こんな人のための記事です。
- 自分は役に立たない
- 周りも困っている(怒っている)のが分かる
- 自分でも自分は無能だと思う
こんな風に感じながら仕事をする毎日は、辛いものです。
この記事は、
- 私自身の体験談
- 自分の無能さに辛い思いをしている人に伝えたい3つのこと
をまとめた記事です。
目次
「無能扱いされるし、自分でもそう思う。仕事は辛いだけ」そんな新入社員の話
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そんな風に絶望していた、私自身の話です。
何もできない。なにもさせてもらえない。
当時、新入社員だった私は
- できることが、ほとんどない
- ちょっとしたことをしてもミスまみれ
- 何も任せてもらえない
- 何か月たっても、できることが増えない
みたいな状態でした。
上司や先輩社員からも
- 「あいつに仕事を触らせるな」と干される
- 「人の手間を増やしてるだけだよね」とハッキリ言われる
- 「こんなことイチイチ言わせんなよ」と怒鳴られる
- 「もう少しなんとかならない?」と呆れられる
- 「仕事増やさないで欲しい」と白い目で見られる
といった取り扱いを受けていましたから、
気持ちのまま、日々を過ごしておりました。
5年後の話
それから5年。私もそれなりに仕事の仕方を覚えた頃、とある新入社員がウチの課に配属されてきました。
その時の周囲の反応は、こんな感じ。
- 先輩A「アイツ、なんかヤバくない?教えたこと1つも覚えてないんだけど」
- 先輩B「あんなヤツ使えないよ。オレ相手したくない」
- 先輩C「あれができないし、これがダメだし、それもなってないし…どうしようもない…」
- 上司「ど、どうしたものか…。育てることなんてできるのか?クビにする権限もないし…」
確かに、ちょっと変わった子ではありました。
とはいえ、
- メモがとれないとか
- 電話を嫌がるとか
- 空気読まずに大声で話すとか
- 大事な資料をシュレッダーにかけようとするとか
そんな程度の話です。
社会人1年生の4月です。学生気分が抜けきらないのも、言動に幼さが残るのも、仕方ありません。
私は思いました。
ちなみに、そこからさらに5年が経過し。
散々言われた彼も、十分な戦力に育ちました。
- 私自身も
- 私の後輩も
「無能」扱いされる状況から、しっかり抜け出すことができたんです。
仕事はちゃんとできるようになりましたし、周囲は無能扱いしたことなんて覚えてもいません。
「私は無能…仕事が辛い…」こう感じている人に伝えたい3つのコト
伝えたいコト①今無能でも、一生無能とは限らない
あなたは今、上司や同僚から、無能だと責められているかもしれません。
そしてもしかすると、あなた自身も、自分の無能さ具合に救いのない気持ちになっているかもしれません。
でも、大丈夫です。
勉強しましょう。
目の前のことに、自分なりの精一杯で取り組みましょう。
できる仕事を探しましょう。
ひとつずつ積み上げるんです。
手を抜かないことです。
泣きながらでも、消えてしまいたくなりながらでも、もがくんです。
きっと最初は、前進しているようには思えないでしょう。
やってもやっても成果が上がらず、今の無能さを再認識させられるでしょう。
必死で取り組んだ仕事を否定されるのは、適当に済ませた仕事を否定されるより、ずっとキツイものです。
毎日毎日、毎日毎日毎日、できることを積み重ねていったら、いつか、「できなかったこと」が「できること」に変わっていきます。
伝えたいこと②ここで無能でも、どこででも無能とは限らない
もう1つ重要なのが、自分が身を置く場所が変われば、求められる能力は変わるということ。
人は誰でも、
- 得意なコト
- 苦手なコト
があります。
自分の「苦手なコト」ばかり重視され、「得意なコト」が活かせない職場では、いくら頑張っても”無能”状態を抜け出すのは困難です。
そういう意味では、転職を含め、自分の能力が活かせる職場を選びにいくのは全然アリ。
自分自身のためにも、働く会社のためにも、一緒に働く同僚たちのためにもなります。
”無能”状態を放置するより、ずっと前向きな行動です。
ちなみに、私自身が”無能”状態を脱出できたのも、
でした。
私の場合は、転職など自分自身で選び取ったわけではありませんが、
- 私を嫌っていた上司が異動した
- 見かねた先輩がOJTを始めてくれた
といった環境の変化がありました。
元の環境の中に居続けたら、いまだに”無能”であり続けたかもしれません。
伝えたいこと③結局は、現状から始める以外無い
- 仕事がデキるようになる未来に向けて頑張るにせよ
- 環境を変えて”無能”状態から脱するにせよ
確かなことは
ということです。
仕事ができなかろうが、無能そのものだろうが、あなたはあなたです。
誰に怒鳴られようが、見下されようが、うんざりされようが、
手抜きを叱られているならともかく、精一杯やった仕事がダメダメなら、それはもう受け入れるしかないわけです。
今から、ここから、できることに手を付けるしかありません。
どこからか神様が下りてきて、”仕事のデキる自分”に変わる魔法をかけてくれる…なんてことはありえません。
しっかり現実と向き合って、”無能”状態から脱出するための行動を積み重ねていきましょう。
まとめ:「私は無能…仕事が辛い…」→大丈夫、できることから始めよう
「仕事で無能さを痛感していて、辛い…」という人に伝えたいのは
- 今無能でも、一生無能とは限らない
- ここで無能でも、どこででも無能とは限らない
- 結局は、現状から始める以外無い
ということ。
大丈夫です。
- 「誰かがなんとかしてくれる」と人任せ
- 「自分なんて一生このまま」と自暴自棄
みたいなことにならなければ、”無能”な自分から脱することは必ずできます。
必要な環境を選び取る。今、できることを精一杯やる。
”無能”な自分もなんとかコントロールして、可愛がってあげて下さい。
それではまたっ!
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