私の周りも、
- 友人
- 同僚
- 親せき
などなど、転職者だらけです。
私自身、転職は当たり前だと思っていますし、転職を視野に入れないのは超ハイリスクだと考えています。
この記事では、
- 私が転職しない5つの理由
- 「こうなったら転職する!」という5つのパターン
- 転職しない人も、身を守るためにしておくべき3つのコト
をご紹介したいと思います。
目次
転職は当たり前の時代になりました
転職の話を耳にする機会も増えてきましたね。私の周りも
- 同僚の7割が転職者
- 転職活動中の友人多数
- 去年いとこが、今年幼なじみが転職
という感じです。
転職って良くないこと?
例えば、最近定年退職した、私の両親。彼らの世代にとって、「転職」のイメージは良いものではありません。親せき・近所の転職話を聞くたび
- あいつも困ったものだ
- 早く腰を落ち着けないと
- いつまでそんなことをやっているんだ
といった感想をもつようです。年収アップの転職でさえ「運が良くてよかったけど、今度こそきちんと勤め上げにゃ…」という感じです。
両親の世代は、終身雇用と年功序列が守られていた世代。いわゆる、「良い会社に入って、その会社で頑張れば報われる」世代でした。
ところが、今はどうでしょう。
- 45歳以上のリストラが横行
- 経団連会長らの「終身雇用は限界」発言
- 増えない給与
- 増えつつける税金・社会保険料 …etc.
今の20代・30代にとって、転職は身を守るためにも必須。
- 安心な資産を築くために年収アップするには、転職しかない
- 転職してスキルアップしておかないと、いつリストラされるかわからない
- ブラック企業に入ってしまったら、つぶされる前に転職するのが大事
- 会社がつぶれて、転職するしかない
といった切実な気持ちもありますし、
- 自分の能力を一番高く買ってくれる場所で働けばいい
- 向かない仕事をがんばっても無意味
- 転職できる≒チャンスをつかめる
といった割り切った考え方・前向きな感覚もあります。
データで明らか!転職は当たり前。
転職に関するデータとしては
- 転職率は5%弱
- ここ5年で、転職者数は15%程度増加
- 2019年、33.4%の企業が中途採用を増やす
というものがあります。
①でいうところの「転職者」は、「就業者のうち、前職を過去1年以内に離職したもの」。ざっくり、毎年20人に1人は転職しているイメージでしょうか。
※関連記事
転職は当たり前だと思うのに、私が転職しない5つの理由
私が転職しないのには、5つの理由があります。
理由①給料が結構いい
まずはひとつめ。今いる会社の、金銭的な意味での待遇が悪くないことです。
- 給与
- 賞与
- 各種手当
- 退職金
などを総合的に考えると
もちろん、転職で年収アップをねらうことはできます。むしろ、年収アップをねらうなら、転職するのが一番効果的でしょう。
※↑この記事では「経理の年収」について解説していますが、他職種でも、サラリーマンなら多かれ少なかれ似たような状況だと思います。
とはいえ、自分自身の人生計画と照らしたとき、今の給与水準は悪くありません。私が幸せに暮らすのに必要なお金は、十分手に入ります。
これが、私が転職しない理由の第1です。
理由②先読みがしやすい
2つめは、将来が見通しやすいこと。なんだかんだ言っても、弊社は「古き良き大企業」。
- 昇給ペースがみえる
- 昇格タイミングがわかる
- 異動が少ない
- 転勤も少ない
- リストラの可能性も低い
という感じで、比較的安定した状況にあります。
比較的先読みのしやすい今の会社は、なんだかんだ、悪くないと思われるのです。
理由③仕事における信頼関係が出来ている
3つめは、職場での信頼関係の問題です。
快適に仕事をしていくためには、上司・同僚・後輩たちとの相互理解が、どうしても重要になります。
- どんな仕事が好きで
- どんな仕事が得意で
- どんな仕事が苦手なのか
