こんな人のための記事です。
この記事を読むと、クビになってしまった経理マンが、今からするべきことが見えてきます。
経理部や会計事務所をクビになってしまった人は
- 自分が経理に向いているのかどうか考える
- 会計・税務を学ぶ
- 経理に詳しい転職エージェントに会う
の3つが必須。同じことを繰り返さないためにも、3つとも並行してすすめることが大切です。
きちんと手を打って、次の職場で活躍し、クビにしたやつらを見返してやりましょう♪
※この記事を書いているこびと株(@kobito_kabu)は、経理歴10年超。
私は今まで社内外で
- 経理部から左遷された人
- 経理部にいられなくなって転職していった人
- 会計事務所を辞めさせられた人
などを何人も見てきました。
経理部・会計事務所をクビになる3つの理由
経理部・会計事務所をクビになる理由①ミスが多い
会計事務所・税理士事務所での仕事にせよ、経理部での仕事にせよ、会計・税務の仕事にとってミスは大敵です。
クビの理由として
- ミスが多い
- 注意しても直らない
- ミスによってお客さんに迷惑をかけた
- フォローのために先輩や上司が日々走り回っている
といったことを言われる例は、少なくないようです。
経理部・会計事務所をクビになる理由②簿記がわからない
会計・税務の仕事は、専門職です。
基礎になるのは、簿記の知識。これナシで仕事をしようとすると、かなり苦労するのは間違いありません。
- 簿記の学習がすすまない
- 教えてもらっても、なかなか覚えられない
- 覚えても、実務に当てはめることができない
- あせると、借方と貸方がわからなくなる
こんなことを繰り返しているうちに、「もういいよ、キミ。向いてないんじゃない?他の仕事探したら?」と見放されてしまうケースもあるようです。
経理部・会計事務所をクビになる理由③もともといるメンバーと合わない
小さい会計事務所などでよくあるパターンです。
- ベテラン税理士と相性が悪かった
- ちょっとしたことで所長の機嫌を損ねた
- お局さんに嫌われた …etc.
人数の少ない会社・部署では、人間関係がうまくいかないと全てが空回りしてしまうことがあります。
その他
他にも、
- 居眠りをしていた
- 遅刻が多い
- 無断欠勤をする
といった勤務態度の問題もありえます。
また、単純に「所長の気分」や「会社側の都合」でクビになってしまうことも…。特に会計事務所・税理士事務所では、雇い主の横暴が多いというウワサもあります。
※「会計事務所の話なんて興味ないやい。経理部をクビになったオレがとるべき対策について早く聞かせてよね。」という方は、「クビになった経理マンのための対策3つ」へジャンプしてくださいませ。
会計事務所でクビが多い3つの事情
会計事務所でクビが多い事情①所長の独裁
会計事務所・税理士事務所は、約9割が10人以下の小さな事務所です。(政府統計「令和元年経済センサス‐基礎調査」)小さな事務所では、所長の権限がとてつもなく強い場合があります。
従業員の
- 時間
- 給与
- 仕事の配分
- 待遇
その他一切を、自分の気分で振り回してしまう横暴な所長が、残念ながら存在します。こういった人たちは、従業員など自分の機嫌ひとつでクビにしてOKだと考えています。
会計事務所でクビが多い事情②事務所自体が儲かっていない
会計事務所・税理士事務所の中には、事務所自体の経営状況が不安定なところもあります。儲かっていない事務所では、
- 教育に時間を使うゆとりはナシ
- ミスやコミュニケーション不全でトラブルが起きればクビ(フォローする余裕がない)
- 仕事ができなければクビ
- 仕事ができても、経営の状況によってはクビ
といった事態になりかねません。
会計事務所でクビが多い事情③勉強は自分でして当然・仕事は自分で覚えて当然という文化
会計事務所・税理士事務所でよくある文化は「勉強は自分でするもの」・「仕事は自分で覚えるもの」。税理士試験受験中の人が多いせいか、
- 簿記の勉強なんて、家でする
- 税金の疑問なんて、自分で調べる
- 仕事の仕方なんて、過去の資料みながら自分で考える
- 仕事と勉強の両立で忙しいので、他人にかまっている余裕はない
という雰囲気の事務所は少なくないようです。
では、会計事務所をクビになってしまったあなたのために、今すぐするべき3つの対策についてご紹介します!
