こんな人のための記事です。
筆者のこびと株は
- その道10年超の経理のプロ
- マネーブログを運営中(当サイト、こびと株.comです!)
- 資産運用歴は6年超
- 年収は、女性の平均給与の〇倍
- 資産額は、30代の上位数%
ということで、
と自負しております(笑)
この記事では、
- マネーリテラシーとは何か?
- マネーリテラシーを高めるメリット3つ
- マネーリテラシーを高めるのに役立った行動9つ
を解説していきたいと思います。
先にネタバレしちゃうと、こんな感じ。
- お父さん銀行への投資(幼少期)
- 簿記を学ぶ(学生時代)
- 節約をやりすぎる(新入社員時代)
- 自由への家計簿の導入
- 証券アナリスト資格の取得
- 読書
- 投資スタート
- 転職活動
- 副業スタート
1つずつ解説していきます。
マネーリテラシーって?
マネーリテラシーというのは、お金のリテラシー(=読み書き能力)のこと。
「マネーリテラシーがあるか?」というのは、要するに、
- お金に関する知識を持っているか
- お金に関する情報を正しく理解できるか
- お金やそれに関する知識・情報を適切に活用できるか
といった意味です。
これを機に、自分のマネーリテラシーについて改めて点検をしてみるのがおすすめです。
マネーリテラシーを高めるメリット3つ
まずは前提として、マネーリテラシーを高めるメリットを3つ、私こびと株の実感をこめて解説していきます。
- お金の不安がなくなる(重要)
- 自分の価値観が分かる(これも重要)
- やっぱりもちろんお金が貯まる(当然に重要!)
の3つです。
メリット①お金の不安がなくなる
マネーリテラシーを高めることによって
- 自分が望む生活に、どれくらいのお金が必要か
- ①を手に入れるのに、どんな手段があるか
- ②を達成するのに、何が必要か
といったことが分かるようになります。
すると、具体的な対策がとれるようになるので、「漠然(ばくぜん)としたお金の不安」から解放されます。
ちょっとした贅沢(ぜいたく)にお金を使うとき…例えば
- 1週間頑張ったから、気になっていたスイーツを…
- 疲労がたまったので、マッサージに…
- たまには旅行にも!
なんてときに、罪悪感を抱くこともなくなりました。
どのくらいの浪費が自分のサイフの許容範囲なのか、しっかり分かっているからです。
メリット②自分の価値観が分かる
適切にお金を使うということは、つまり
ということ。
マネーリテラシーを高めていく過程には、自分の価値観と向き合うタイミングがあるわけです。
マネーリテラシーが高まるとともに
- 自分が本当に大事にしたいモノ
- 自分が本当に好きなモノ
- 自分が本当にくつろげる環境
- 自分が本当に楽しめるコト
こういうことが分かるようになったのも重要なメリットでした。
メリット③やっぱりもちろんお金が貯まる
そして当然ですが重要なのが
ということ。
ここでは「貯まる」と表現しましたが、それは単に「貯金が増える」というだけの意味ではなく
- 生活防衛資金(=もしものときのお金)が貯金できる
- 資産運用の元手ができる/運用の成果があがる
- 稼ぎも増える(増やす工夫をするようになる)
- 満足度の低い浪費をしなくなる
といった意味です。
最近あちこちで「持続可能な社会を作るべし!」と叫ばれているけど、個人の生活も持続可能にしておくことが重要かなと思うわけです。
マネーリテラシーを高めるのに役立った9つの行動
私自身が、実際に行ってきた行動の中で「これはマネーリテラシーが高めるのに効果があった…!」と思うものを9つ、ご紹介します。
実はどれも、「マネーリテラシーを高めるぞ!」という気持ちで始めた行動ではないんですけどね。
結果として、かなりイイ感じに効果が出ていますので、1つでも2つでも、参考にして頂ければ幸いです。
マネーリテラシーを高める行動①お父さん銀行に貯蓄する
ほぼ時系列で、私がマネーリテラシーを高めた方法について振り返っていきます。
1つめは、私が小学生のときの経験です。
お年玉で1万円という大金をGETした私に、父はこんな提案をしてきました。
幼い私は悩んだすえ、お父さん銀行に貯蓄することにしました。
そして、お金は貯めると増えるらしいと学んだのでした。めでたしめでたし。
はい、今思えば、リボ払いも真っ青の超・高利貸しですね(笑)
なんと年利50%!完全に法定利息を超えております。
翌年には
- 父「今度は、1万5千円を預けて、1年後に2万円返すというのはどうかな?」
- 私「1万3千円を2万円ならいいよ」
みたいな交渉をしていた記憶があります。とんでもない子どもですね。
とはいえ、この経験が、私のマネーリテラシーを高める結果になったのは事実。(父にどこまでの意図があったのかは不明…お小遣いが苦しかっただけだったりしてw)
お金は貯めると増えると知ったことで、必要のないお金は使わないクセがつきました。
