こんな質問・悩みに答えます。
私こびと株(@kobito_kabu)は社会人になってすぐ、一部上場企業の経理・財務部に配属されました。経理歴は10年以上です。
働きながら取得した資格(身につけた知識)は下記の通り。
- 日商簿記1級
- TOEIC800点
- 証券アナリスト
- 法人税法・消費税法…etc
自分自身の経験があるので、簿記1級に働きながら合格したい!という社会人の方には、役に立つアドバイスができるかなと思います。
結論を先に言っておくと、働きながら合格するために必要なのはこれです。
- 簿記1級の難易度を正しく認識すること
- 簿記1級の価値を正しく認識すること
- スクール(コスパ最強のクレアールが圧倒的おすすめ)を正しく活用すること
①②がモチベーションにかかわること。
③が具体的な学習アプローチです。
※「独学でやりましょう!」というアドバイスはできない(うまくいった人をほとんど見かけたことがないため)ので、独学前提の社会人の方のお役には立てません。スミマセンm(_ _”m)
目次
社会人が働きながら簿記1級に合格するために【大前提】
学習がうまくいかない時、自分を支えられるのはモチベーションだけです。
- 難易度
- 価値
この2つを正しく認識して、簿記1級にチャレンジする意味を確認しておきましょう。
アドバイス①:簿記1級の難易度を正しく認識する
簿記1級は、文句なしの難関資格です。
理由は次の通り。
- 事実上、簿記2級レベルの知識が受験資格
- 合格率が低い
- たくさんの学習量(勉強時間)を必要とする
試験の難易度は「受験資格×合格率×学習量」の組み合わせで測ると客観的です。例えば、弁護士になろうと思うと、
- 法科大学院を卒業する必要があり(もしくは予備試験に合格)
- 合格率は20%程度
- 5,000時間~の学習量を必要とします
これが日本最難関クラスの試験です。
簿記1級はどうかというと、事実上、簿記2級レベルが受験資格です。
簿記1級の受験に際して、制度上の受験資格はありません。ですが、そもそも簿記知識がないと学習を始めることすらままなりません。
知識ゼロから簿記3級レベルの知識を身につけるための勉強時間は100時間ほど。そこからさらに時間をかけて簿記2級レベルに達する必要があります。
競争相手となる受験生のほとんどは簿記2級合格者ですから、まぁまぁ高いハードルの受験資格と言えそうです。
※この記事を読んでいる方も、ほとんどは簿記2級レベルの知識がある人かなと思います。
簿記1級の合格率は、10%前後です。
これは、弁理士・行政書士・税理士(科目合格)などの難関国家試験と大して変わらない合格率です。時には1桁前半の合格率になることもあります。
そして、簿記1級の合格までに必要な学習時間は、最低でも500時間ほどです(もちろん個人差はあります)。半年~1年の学習期間を見るべきですね。
軽い気持ちでチャレンジすると、挫折してしまいやすいということですね。
簿記2級とはケタ違いに論点も難しいので、ナメてはいけません。
※難易度の話をもっと詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ
アドバイス②:簿記1級の価値を正しく認識する
世の中には、ただ難しいだけで役に立たない資格もあります。でも、簿記1級は違います。
簿記1級の取得は、その苦労に見合うだけの価値があります。そのメリットは下記の通り。
- 資産形成に役立つ(年収アップ・家計管理・投資)
- 専門分野を手に入れたという達成感・自信が得られる
- 会計士、税理士、中小企業診断士等の受験に役立つ
- 経済ニュースや専門書籍の理解度が増す
- 副業・フリーランス・独立起業に役立つ
一番インパクトが大きいのは①ですね。生涯賃金が上がります。
年齢+実務経験+簿記1級が噛み合えば、給与水準の高い企業に転職することは難しくありません。
最近はの経理は人手不足なので、なおさらです。
副業を始めた場合でも、記帳・確定申告などは余裕です。
日々の処理に悩むことはありませんし、管理会計の知識を活かして仕事ができているので、順調に事業経営をすることができるでしょう。
高度な知識があれば社内でも大事にされますし、次のレベルの資格(会計士・税理士など)の受験にも大きく役立ちます。
会計士短答や税理士簿財は、簿記1級にちょっと毛が生えたぐらいですからね(中小企業診断士の会計は余裕)。
- 簿記2級の合格者は年間20,000~30,000人
- 簿記1級の合格者は年間1,500人
転職活動をしてみれば分かると思いますが、簿記1級ホルダーは少ないのです。社内にも多くはいないでしょう。これが希少価値というわけです。
※価値の話をもっと詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ
以上をまとめると、こういうことです。
- 簿記1級は、文句なしに難関試験
- だけど、苦労に見合う大きな価値がある
ぜひとも合格を勝ち取りたいところです。
ところが、社会人には「忙しい」という問題があります。
では、時間が少ないなかで合格を掴み取るにはどうすればいいのか?
社会人が働きながら簿記1級に合格するためには、スクールを最大限活用する!
