こんにちは、こびと株(@kobito_kabu)です。
「生産性を上げよう」
いつの頃からか、よく耳にするフレーズですよね。
私自身も
なんて、日々思っています。
ところが時々、ものすごく生産性が下がるときがあります。
この記事では、そんな、生産性が劇的に下がる困った要因5つをご紹介していきます。
この5つをキッパリ”敵”と認識して遠ざけることで、ぜひとも生産性アップにつなげていこう!という趣旨です。
それではさっそく本題です。
目次
生産性が劇的に下がる要因5つ
生産性が下がる要因①悩み事
悩んでいるときの生産性の下がり方は、ハンパじゃないです。
特に
- 私は仕事ができないのでは?
- 能力やスキルが足りないのでは?
- 今これをやっている場合ではないのでは?
みたいな、不安・いらだち・焦りをともなう悩みの威力は絶大です。
「頭の容量の80%で悩んで、20%で仕事をする」みたいな状態になるので、
もちろん、悩みを解決する過程で、むしろ生産性を向上させる”何か”が見つかるケースもあります。
でも、悩みの大半は、
- 解決に向けた対策検討ではなく
- ネガティブ思考のループ
です。
ちなみに、ネガティブ思考には、伝染性があります。
だから多分、あなたの悩み事は、近くの人の生産性も下げています。(逆もまたしかり)
生産性が下がる要因②未整理のスケジュール
スケジューリングが下手な人は、生産性が低い傾向にあります。
だって考えてもみて下さい。
- 優先順位がつけられない
- 先を見通した準備ができない
- ダブルブッキングで人の時間までムダにする
こんな人の生産性が高いはずがあるでしょうか。
さらに問題なのは、こういう人が1人でもいると、チーム全体の生産性が下がること。
- 突然のお願いばかりで、落ち着いて働けない
- すぐ伝えてくれれば10分で済んだことなのに、放置されて1時間の業務に…
- 東に1000m全力疾走したあとで、行先は西だったことが判明する
- きちんと準備すれば100の成果がでるのに、やっつけ仕事で30の損害を出す
結局みんなが巻き込まれるハメになります。
私自身は特に
性格だったりします。
「今自分のしていることに集中しても、仕事全体はうまくいかないのでは?」と不安になってしまうんですね。
まるで、方位磁石ナシで砂漠の真ん中を全力疾走しているような気持ちになって、心が折れます。
生産性が下がる要因③不快な環境(音・振動・室温…)
人間の生産性は、周囲の物理的な環境に、かなり左右されます。
- ライブハウスの爆音の中で
- 電車が通るたびにゆれるプレハブオフィスの中で
- マイナス30度の北極の外気に触れながら
生産性を下げないでいられる人なんて、ほとんどいないと思います。
私自身も
- エアコンの設定温度を20度にしている部屋
- 赤ちゃんが泣き叫んでいるカフェ
- 人が歩くたびに揺れる不思議なつくりのオフィス
では、生産性が劇的に低下します。
フランスの哲学者アランは、著書「幸福論」の中で
人がいらだったり、不機嫌だったりするのは、しばしばあまりに長く立ち通しだったせいである。
そんなときは、その人の不機嫌に対してあれこれ理屈をこねるのではなく、椅子を差し出してやるがいい。
と言っています。
メンタルの状態を調整して集中力を高め、生産性をあげたいなら、まずは物理的な環境整備が不可欠でしょう。
生産性が下がる要因④礼節を欠いた人
なんだかんだ、どうしても振り回され、生産性が下がってしまうのが
です。
クリスティーン・プラスさんの書いたベストセラー「Think CIVILITY「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である」
という本でも、職場に無礼な人がいると
- 80%の人が、仕事に集中できなくなる
- 48%の人が、仕事の質を下げる
- 38%の人が、仕事にかける労力を減らす
という研究結果が紹介されています。
実際、
- 「敬意をもたれていない」と感じながら
- 怒鳴られたり
- 不当に責められたり
- バカにされたりしながら
高い生産性で働ける人なんて、ちょっと想像できません。
生産性を下げる無礼者に私が思うことは一つ。
生産性が下がる要因⑤睡眠不足・体調不良
生産性を下げる困ったちゃん5つめは、睡眠不足&体調不良。
ときどき耳にする「オレは寝なくても大丈夫」発言は、
です。
睡眠が十分でなければ判断力が鈍るなんて、あらゆる研究結果で証明されていますし、
- 熱がある人
- 徹夜明けの人
- 吐き気で青い顔の人
- 頭痛でぼんやりしてる人
に生産性を期待するなんてどうかしています。
あなた自身のためにも、仕事の生産性のためにも、よく寝て元気で働くのが一番です。
生産性が劇的に下がる要因まとめ:心身の安定が生産性をつくる!
劇的に生産性が下がる要因を5つご紹介しました。
- 悩み事
- 未整理のスケジュール
- 不快な環境
- 無礼な人
- 睡眠不足・体調不良
心身の状態が安定していなければ仕事どころじゃないし、安定していれば仕事に集中しやすい…という、ごく当たり前の話ですね。
グーグルの調査結果でも「効果的なチームは、心理的安全性が高い」ことが分かっています。
結局、自分のすべてを目の前の仕事に注ぎ込んでOKという状態を作ることが、最高のパフォーマンスを発揮する第一歩なわけです。
低い生産性が身について、「高い生産性で働くことのできない人」になってしまってからでは、手遅れになりかねませんからね。
快適に、最高のパフォーマンスを♪
それではまたっ!
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