こんな人のための記事です。
この記事では、スケジュールの立て方を2パターン、紹介していきます。
どちらのパターンも、それぞれメリット・デメリット有りなので、
- 自分の性格やモチベーションのありか
- 目標や仕事の種類
などによって、使い分けたり併用したりすることで、上手にスケジュールが立てられるようになります。
目次
スケジュールの立て方①逆算パターン
- まず、目標と締め切りを決め
- ①のために必要なスケジュールを逆算で設定していく
そういうスケジュールの立て方です。
一般的に、
- 目標をきちんと達成するために
- 締め切りまでに着実に仕事を仕上げるために
おすすめされやすい考え方かなと思います。
逆算スケジュールのメリット
このスケジュールの立て方の最大のメリットは、何と言っても
という点でしょう。
また、毎日の目標が明確になるので
- 無駄にワーカホリックになってしまったり
- 気づいたらサボりすぎで手遅れになってしまったり
といった可能性も少ない、まさに”計画的に動きやすい”スケジュールです。
逆算スケジュールのデメリット
良いことだらけに見える、逆算パターンのスケジュールの立て方ですが、懸念点・問題点もあります。
- 想定外のトラブルに弱い
- 始めてのチャレンジでは現実的なスケジュールが引きにくい
- スタートする前に疲れてしまいやすい
といった点です。
まず、①トラブルによって当初立てたスケジュールが狂ってしまった場合、それがゴール達成に影響しないよう、スケジュール全体を見直す必要が発生します。
これを防ぐためには、はじめから”ゆとり”や”バッファー”を持っておく必要があります。
また、②始めてのチャレンジで、ゴール達成までの道筋が良く分からない場合、
と悩んでしまいがちです。
対策としては「事前のリサーチをしっかりすること」となりますが、これが③スタート前の挫折につながりやすいのもまた事実。
ゴールから逆算した美しいスケジュールは、
- 十分な情報から正しく設定できて
- 設定した通りによどみなく進めれば
これ以上ないカンペキなスケジュールです。
スケジュールの立て方②積み上げパターン
2つめのスケジュールの立て方は、①逆算パターンとは反対。
目標達成のために
- 今日できる最善のコトは何か?(どれくらい時間がとれるか?どんな作業をすべきか?)
- 明日できる最善のコトは何か?(どれくらい時間がとれるか?どんな作業をすべきか?)
と考え、前から順番に、積み上げでスケジュールを立てていきます。
スケジュールというよりは、日々のルーティン(またはルール)になることも多いかもしれません。
あまりスマートなスケジュールの立て方ではありませんが、意外にこちらにもメリットがあるので、紹介していきます。
積み上げスケジュールのメリット
何と言っても
ということでしょう。
- ムリなく淡々と最善を尽くす
- とにかく今できることをやる
という発想になりやすいので、「スケジュールを立てただけで満足してしまった・燃え尽きてしまった」みたいなことにはなりにくいです。
有名なキング牧師(Martin Luther King, Jr. )の言葉にもあります。
Take the first step in faith. You don’t have to see the whole staircase, just take the first step.
疑わず、一段目の階段を登りなさい。階段のすべてが見えなくてもいい。ただ最初の一歩を踏み出すのです。
積み上げパターンのスケジューリングは、これを地でいくスケジュールの立て方かな、と思います。
積み上げスケジュールのデメリット
そして、一番のデメリットは、
ところでしょう。
- 「走り続けてもゴールできるか不明なスケジュールなんて、立てるだけムダ」と考えるか
- 「スタートできないよりはマシ。軌道修正しながら走れば、絶対に得るモノはある」と考えるか
によって、このスケジュールの立て方への評価は、かなり違ってくると思います。
まとめ:スケジュールの立て方で取り組み方は変わる
スケジュールを立てる第一の目的は
でしょう。
目標に向かって、適切なタイミングで適切な作業をできるよう
- アタマを整理したり
- モチベーションを管理したり
していくわけです。
スケジュールの立て方には、2つのパターンがあります。
- 後ろから考える、逆算パターン
- 前から考える、積み上げパターン
それではまたっ!
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