簿記1級は、受験者のうち上位10%だけが合格できる難関試験です。
- 時間にたっぷりと余裕がある学生さん
- 家事や育児の隙間時間を見つけやすい主婦(それでもめっちゃ大変ですけど)
と比べると、毎日8時間以上仕事に拘束される社会人は、なかなか不利な戦いを強いられます。
それならば、効率的な学習をして、勉強時間そのものを減らすしかありません。
学生になくて社会人にあるもの、それはズバリ「お金」です。
この差を活かして戦う、つまり、お金を払ってスクールを活用するのが最適解です。
※スクールを使う学生さんもいるぐらいですから、社会人が働きながら独学で勝つのは本当に大変です。全くおすすめしません。
スクールを活用する具体的なプランはこちら。これが圧倒的におすすめ。
- クレアールの通信講座を利用する
- 隙間時間を使ってカリキュラムを100%消化する
社会人が簿記1級に合格するにはクレアールが圧倒的におすすめ
下記の記事で紹介している通り、クレアールはコスパ最強のスクールです。
※聞いたことのない人もいるかもしれませんが、公認会計士講座などでも実績のある「資格受験指導歴50年」の老舗スクールです
クレアールが支持される一番の理由が「非常識合格法」。
学習対象を合格に必要な範囲に限定し徹底して習得する、クレアール独自の効率的学習法
(クレアール公式HPより(太字は筆者))
- 忙しい人
- 短期合格を目指す人
- コスパをあげて学習したい人
などに支持されている学習法です。
TACや大原の教材は、あまりにも分厚すぎるんです。
やりきれれば間違いなく合格できるけど、忙しくてやりきれない。
ちょっと細かな論点まで拾いすぎている印象です。
私がTACに通っていた頃、講師の方が言っていました。「100回近い講義の終盤を迎えるころには、受講生はもはや半分も残っていない」と。
仕事をしながら頑張るには、なかなかキビシイ環境ですよね。
クレーアルのカリキュラム・料金
一方で、クレアールは「合格点さえ取れればいい」というスタンスです。
- 難問奇問は捨てる
- 満点は要らない
- 試験範囲を網羅する必要はない
だから、教材も授業も非常にコンパクト。本当に重要なところ(コスパの良いところ)だけをやります。
合格するための必要最低限をきっちり取りに行くカリキュラムです。
そして、教材と授業がコンパクトゆえに、安い!
Web通信なら132,000円(割引キャンペーン時には81,840~91,080円)で受講可能です。
- パソコン・スマホ・タブレットで、どこにいてもいつでも聴講可能
- 毎日、電話、スカイプ、メールで質問可能(回数制限なし!)
- さらには、不合格だった場合には検定目標月から1年間延長して講義が無料で聞けるアフターフォロー付
※大手予備校TACの場合、簿記1級本科生(Web通信講座)は165,000円~。リアル教室に通学したいのでなければ、大手を選ぶ理由はあまりないかなと。
- 合格レベルに達するだけのクオリティがある教材・授業
- 安い
無駄な学習は嫌い、効率的にやりたい、短期で合格したい、お金もできるだけ安くすませたい、そういう人にとっては最強のスクールということです。
隙間時間使ってカリキュラムを100%消化する
スクールを利用すると決めたら、やることは
- カリキュラムを信じて、確実にこなすだけ
です。
とにもかくにも、仕事が忙しい社会人。
スマホを使って隙間時間で講義を受けてしまいましょう。
※PCの前に座ってさぁやるぞ!というのはペースが掴みにくいです。
- 早朝30分
- 通勤時間の電車の中で30分
- 昼休み30分
これだけで1日90分も聴講時間を作れます。講義スピードは調整できますから、1.5倍~2倍速で聴講できれば、すごいスピードでカリキュラムの消化が進みます。
インプットをしつつ、休日のまとまった時間にひたすら手を動かしまくる。
もうそれだけですね。分からないことは電話・メールでひたすら聞きまくりましょう。
お金を払って効率的な勉強をするというのは、そういうことです。
まとめ:社会人が働きながら簿記1級に合格できると、大きな自信がつく
以上、まとめるとこういうことです。
簿記1級は難関試験
- 事実上、簿記2級が受験資格
- 合格率は10%前後
- 学習量は最低でも500時間(半年~1年)
簿記1級は価値が高い
- 資産形成に役立つ(年収アップ・家計管理・投資)
- 専門分野を手に入れたという達成感・自信が得られる(年間合格者1,500人)
- 会計士、税理士、中小企業診断士等の受験に役立つ
- 経済ニュースや専門書籍の理解度が増す
- 副業・フリーランス・独立起業に役立つ
働きながら合格したいなら、クレアールを使う
- 合格点を取ることだけに絞った超コスパの良いカリキュラム・教材
- 10万円前後で受講可能(最大手スクールの60%ほどの受講料)
- それなのにフォローも手厚い(電話メール質問無制限・1年間再聴講無料)
※今月末まで実施のキャンペーンなら、割引料金で81,840~91,080円(本来132,000円)で受講できます。
簿記1級では時に受験生泣かせの難問・奇問が出てしまうこともあります(そういう時はめちゃくちゃ合格率が下がる)。
つまり、試験には運もあるということです。
効率の良いカリキュラムでとっとと合格レベルの知識を身に着けて、1~3回受験するつもりで臨む。それが賢いやり方かなと思います。
クレアールに興味が出てきた方は、ぜひパンフレット・サンプル教材を請求してみてください。
申し込みは簡単&無料なので、安心して下さいね。
簿記1級レベルの知識があると、経理の仕事はかなりラクにこなせます。
転職もしやすくなるし良いことづくめなので、ぜひ合格を目指して頑張ってください!
それではまたっ!
※関連記事です。
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