クビになった経理マンのための対策3つ
対策①経理の向き・不向きについて考えてみる
まずは、自分が経理部や会計事務所での業務に、向いているのかどうか考えてみましょう。
向いていない仕事を続けるのは、辛いもの。なかなか成果があがらず、自信を失いがちですし、周りの人にも苦労をかけがちになります。
自分は経理関係の仕事に
- 向いているのに、諸事情でクビになってしまった
- 向いていないから、いろいろあったけど結局クビになった
①と②のどちらなのかを見きわめて、今後の方針を立てましょう。
①であれば、恐れることはありません。もう一度経理の仕事を得るために、対策②・対策③をすすめてください。
②の場合は、きっぱり見切りをつけましょう。クビになったのは、自分に向いている仕事を見つけるためのチャンスかもしれません。
「そもそも、経理に向いてる人ってどんな人だ?」と思った人は、こちらの記事↓も参考にしてみてくださいね。
※↑この記事では、経理部で働くことをメインにご紹介しています。けれども、会計事務所で働くことを考えても、共通点は多いと思います。ぜひ、ご参考になさってください。
そんなあなたは、
- 経理経験を活かしつつ働ける転職先
- あなたの職歴で、内定を得やすい転職先
- あなたの性格に、向いていそうな職種
について、転職エージェントに相談してみましょう。
幅広い求人の知識が必要ですから、利用するのは、専門に特化したエージェントではなく、大手のエージェントにすべきです。具体的には、マイナビAGENTがぴったりです。
マイナビAGENTなら、経理に詳しい専任のエージェントがいます。彼らなら、あなたの今までの仕事内容をきちんと理解した上で、あなたに向いている職種の紹介をしてくれるはず。
もちろん完全無料ですし、期間無制限の手厚いサポートがウリですから、安心して相談できます。
対策②会計・税務を学ぶ
「もう少し会計分野で働いてみたい」「もう一度経理にチャレンジするぞ!」という気持ちが出てきたら、会計や税務の知識をつけましょう。
特に、クビの原因として
- 簿記がわからない
- 税金の知識不足
- ミスが多い
といった事情が思い当たる人にとって、勉強は必須です
勉強方法としては、クレアールという資格スクールを活用するのが良いでしょう。クビ・異動・転職と疲れがたまる時期に、独学で勉強を続けるのはかなりハードです。
クレアールは「合格に必要な範囲だけを勉強する」ことに特徴のあるスクールで、とにかく効率的に勉強できます。
それでいて、実務に耐えられるだけの「理解」もできるサポートがついています(質問対応は無制限!)ので、安心して勉強できます。
科学的に解析され、厳選された超効率的な学習法で、時間・価格両面でのコスパが最高なので、
- 過去に簿記の勉強で挫折してしまった人
- 昔勉強したことを、ほぼ覚えていない人
- 効率よくステップアップを図りたい人
なんかにもおすすめしやすいスクールなのです。
二度とクビになってイヤな思いをしないために。自分をクビにした人たちを見返すために。会計・税務の専門家として活躍するために。
スクール代も時間も努力も、決してムダにはなりません。ぜひ真剣に取り組んでみてください。
WEB通信での学習が基本なので、スマホ学習でスキマ時間を活用できますし、早見再生で時間短縮もできます。音声のみのデータも用意されています。
こういうちょっとした利便性が、合格と挫折を分けたりするのですよね。
※資料を請求すると、無料でサンプル教材がもらえます。見てから決めればOKなので、とりあえず請求だけしておきましょう。
対策③経理に詳しい転職エージェントに会ってみる
対策①②と並行してやってほしいことが、もう1つあります。それは、経理職に詳しい転職エージェントと話をすることです。
- 自分が経理職に向いているかどうか、悩んでいる
- 自分の経歴だと、経理・会計関係の転職をするには、何を勉強すればいいのか知りたい
- 二度とクビにならないために、何に気を付ければいいか聞いてみたい
といった要望をかなえるには、転職のプロに相談するのが一番です。
転職エージェントを選ぶポイントは、「経理職に」詳しいかどうか。会計事務所の独特の事情や、経理部の働き方について知識がないエージェントと話しても意味はありません。
ですから、使うべきエージェントサイトは
- 経理経験が3年程度あればJACリクルートメント
- 経理経験が短いならマイナビAGENT
で決まりです。
詳しくは、以下の記事をご覧ください。
まとめ:経理をクビになってしまったあなたへ
経理部や会計事務所をクビになってしまった人は
- 自分が経理に向いているのかどうか考える
- 会計・税務を学ぶ
- 経理に詳しい転職エージェントに会う
の3つが必須。同じことを繰り返さないためにも、3つとも並行してすすめることが大切です。
きちんと手を打って、次の職場で活躍し、クビにしたやつらを見返してやりましょうね♪
それではまたっ!
※関連記事です。
Follow @kobito_kabu