資格を取ると貧乏になるのか?

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こんにちは、シーウィード@こびとが見える経理マンです。

こびと株.comメンバーは、資格の勉強が好きです。何かを学ぼう!と思ったときに資格は有効な手段なんですよね。

  • 必要な知識が体系的にまとまっている
  • 勉強の成果が形に残る
  • 資格スクールなどで効率よく教えてもらえる

また、いわゆる「士業」に関連する資格は社会的な信用が高いものも多く、特に会計系の資格は「公認会計士」「税理士」と言った強力な独占業務を持つ資格がありとても魅力的なのです。

ところが、最近、公認会計士や税理士を筆頭に、日商簿記などの受験者数は右肩下がりなのです。そして、このような本までもが出版されるようになっています。

 

なぜ資格をとると貧乏になるのか?今更ながら、自分なりにその理由について考えてみました。

 

すでに市場が飽和しており、参入しても旨味がない

税理士や司法書士、不動産鑑定士といった資格は、すでに飽和状態だと言われています。

現時点で飽和状態なだけで、今後人口増加が見込まれてパイが増えるなら良いのですが、今後は市場の縮小も見込まれている状態です。あらゆる士業は、かなり困難な状況を迎えていると言っても良いでしょう。

中小企業診断士なども、中小企業支援の助成金予算がたくさん確保されているのなら良いのですが、今後どうなるかは不透明です。どの士業を見渡しても、「資格が取れれば何とかなる」というものは見当たりません。

  • 資格取得者増加による市場飽和
  • 将来的な市場縮小

このような状況ですから、一部の成功者による成功談や予備校の宣伝にのって士業に参入するとかなり痛い目を見ることになります。

 

専門知識(ノウハウ)が、ネット上で容易に入手可能になってしまった

以前、記事で取り上げたことがあるのですが

  • 経験20年の経理マン(PCが不得手)
  • 新人経理マン(PCが得意)

を比較した場合、複雑な会計・税務論点に対する対応力が高いのは実は新人経理マンだったりします。なぜなら、最近ではよほどマニアックな論点でなければ、ネットで大抵のことを調べられてしまうからです。

このように、ネット上であらゆる知識が手に入るようになると、いわゆる専門家と言われる人達の知識の価値が相対的に低下してしまいます。今後は、AI(人口知能)の発達による代替リスクすらあります。とにかく、専門知識が陳腐化していっているのです。

ネットの発展・AIの発達は、士業にとっては逆風になっています(一部、ネットを駆使してうまく集客を行っている先生達もいるようです)。

 

資格を取ってどうにかしようとしている=新しいビジネスモデルを考える力がない

資格取得に走る人の特徴です。

  • 勉強に対する抵抗が少なくて、コツコツ努力することが得意
  • 一方で、新しいことにチャレンジしたり、今までになかったビジネスモデルを考える発想力に乏しい

市場環境さえ良ければ、既存のビジネスモデルに後乗りするだけでも十分に稼ぐことが出来たのでしょう。しかし、今はそのような甘い状況ではありません。明らかに、ビジネス環境の変化の速さはその速度を増しています。電機業界が立たされている窮地を見て分かる通り、大企業ですらもはやその地位は安泰ではないのです。

資格は、既存のビジネスモデルに参入するとための免許のようなものです。新しいビジネスモデルを考えて、新しい資格ビジネスを始めてやるくらいの気概がある人でないと、稼ぐことは難しい時代になってしまったのかも知れませんね。

 

稼げないにも関わらず、心理的に撤退がしにくい

資格を取得するのには、時間も費用もかかります。独占業務を有する士業関係の資格を取得するのには、最低でも1~2年、予備校を利用するのであれば50万円以上のコストがかかるでしょう。

これだけの時間と費用をかけて取得するのですから、もし「稼げない」となった場合には次のようなことを考えがちです。

  • これだけ頑張って取得したのだから、なんとかこの知識を生かした仕事につきたい
  • これだけ頑張って取得したのだから、もっと頑張らなくてはならない

大事なのは、これからどうやって稼ぐか?ということなのですが、どうしても過去やってきたことに縛られてしまうのですね。このような状況に陥り、合理的な決断ができなくなっている友人が何人かいます。そのような人は、やはり経済的には苦しい立場に追い込まれてしまっています。

 

まとめ

  1. 既に市場が飽和状態
  2. ネットの発展・AIの発達による専門知識の陳腐化
  3. 新しいビジネスモデルを考える力の欠如
  4. 撤退(損切り)しずらい心理的要素

資格に縛られてしまうと、新しいことを始めることからどんどん意識が逸れていってしまい、視野が狭くなってしまいがちです。やはり、資格に囚われすぎると貧乏になるというのは傾向としてはその通りかも知れないと思いました。

資格さえ取れれば…!という意識は捨てて、自分の将来のために資格を利用する方法をうまく考えたいものですね。大事なのは、

  • 「経済的自由」
  • 「好きな働き方」

といった資格の先にあるものです。資格は手段にすぎませんから、資格を経由しなくてもそのゴールにたどり着けるのであれば、資格など取る必要はありません。まっすぐにゴールに向かいましょう。

資格の勉強が好きだからこそ、自戒の念を込めてこのような記事をまとめました。資格の勉強に囚われることなく、目的を見失うことなく、かといって資格のパワーを過小評価しすぎることなく、うまい距離感で向き合えると良いですね。

こびと株.comメンバーは、目標としている資格をすべて取得し終えたら、いよいよ次のフェーズに移行しようと思っています。これからが楽しくなる段階です。4つの財布構築に向けて、どんどんと歩みを進めていきたいと思いますので、今後の展開にご期待下さいませ!

それではまたっ!

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ABOUTこの記事をかいた人

シーウィード

こびと株.comのボス(役割:投資対象の選定)。「お金の話」と「健康」をこよなく愛するアラサーリーマン。一部上場企業の経理部で財務諸表を作成している会計職人。40歳時点で、給与以外の収入(配当/不動産/サイト運営)を月額20万円にすることを目標に活動中。187cmの大男。