- 仕事に対するスタンスはどんな感じか
といった私自身の特性に対する理解や、仕事力への信頼を、それなりに得られている実感があります。
転職経験者は口をそろえて、
と言います。これを聞くと私は
と思ってしまうわけです。
理由④自分のペースで働きやすい
私は比較的マイペースな人間なので、自分のペースを守って働きたいと考えています。
今の職場は、比較的、自分のペースが守りやすい環境。
- スケジュール管理がしやすい
- 上司の監督が細かくない
- 外出・出張が少ない
- 離席・飲食・雑談などが比較的自由
- 付き合い残業が少ない
- 飲み会参加を強制されない
といった感じです。
これらは、職種(経理職)の特性でもありますが、職場の雰囲気や人員配置・上司の考え方に左右される面もあります。
理由⑤新しいスキル・人間関係を得る場が社外にある
最後に、意外に大きい要因がこれ、新しいスキルや人間関係を社外で得られること。
今のところ私は、
- 趣味
- ブログ
- スクール(資格スクール、ビジネススクール等)
といった会社以外の場所で、スキルアップしたり知らない人と出会ったりできる環境があります。
私が転職しない理由を5つ、ご紹介しました。
逆に「これら5つが崩れてきたら、そのときこそ転職のタイミングかな。」と考えています。
私が今の環境を手に入れられた一番の要因は「簿記ができたこと」だと思います。
- 簿記1級アリ→就職が有利&経理職で働ける
- 財務諸表が読める→給料が良い&安定した会社が選べる
- スキルがある→職場で貢献できる
という感じです。
簿記はなかなかおもしろいスキル。もし興味があれば、ぜひ勉強してみてくださいね。人生を変えてくれるスキルになるかもしれませんよ!
こうなったら転職必須!心に決めてる5つのパターン
私フルーツ、今までは転職せずに来たけれど、これからもずっと転職しないと決めているわけではありません。
むしろ反対に、「これが起きたら転職する!」と決めていることが5つあります。
こういう状況になってしまったら、ずるずるとその場に居続けるのは危険だと思っているからです。
パターン①長時間労働
- 残業時間が長くなり
- 有給がとれなくなって
長時間労働が続くようなら、転職しようと思っています。
私フルーツ、身体が強い方ではありませんので、慢性的な長時間労働には耐えられません。病気になる前に、脱走する予定です。
身体が強い人にとっても、長時間労働はイマイチ。
- メンタルが心配
- 家族や友人と過ごす時間がとれなくなると困る
- 社外でのスキルアップの機会を失うのは残念
といった側面があります。
パターン②望まない人事異動
私フルーツ、就職以来10年超、経理部員として働いてきました。そんな私は
と感じており、他部署の異動は全く望んでおりません。
仕事は、得意や好きを活かすのが一番です。なぜなら、それが最も
- 成果が高く
- ストレスが少なく
- 自分も周りもハッピーになれる
から。「合わない仕事でもがんばりぬく」みたいな根性は、私にはありません。
また、私フルーツは、都内生まれの都内育ち。江戸っ子フルーツは、
- 両親
- 祖父母
- 友人
などなど、人間関係がほぼ東京都内で完結します。
正直なところ、「知り合いのいない地方へ転勤するのはイヤだなぁ…」という感じです。
というわけで、会社から異動・転勤の命令が出た場合には、転職活動を開始すると思われます。
パターン③安月給
給与や福利厚生などの水準も重要です。これが下方修正されたら、転職する可能性が濃厚。
- 困る
- 悲しい
- 年収アップで転職する自信がある
ので、多分迷わないでしょう。
パターン④会社がつぶれそうになる
私フルーツは、現役の経理部員です。経理の人間は、日々会社の財務諸表を見ています。
ですから、会社の経営が危ないとき、経理部員はこれに早々に気が付きます。
- む?赤字続きだな。
- むむ?資金繰りが苦しくなってるぞ。
- むむむ?これはヤバイ!
