経理歴10年超の簿記1級ホルダーが、こんな質問に答えます。
簿記なしは、ありえない!
経理をやるなら、以下の3つの理由で簿記は必須。
- 簿記知識がないと、単純事務しかできない(→居場所がなくなる)
- 簿記が嫌なら、性格的にも向いてない(→仕事が辛くなる)
- 簿記資格がないと、キャリアが評価されない(→転職できない)
まずは簿記3級からはじめて、最低限2級まではとるのが◎。1級までとれたら安泰です♪
既に経理に内定している・配属されている未経験者は、クレアールを使って簿記を学ぶのが効率的です。
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時短学習への工夫がこらされているのもポイントですね。
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目次
簿記なしで経理はありえない!3つの理由
経理をやるのに簿記を知らないなんて、ありえません。ダメ、絶対。
解説します。
その前に、念のため、簿記の定義を置いておきますね。
簿記は、企業規模の大小や業種、業態を問わずに、日々の経営活動を記録・計算・整理して、経営成績と財政状態を明らかにする技能です。
(出典:商工会議所「簿記とは」)
要するに、いくら稼いで、いくら手元に財産があるのかを計算するテクニックということです。
理由①:簿記なしでは『単純事務』しか担当できない
経理の仕事は、スケジュール毎にやるべきことが区切られています。
- 日次業務
- 月次業務
- 四半期(期末)決算業務
簿記を知らないなら、日次の単純業務しかできません。例えばこんな業務です。
- 現預金の管理
- 出張費などの経費清算
- 請求書の発行
- 取引先への振込み
パッと見てピンとくるかもしれませんが、これらだけを担当するなら、簿記の知識はほとんど不要です。誰でもできる業務ということになります。
けれどもこういう業務は、
- 外注
- システム化(自動化)
この2つのトレンドで消えてゆく運命です。
決算コントロールや原価計算、タックスプランニングなどの付加価値の高い仕事をするには、どうしても簿記(税法)の知識が必要です。
理由②:簿記が嫌いなら性格的に経理は向いてない
あえてハッキリ言うと、勉強嫌いの人に経理は向いていません。
- 経理は、ルール(法律・会計基準)に基づいてやる仕事です
- そのルールは、しょっちゅう改正されます
ルールを熟知して、改正があればその内容をしっかりと頭に叩き込む必要があります。
サッカーでは手を使ってはいけません。サッカーをやるなら、絶対に知っておくべきルールですよね。
簿記を知らないというのは、経理の世界で、何が「手を使ってサッカーすること」に当たるのか、分からないということです。
私の元同僚の中にも、ろくに勉強もせずにデカい顔をしようとチャレンジし、完敗して職場を去ったたくさんの猛者(もさ)たちがいます。
- いくら社内政治力があっても
- いくらコミュニケーション能力に優れていても
- いくらプレゼン能力があっても
簿記の知識がなければ信頼されることは不可能です。
一方で、勉強熱心で知識が豊富は人は、どんどん信頼されるようになっていきます。
理由③:キャリアが評価されない
経理の世界では、人材価値は主にこの2つで決まります。
①職歴+②資格
①職歴とは、
- どんな会社で
- どんなことを
- 何年間やっていたか
ということです。
②資格は、そのままの意味ですね。簿記とか、会計士とか、税理士とか、色々あります。
もし簿記を持っていないと、理由①で説明した通り、単純業務しかできません。魅力的な職歴にならないということです。
さらに資格もないということになりますから、転職時に評価されるわけがありません。
※こういう事情ですから、簿記資格なしで未経験から経理に転職するのはかなり厳しいです。未経験から経理職に就く方法は色々ありますが、簿記2級の取得は大前提とお考えて下さい。
参考:勉強熱心で、派遣から正社員になるような人もいる
多分みなさん共感して頂けると思うのですが、勉強熱心な人なんてそんなにいません。(笑)
これはつまり、ちょっと頑張れば、すぐに他の人より一歩前に出られるということ。
実際、どんどん仕事を任されるようになって、正社員になった派遣さんを2人知っています。
結局、経理の世界では、職歴&資格がモノを言いますから
- 付加価値の高い仕事を、どんどん任されるスパイラル
- やる気が出てきて難易度の高い簿記1級まで取れてしまう
この流れを作れた人は本当に強いです。
経理では、勉強熱心であることのコスパが最高です。様々な職種で比較しても、かなり上位に位置すると思いますよ。
経理の楽しさ/ホワイトさは専門性があってこそ。まずは簿記3級から
向いている性格であれば、経理はとても楽しいです。
そして、楽しいだけではなくホワイトな職種です。
- 個人業務が多くてソロプレイしやすい
- 繁忙期と閑散期の差がはっきりしていて有給とりやすい
- 知識さえあれば役職が上とか下とか関係ない。上司すら簡単にコントロール可能
- ノルマのプレッシャーがない
- モンスタークライアント/クレーマーを相手しなくていい
簿記3級に合格できれば、十分に経理としての適性アリです。ここで諦める人も多いですからね。
できたら、次は2級。ここが誰もが目指すべき、ひとまずの目標になります。
もし簿記1級まで合格できれば安泰です。食いっぱぐれることはないでしょう。
ちなみに、簿記の勉強では、独学はおすすめできません。スクールを利用してしっかり学びましょう。
簿記は少しクセのあるスキルなので、
- 挫折することなく
- 正しい理解で
- きちんと得点できるよう
独学するのが難しいんです。最初でつまづくと苦労します。ぜひ、プロの力を借りてみて下さい。
具体的なおすすめスクールは、クレアールです。圧倒的なおすすめです。
理由は単純。コスパが最強だから。クレアールのカリキュラムを使うと
- 合格に必要な範囲だけ
- きちんと理解して
学習をすすめることができます。
合格への最短距離&実務レベルの理解度を、キッチリ両立させてくれるスクールというわけです。
※資料を請求すると、無料でサンプル教材がもらえます。見てから決めればOKなので、とりあえず請求だけしておきましょう。
時間面でも価格面でもコスパがいいので、
- 効率重視で合格したい
- 忙しくて時間がない
- 費用を抑えて取り組みたい
という人に向いています。「満点」ではなく「合格」をねらうイメージです。
WEB通信での学習が基本なので、スマホ学習でスキマ時間を活用できますし、早見再生で時間短縮もできます。音声のみのデータも用意されています。
こういうちょっとした利便性が、合格と挫折を分けたりするのですよね。
まとめ:簿記なし経理はありえない!
簿記なしで経理はありえません。
簿記のお勉強をなんとか効率的にこなして、ぜひ経理の楽しさ・ホワイトさを手に入れて下さい。
簿記なしは、ありえない!
経理をやるなら、以下の3つの理由で簿記は必須。
- 簿記知識がないと、単純事務しかできない(→居場所がなくなる)
- 簿記が嫌なら、性格的にも向いてない(→仕事が辛くなる)
- 簿記資格がないと、キャリアが評価されない(→転職できない)
まずは簿記3級からはじめて、最低限2級まではとるのが◎。1級までとれたら安泰です♪
簿記2級や簿記1級にも興味がある!という方はぜひこちらの記事もご覧ください。3級をすっ飛ばして2級からチャレンジする人も多いですよ。
簿記のスクールについて、もう少し詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧になってみて下さい。
それではまたっ!
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