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こんな人のための記事です。
「年収を上げたい」。
これはきっと、働く人なら誰しも一度は感じたことのある思いでしょう。(笑)
けれでもここで1つ、悲しいお知らせをしなくてはなりません。
という事実です。
ここ数年の流れが、コロナ禍で一気に加速した雰囲気ですね。
この記事では
- 今までの「年収を上げる方法」5パターン
- 使えなくなった王道パターン1つとは?
- これからの「年収を上げる方法」
について、解説していきます。
目次
年収を上げる方法5選【今まで】
従来の日本において、年収を上げる代表的な方法は、ざっくり5パターンです。
年収を上げる方法①歳をとる
日本の会社は従来、年功序列が賃金体系の基本でした。
「定期昇給」という制度が一般的で、毎年決まった時期がくると、定期的に賃金があがる仕組みになっていたわけです。
例えばこんなデータからも、50代までは「年齢」と「年収」に相関関係があることがハッキリ見て取れます。
(内閣府 男女共同参画局「男女の年齢階級別平均年収(平成24年)」より抜粋)
年収を上げる方法②出世する
会社の中で
- 役割が変わる
- プラスαの資格などを評価される
のも、年収を上げる方法の1つです。
役職手当や資格手当などがつくからです。
わかりやすく「出世(=社会的に高い身分・地位を得ること。goo国語辞書より)という言葉で表現されることが多いですね。
こういうタイプにとっては、なかなか選びにくい選択肢でもあります。
年収を上げる方法③独立する
サラリーマンと違って、独立・起業の世界では年収は青天井。
ただしもちろん、この選択をするには、年収が下がる可能性も受け入れる必要があります。
年収を上げる方法④転職する
「自分をより高く評価してくれる会社で働く」という方法です。
実際に転職活動を始めてみて、
- 年収の上がる内定がとれた→転職する
- 年収の上がる内定は難しかった→転職しない
ということにすれば、確実性はバッチリです。
年収を上げる方法⑤副業する
安定したサラリーマンの給与収入にプラスして、副収入の道を見つけるわけです。
もちろん、副業とはいえ、新しくビジネスを始める以上、必ず稼げる保障はありません。
とはいえ、安定した給与収入がある限り、生活に支障がでるリスクは避けやすいわけです。
独立・起業などと比べて、余裕をもって取り組みやすい選択肢でしょう。
通用しなくなった「年収を上げる方法①」
一丁目一番地だった”歳を取る”
これまでの時代、年収を上げる方法は
- 歳をとる
- 出世する
- 独立する
- 転職する
- 副業する
の5つでした。
その通りです。
- スキルを磨かなくても
- ハードワークしなくても
- 工夫や努力を怠っても
会社に残り続け、歳を重ねていけば、自然と年収が上がっていく…。
漠然(ばくぜん)とでも、なんとなくでも、そんな風に感じていたサラリーマンは少なくないはずです。
ところがこの”年収を上げる方法①歳をとる”は、今まさに、通用しなくなりつつあります。
崩壊する年功序列
2019年には、経済界の大御所たちが
- 経団連の会長「終身雇用を前提にすることが限界」
- トヨタ自動車の社長「終身雇用の継続が難しい」
- 経済同友会の代表幹事「終身雇用は制度疲労を起こしている可能性がある」
といった発言をして話題になりました。(参考:日系ビジネス「相次ぐ脱終身雇用宣言、信頼と責任築く経営哲学はいずこに?」)
そして実際に、好業績下でも
- 味の素
- 三菱UFJ銀行
- エーザイ
- カシオ
- KIRIN
- 富士通 …etc.
といった名だたる大企業がリストラを断行しました。
そしてやってきた2020年。コロナによる景気低迷。
- 倒産する会社は増え
- リストラする会社も増え
- 終身雇用は本格的に終わりを告げる
そんな未来は、すぐそこまで来ています。
その通りです。
雇用を維持される社員についても
- ジョブ型雇用の導入
- 定期昇給の廃止
といった形で、「歳をとる」=「年収が上がる」という状況は過去のモノとなっていくでしょう。
じっとしていても年収は上がらない時代
その通りです。
年収を上げる方法5つのうち、①歳をとる、は使えない時代がやってきたのです。
これからは、年収を上げるには
- 出世する
- 独立する
- 転職する
- 副業する
など、なにかしらの努力や工夫、スキルアップなどの行動が必要になります。
まとめ:これからの「年収を上げる方法」は、行動すること
個人的には、
- 転職の検討
- 副業のスタート
がいいと思います。
もちろん、
- 出世を目指す
- リスクをとって独立する
といった方法もありますが、出世はコスパがいまいちですし、独立はリスクが気にかかります。
「①転職の方がイメージつきやすいかも」という人は、とりあえず転職エージェントと面談してみましょう。
面談したからといって、すぐに転職する必要はありません。「とりあえず情報収集」程度の温度感でOKです。
転職エージェント側も「面談した人全員がすぐに転職したいわけではない」ことくらいは分かっていますので、問題なく対応してもらえます。
具体的には、JACリクルートメント(30代以上のベテラン向け)やマイナビAGENT(20代若手向け)がおすすめです。
「②副業でも始めてみるか」と思った人は、
- どんな副業が向きそうか?
- 気を配るべきリスクは何か?
などを調査して、さっそく行動を開始しましょう。
1番重要なのは、早めに小さくスタートしてみること。
調べたり悩んだりしているばかりでは進展がありませんし、いきなり大きく始めると大怪我の元ですからね。
歳を重ねれば、年収は上がっていく…。
そんな古き良き(?)時代は終わりを迎えています。
それでも、正しい方向に行動していけば、年収を上げる方法はちゃんとあります。
それではまたっ!
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