社・少ない会社への転職情報を教えてもらいましょう♪
限られた時間内で学習するならオススメは断然クレアールです。
無料の資料請求でサンプル教材がもらえるので、見てから決めればOKですよ!
②の経理部員は、異職種へ転職が◎。
経理は勉強嫌いには辛い職種です。税法や会計基準は毎年のように改正が入るので、キャッチアップのための勉強が常に必要になるからです。
- 社内で異動希望を出す
- 転職活動を開始する
の2つを、並行してすすめると良いでしょう。
理由③職場の人たちと合わない
どんな仕事であろうと、毎日顔を合わせる上司や同僚とうまくいかないのはツライものです。特に経理は外出等が少なめですから、なおさらですよね。
人間同士の関係には、相性があります。どんな人にも、合う・合わないがあります。
大きなストレスを抱えてしまう前に、さくっと転職してしまうのもひとつの手段。
自分が楽に生きられる場所を求めたからといって、後ろめたく思う必要はありませんよ。
サボテンは水の中に生える必要はないし、蓮の花は空中では咲かない。
シロクマがハワイより北極で生きる方を選んだからといって、だれがシロクマを責めますか。
(「西の魔女が死んだ (梨木 香歩)」より)
自分の活躍しやすい場所で活躍すれば良いのです。
理由④休みがとれない
ブラックな経理部にありがちなのが、「休めるのはノロかインフルのときだけ」みたいなムチャクチャな業務配分です。(むしろインフルで休んでも白い目で見られる…)
- 咳きこみながら仕事は当たり前
- 熱があってもフラフラしながら働いている
- 感染症で外出怖いのに結局毎日出社
- 旅行のための休暇なんて、夢のまた夢…
「経理は忙しいから、こんなもんだよね」と、あきらめていませんか?
こんな状況、経理という職種のせいじゃありません。
世の中には、同じ経理職で同じような仕事をしていても、毎年10-20日間の有給休暇を計画的に消化している経理部員もいます。要は、会社の在り方の問題なのです。
あなたが「辞めたい!」と思っているのは、「経理職」ではなく「今の会社」なのではないでしょうか?
理由⑤ミスが続いてイヤになってしまった
失敗が続くときは、その原因が何かを考えてみましょう。
- 長時間労働で、集中力が無くなっていた
- 勉強不足で、大事なことに気が付けなかった
- 忙しすぎて、慌ててしまった
- 周りとあわなくて、プレッシャーを感じていた
- 引継ぎがなくて、内容がわからないまま作業した
- 人が足りなくて、チェックの体制がなかった
- 性格的に、細かいことが苦手
私の考えでは、「経理職」を辞めた方がいいのは、②と⑦のケースのうち一部だけです。
②のうち、「勉強キライ」という人は経理に向きません。職種転換を考えた方が良いと思います。
でも「時間がなくて勉強できなかった」という人は、時間がとれる会社に転職すれば経理のままで活躍できるでしょう。
⑦のうち、「何年やっても細かくなれない」という人には、経理以外の職種の方が向いているかもしれません。でも基本的には、「慣れる」&「死ぬほど気を付ける」で対応可能です。
さて。②と⑦以外の残りですが…これらはすべて、会社の仕組みの問題です。
- 知識習得ができる環境で
- 元気に落ち着いて仕事ができ
- 周囲からの引継ぎやフォローが十分…
そんな環境でも、あなたのミスは続くでしょうか?それでも、「経理辞めたい」と思うでしょうか?
結論から言います。「経理はミスが許されない」はウソですw
経理は確かに「合っていて当たり前。間違いなんてとんでもない」と思われがちな職種です。
でも、だからと言って、ミスゼロで生きていける人なんていませんよね?そんなの人間じゃありませんw
最も仕事ができる経理マンにも、間違いはあります。貸借を勘違いしたり、計算ミスをしたり…
こんな思い込みは、今すぐ捨てちゃってくださいね。
ミスしたら、謝る・対処する・再発防止する。これだけのことです。
理由⑥一日中座っているのが辛い
一日中デスクに向かい、PC・紙・ボールペン・電卓などと仲良くすごす…。これを辛いと感じる人は、確かに経理部員には向いていないかもしれません。
会計・税務に興味があれば、会計事務所へ、興味がなければ異職種への転職をおすすめします。(会計事務所の仕事は、顧問先訪問があるので外出が多いです。)
理由⑦給料が安い
日本企業のサラリーマンの給料は、どんな仕事をしたか・どんな成果を出したかで決まるわけではありません。その組織の一員であることに対して給料が払われる仕組み(メンバーシップ型の雇用といいます)です。
※ちなみに、外資系企業では、「ジョブ型」と言われる雇用形態で、業務内容に紐づいて給料が支払われることが多いようです。
つまり、日本企業のサラリーマンとしては「どんな組織に属しているか」が、最も大きな給与水準の決定要因なのです。
- 利益が出ている会社
- それを従業員に分け与える意思のある会社
この2要件を満たす会社に就職できれば、給料は上がります。
まとめ:経理を辞めたいと思っている人へ
大切なのは、自分が辞めたいのは「経理職」なのか「今の会社」なのか見極めること。
辞めたい理由を分析すると、あなたのケースがどっちのタイプなのかハッキリしますよ。
転職が選択肢になるならエージェントからの情報は必須ですが、辞めたいのがどちらかによってサポートを頼むべき相手は違ってきます。具体的には
- 「経理職」なら:マイナビAGENT
- 「今の会社」なら:JACリクルートメント
が適役でしょう。
各転職エージェントの詳細は、以下の記事をチェックしてみてくださいね。
辞めたいとまで思うとき、我慢を重ねてはいけません。身体や心を壊してしまっては大変です。
新しい世界に向かう小さな一歩を、今こそ踏み出しましょう♪
それではまたっ!
※関連記事です
Follow @kobito_kabu