という感じですね。「経理部で転職者が激増したら、その会社はヤバイ」というウワサもあるほどです。
- 在職中に行う転職活動
- 会社がつぶれ、失職してから行う転職活動
①と②ではプレッシャーのレベルが全く違います。
サラリーマンにとって会社は、雇用契約を結ぶ取引相手。忠誠を誓う相手でも、人生をささげる相手でもないので、「状況が悪化すればこちらからの契約解除も全然アリ」というのが私の考えです。
パターン⑤人間関係をリセットしたくなる
最後はコレ。人間関係がひどく悪化したときですね。
「私が転職しない5つの理由」の③であげた通り、私は基本的に
- 今の職場の人間関係は悪くない
- 新しい人間関係を作るのは大変そう
と考えています。
けれども、職場のメンバーには入れ替わりがありますし、職場の雰囲気も、人間関係そのものも変化していきます。
- 味方が誰もいない
- 会話するのもイヤ
- むしろコレはハラスメント…
みたいな状態になったら、
という気持ちになってしまうかもしれません。
そういうときは、転職を選ぶのも全然悪くない選択肢だと思います。
「こうなったら転職するぞ!」というパターンを5つ、ご紹介しました。
結局、
- 自分に合う場所
- 条件の良い場所
- 力を発揮しやすい場所
で働くのが一番なのではないでしょうか?
確かに、
- 逃げてばかりいても、何も変わらないぞ
- 転職先でも、同じことになるぞ
みたいなコト、よく聞きますよね。
でも私は、そうは思いません。
それがただの逃げかどうか・同じことの繰り返しかどうかは、転職するかどうかではなく、転職後の行動で決まるのではないでしょうか?
- まずは環境を変えて、仕切り直す。
- 新しい環境では、新しい取り組み方をする。
これが効果的な手順ではないかと思うのです。
自分を縛ることなく、新しい可能性を追求するのも、悪くはないですよね。
転職する人も、しない人も、「今すぐ」しておくべき3つのコト
いつ、転職が必要になるかわからない時代です。
- 会社がブラック化する
- リストラを行われる
- パワハラ上司が異動してくる
どれが起きても不思議はありません。
こんな世の中ですから、今すぐ転職する気がなくても、「いつでも転職できる」状態を作っておくことは絶対に必要だと思います。
今すぐすべきこと①転職活動
「いつでも転職できる」ために、第一にするべきことは転職活動です。
転職はしなくてOKです。でも、転職活動はしておくべきです。転職活動をすれば、
- 自分は転職できるのか?
- どんな会社に転職できるのか?
- どんな条件で転職できるのか?(年収・職種・ポジション…)
- あると良いスキル・資格等は?
- あると良い経験は?
といったことが、簡単に・リアルに・明確に、理解できるからです。
転職できるのかどうか、自分の状態を確かめておくことはメチャクチャ重要です。
どうしても面倒なら、せめて転職エージェントとの面談だけでも試してみて下さい。30分~1時間程度の面談で、かなりの情報が得られます。
おすすめは、JACリクルートメント。
- 登録はカンタン。寝っ転がって5分で完了
- 電話面談OK。忙しくても大丈夫
- 経験を評価してくれる
- 30代以降の求人も見れる。自分が「数年後」どうなるか想像しやすい
- エージェントが優秀。+αすべきスキルを教えてくれる
ので、情報収集にぴったりです。
登録して相談するだけで、「いつの間にか転職しようと思ってもできない状態になっていた」というリスクを下げられるなら、悪くありません。完全無料ですので、ぜひお試しください。
※登録するタイミングは「今」ですよ!後回しにしても、やらないまま時間が過ぎていくだけです。「気づいたら転職できなかった」はマジでヤバイので、本当に気を付けて下さい。
私も、転職活動を試す前は
- 転職活動なんて怖い
- 転職エージェントも怖い
- エージェントに登録したら、転職しなきゃいけない気がする
- 会社にバレたら困る
- 「あなたには転職先はありません」って言われたらどうしよう
などと、恐怖でいっぱいでした。
けれども、実際に転職活動を試してみたら
- 転職エージェント、みんな丁寧だし優しい
- 今の会社を見直すきっかけになった
- 自信がついて、今の仕事の成果がアップした
- 会社には全くバレない(バレるはずがない)
- 結局転職してないけど、転職活動してマジでよかった!