マネーリテラシーを高める行動②簿記を学ぶ
もう少し時間をすすめて、学生時代。
「なんとなく」で学んだ簿記は、一生の財産になるような知識でした。
簿記を知ることで
- 利益を増やすには、売上を増やすか費用を削るか
- つぶれてしまわないためには、キャッシュフローが重要
- 税金はコスト
- 大事なのは、資産額ではなくて純資産額
- 今の1万円と、1年後の1万円は価値が違う
みたいなことが、自然に頭に入りましたし
私にとって、簿記は、最もコスパの良い資格だったと断言できます。
マネーリテラシーを高める行動③節約をやりすぎる
次は新入社員時代の行動です。
一生懸命節約に励んだあげく、疲れ果てて投げ出しました。(笑)
- 1円単位の家計簿→どう頑張っても残高が合わない
- 月数千円のお小遣い→欲しい本も買えない/友達とお茶もできない
- 狭い部屋に2人暮らし→生活時間帯が合わず、常に睡眠不足
みたいな感じでしたね。
この後しばらくは
- 家計簿→つけない
- お小遣い→好きなだけ使う
- 間取り→3LDKに2人暮らし
みたいな生活をしてしまいましたが、じきに落ち着いて
と心がけるようになりました。
マネーリテラシーを高める行動④自由への家計簿の導入
そして、たどり着いたのが「自由への家計簿」の考え方。
支出の全てを
- 基礎生活費(月予算)
- 基礎生活費(年間予算)
- ゆとり費(月予算)
- ゆとり費(年間予算)
の4つに分類して、家計簿をつけていく方法です。
ちなみに支出の集計は、マネーフォワードという、半自動で家計簿がつけられるアプリに頼っています。
マネーリテラシーを高める行動⑤証券アナリスト資格をとる
投資の基礎知識は、証券アナリストの資格勉強で身に着けました。
- 約3年かかった
- 2次試験が7時間で死にそうだった
- 受験するのに15万円以上かかった
などのツラさはありましたが、確実にマネーリテラシーを高めることができました。
マネーリテラシーを高める行動⑥本を読む
- 実用的なマネー本
- 古典的な投資本
- 企業向けのファイナンス本
などはもちろん、直接的にお金に関係のない本も、自分の価値観を知るきっかけになってくれます。
「お金の使い方=生き方」みたいなものだと思うと、先人たちの智恵の詰まった本を読むことは、間違いなくお金の使い方を洗練させてくれるわけです。
ちなみに、最近の本でマネーリテラシーを高めるのにおすすめなのはコチラ。
マネーリテラシーを高める行動⑦投資をする
実際に資産運用を始めたのも、マネーリテラシーを高める重要なキーポイントでした。
購入した株たちは、コロナショック後の下落からもおおむね回復し、順調に配当金を運んできてくれています。
やはり、資産運用の世界は、実際にやってみないと分からないことがたくさんあります。
- 自分にあった投資スタイルを探す
- 値動きに慣れる
といった意味でも、
のが大切。
百聞は一行にしかず、というやつですね。経験が一番の学びになります。
マネーリテラシーを高める行動⑧転職活動をする
マネーリテラシーと言う言葉には含めて説明されないことも多いですが、個人的には
と考えています。
なので、「マネーリテラシーを高める行動」の後半は、稼ぐ力について。コレが高まったと実感できた行動は
- 資格勉強によるスキルアップ
- 転職活動
- 副業スタート
の3つです。
資格勉強は、②簿記や⑤証券アナリストについて既に触れました。お金に関する知識も増えたし、稼ぐ力もアップしたという話ですね。
ここで解説しておきたいのは、転職活動。
- 自分の市場価値が分かる
- 自分が「何で貢献できるか」を考えるようになる
- どの面を磨けば、より人材価値が高まるのか分かる
- 他社でも働けることが分かって、自信を持って働けるようになる
ということで、「稼ぐ」ことに関するリテラシーを高めることができて、大満足でした。
マネーリテラシーを高める行動⑨副業を始める
そして最後が、副業のスタート。
- 会社員のリスク/リターン
- 自営業のリスク/リターン
というのが分かるようになって、お金に対する価値観はまたひとつレベルアップしたかな、と感じています。
サラリーマンしか経験のない人は、副業で個人事業を始めてみると
- キャッシュの重要性
- 投資の意味
- 税金の仕組み
- 稼ぐ力
など、かなり大きな学びがあるはず。
まとめ:マネーリテラシーを高めるのって、結構オトク
結論から言うと、
というのが個人的な感想です。
私自身のマネーリテラシーを高めるのに効果的だった行動は9つ。
- お父さん銀行への投資(幼少期)
- 簿記を学ぶ(学生時代)
- 節約をやりすぎる(新入社員時代)
- 自由への家計簿の導入
- 証券アナリスト資格の取得
- 読書
- 投資スタート
- 転職活動
- 副業スタート
それではまたっ!
※関連記事です
Follow @kobito_kabu