こんな人のための記事です。
英語力は、重要なビジネススキルのひとつ。
転職市場にも、英語力のある人材を求める会社はたくさんあります。
けれども、「英語力をアピールして転職しよう♪」と考える人には、勘違いしがちな要注意ポイントがあります。
結論からいうと、要注意ポイントは3つ。
- TOEICの得点と実務での英語力は違う
- 「外資なら英語を活かせる」とは限らない
- 「英語×専門性」は価値が高い
です。
1つずつ解説していきます。
目次
注意点①TOEICの得点と実務での英語力は違う
まず最初の注意点は
- TOEICの得点
- 実務で使える英語力
この2つは、必ずしも一致しないということです。
英語力の現実
実際、私の周りにも
- TOEIC500点だけど、海外と英語でオンライン会議して仕事を進められる人
- TOEIC730点だけど、英語のメールがくると悲鳴を上げる人
の両方が存在します。
詳しくは、以下の記事をご覧ください。
転職で大事なのはどっちの英語力?
身も蓋(フタ)もない話で残念なのですが…両方とも重要です!
転職活動では、TOEICスコアが重要
まず、転職活動で選考を通過するために、TOEICのスコアが必要です。
ハイスコアを持たない人は、いくら実務能力があっても、書類選考の通過が難しくなるでしょう。
英語人材を求める求人では、TOEICスコアで足切りが設定されていることも多くあります。
転職した後は、英語での実務能力が重要
次に、実際に転職先で仕事をこなすために、英語での実務能力が必要です。
実際、知り合いの中には、「英語で仕事ができます!」という触れ込みで転職したあげく、
- 転職翌日に、海外子会社向けのプレゼンをセットされた人
- 転職翌週に、海外出張に連れていかれた人
- 転職翌月に、海外とのM&A交渉の場で司会をさせられた人
などが実在します。
「仕事で英語!」と考えて転職活動を始める場合には、ぜひ
- TOEICの得点
- 実務で使える英語力
の両方を身に着けておくことをおすすめします。
注意点②「外資なら英語が活かせる」とは限らない
2つめの注意点は、「外資なら英語力が活かせる」とは限らないという事実です。
英語力が使える外資・使えない外資
外資系企業でも、仕事で英語を使うかどうかは
- 会社によって
- 職種によって
- 職位によって
違ってきます。
英語力を活かせる転職先を探すには
一番カンタンなのは、外資系企業に強い転職エージェントを活用することです。
優秀なエージェントなら、会社の実態や、求人ごとの細かな仕事内容について、きちんと教えてくれます。
英語が活きる仕事はどれなのか、しっかり選んで紹介してもらうことができるでしょう。
具体的なおすすめは、JACリクルートメント。
- 外資系企業への強さ
- 一部上場企業としての信頼感
- エージェントの優秀さ・親切さ
などから、英語を使う仕事がしたい人にとっては、外せないエージェントだと思います。
※私自身、実際に利用してみて、かなり気にいっているエージェントさんです。特に、年収600万円以上ある30代・40代の方は、相当親身になってもらえるとおもいます。
注意点③「英語×専門性」の価値が高い
3つめの注意点は、自分のスキルの市場価値を認識しておいたほうがいい、ということです。
一言でいえば、「英語×専門性」の価値はかなり高いです。
「英語×専門性」は希少人材
いまどき、
- 英語だけ
- 専門性だけ
を身に着けている人は、たくさんいます。けれども、その両方を自在に扱える人間は、さほど多くないのが現実。
「英語×専門性」を目指すべし
反対に、
というタイプであれば、今回の転職では
- 英語力を使って働きつつ
- なにかしらの「専門性」が手に入る仕事
を求めてみるのがおすすめです。
まとめ:英語力を上手にアピールするには戦略が必要
「英語力アピールで転職!」と考えるなら、
- TOEICの得点と実務での英語力は違う
- 「外資なら英語が活かせる」とは限らない
- 「英語×専門性」の価値が高い
この3点は、押さえておくべきです。
- TOEICのスコアをとっておく
- 本当に仕事で英語を使える会社・職種・職位を選ぶ
- 英語に加えて専門性を身に着ける
などの工夫をすることで、今後のキャリアの幅は広がっていきます。
せっかく転職してみても、「思った仕事と違う」となってしまっては残念すぎますからね。
※各社の求人の中身に詳しい&外資をはじめ英語を使う求人が得意な転職エージェントとしては、JACリクルートメントがおすすめです。上手に活用して、情報収集すると◎です♪
それではまたっ!
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