という感じです。
そもそも、イザという時になって
- あのときなら転職できたのに、今となっては…
- あのとき、あのスキルを身に着けておけば、今困ることも無かったのに…
- あのとき、あの資格をとってさえいたら…
なんて後悔することに比べたら、今感じているちょっとした怖さなんて、なんでもないですよね。
転職活動なんて、やってみれば何も怖くない(むしろ楽しいくらい)です。怖いのは、自分の現状を知らないままでいることの方。
※関連記事です。
今すぐすべきこと②スキルアップ
①転職活動をしてみたら、わかったことを活かして行動してみましょう。
- 経験値になる業務を担当する
- 資格をとる
- スクールに通う
なんて方法がありますよね。
※関連記事です。
経理部員のステップアップ術についてご紹介していますが、「ステップアップできる仕事の取り方」は職種に関わらず同じだと思うので、よろしければ目を通してみてくださいね。
超効率的に資格の勉強ができるスクールです。会計士・税理士・社労士・司法書士などの他、簿記やFPなどのサポートも行っています。優良スクールなので、これらの資格を働きながらとりたい人にはおすすめです。
今すぐすべきこと③給料以外の収入源を育てる
サラリーマンとして給料を得続けるために「今すぐすべきこと」として、①転職活動・②スキルアップをおすすめしてきました。
ここでもうひとつ、①②にあわせて考えたいのが、給料以外の収入源を育てること。会社人生でいろいろなことがあるとしても、
- 配当収入
- 不動産収入
- 副業収入
が育っていれば安心感が違います。
- 家計を見直し、資産運用を始める
- プログラミングを身に着け、副業を始める
- 不動産投資について勉強を始める
など、今の生活が守られているうちにスタートすることが重要でしょう。
給料以外の収入源が少しでもあれば、給料が下がってもやっていける可能性が高くなりますから、
- 働き方重視で転職先を選ぶ
- 職場がブラックになったらすぐに逃げだす
- リストラされても転職先を見つけやすい
といったメリットもあります。
激動の時代を生き延びるためには、給料だけに依存しない家計を築くことが一番というわけです。
※関連記事です。(各種投資には、もちろんリスクもありますのでご注意下さいね。)
私フルーツは、ここ数年かけて
- 転職活動
- スキルアップ
- 給料以外の収入源育て
に取り組んできました。
やってみて1番良かったことは、「もしものとき」への不安が減り、自信がついたこと。
1つ1つチャレンジするのは、決して難しいことではありません。ぜひ一歩、踏み出してみてくださいね。
転職は当たり前の時代まとめ:この時代に「転職できない」は赤信号
- 今の時代、転職は当たり前
- 今の環境がまぁまぁなら、転職しなくてもOK
- いつでも「転職できる」状態は、維持するのが大切
ブラック企業の話題は尽きませんし、終身雇用も崩壊しつつありますし、大企業でもリストラしたり倒産したりする時代です。自分の身を守るためにも、「気づいたら、転職先が無い…」という状況にならないように注意しましょう。
具体的には、
- 転職活動をする
- スキルアップをする
- 給料以外の収入源を育てる
ことが大切。
※今すぐ転職しないとしても、1度転職エージェントに会って情報収集しておいて下さいね。JACリクルートメントのエージェントさんは優秀なので、無料で良い情報をもらい放題ですよ~。
JACリクルートメントへの相談で、「いつでも転職できる」安心の生活への第一歩、踏み出してみましょ。
それではまたっ!
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