こんな人のための記事です。
モチベーションというのは、要するに「ヤル気」のこと。
仕事のモチベーションが低下すると
- 生産性が低下する
- 集中できなくなる
- 真剣になれない
- 周りにも悪影響
と、悪いことだらけです。
この記事では、「モチベーションが上がらない」というテーマで
- よくある理由5選を紹介
- 理由別の対策を解説
していきます。
目次
モチベーションが上がらない理由①成果を出しても給与が上がらない
どんな成果をあげても、働かないおじさんの給料に追いつけない
お金自体が重要なのはもちろんですが、人間には承認欲求もありますし
- それだけ評価される仕事をした
- 自分の頑張り方は間違っていない
- 求められている成果を出している
ということの証拠としても、給料は大きな役割を果たします。
ですから、給料が
- 成果を上げても上げなくても変わらない
- 働かないおじさんに手厚い
- 頑張ったところで低いまま
みたいな状況にあると
と感じてしまいます。仕事のモチベーションが低下する理由として「あるある」です。
対策:”評価される工夫”に焦点をあてるべし
おすすめの対策は、ひたすら
ことです。
- 今の場所で評価される工夫
- もっと評価されやすい場所を選ぶ工夫
両方の方向性がありえるでしょう。
まず、①今の場所で評価されるためには
- 上司との付き合いを見直す
- 「適切に評価されるように報告する」ことも仕事のうちと考える
- 評価されやすい業務を担当する
などの工夫が考えられます。
現代は、「良いモノを作るだけで売れる時代ではない。マーケティングの工夫も必要」と言われています。
一方で、
- 例え評価が上がっても、給料にはほとんど反映されない
- 上司との仲が決定的に悪く、成果を上げても評価してもらえる状況にない
- 評価されやすい仕事をするには評価されねばならず、現状ではそれが困難
など、根本的に給料アップを望めない状況にあるのなら
- 給料の上がる転職にチャレンジする
- 副業を始める
- フリーランスとして働けないか検討する
など、やり方は色々あるでしょう。
狭い会社の中から出て、転職市場に飛び込んでみて初めて、自分の成果に対する一般的な評価が見えてくるからです。
大丈夫です、「転職」にはリスクがありますが、「転職活動」はノーリスクです。
転職活動を試して、「これは」という会社があれば転職すれば良いですし、なければ黙って今の会社に留まればOK。
モチベーションが上がらない理由②職場の人間関係にうんざりしている
キライな上司に、面倒な同僚、使えない後輩…
いつの時代も絶えない悩み。仕事の不満No.1は、職場の人間関係です。
- キライな上司
- 面倒な同僚
- 使えない後輩
- 厄介な取引先
「なんでそうなる!?」と叫びたくなる困ったちゃんから、「悪い人じゃないんだけど…」どうしても相性の悪い相手まで、
対策:モチベーションは上がらなくてもやるべし
こちらのおすすめ対策は
ことです。
理由は、
- ソリの合わない人たちに振り回されて仕事ができないなんて、もったいない
- 仕事の成果がバツグンなら、コミュニケーションが改善する可能性もある
- 困ったちゃんのコントロールスキルがつくと、今後の人生の役に立つ
から。
もちろん、
- 人間関係が悪すぎて、病みそう
- 仕事は今だって十分やってるけど、改善の気配がない
- 困ったちゃんと関わるの自体、人生のムダに感じる
という場合には、
というのも、アリです。
自分が一通り頑張ってみてもダメなら、環境を変えるしかありません。他人を変えることはできないからです。
モチベーションが上がらない理由③仕事に意味を感じない
価値を生み出している気がしない仕事
「ブルシット・ジョブークソどうでもいい仕事の理論」という本が、ベストセラーになっています。
そういう仕事が増えている。働くオトナの37~40%程度が、自分の仕事はそういう仕事だと感じている。
こういうお話です。
ちなみに私自身も
- 上司の気まぐれで作られた仕事
- 誰かの気分を満足させるためだけの仕事
- 明らかな回り道
- ひたすら煩雑な手続き
- 会議のための会議
- 先延ばしにしかならない応急処置
こういう「納得がいかない仕事」を振られると、すさまじくモチベーションが下がるタイプです。(笑)
対策:仕事を変えるべし
おすすめの対策は
です。
自分自身、価値があると思えない仕事を続けるのは、超・超・超ハイリスクです。
ロシアの有名作家ドストエフスキーの「死の家の記録」にも
- 半日かけて穴を掘り
- 半日かけてその穴を埋める
という繰り返しが、「究極の拷問」として描かれていますが
んです。遠からず、メンタルの不調を感じることになるでしょう。
仕事の変え方は、いろいろあります。価値を感じない「仕事」の範囲や、会社の状況にもよりますが
- 異動を願い出て、部署を変える
- 転職して、会社を変える
- 独立して、働き方を変える
など、必要な対策をとりましょう。
モチベーションが上がらない理由④どうでもいいけど疲れた
最近イマイチ頑張れない
- なんだか疲れた
- 理由とかよく分かんないけど頑張れない
- 以前は結構頑張ってたのに
- なんか何も面白くないな…
- 最近頭まわってない感じもするし
- あれもこれもどうでもいい気分
こんなモチベーションダウンの状態には、要注意です。
対策:休むべし
こういうときのおすすめ対策は
ことです。
何よりも、自分の心身が限界に近づいていないか、よく気を付けてみて下さい。
自分の身を守ることが第一です。仕事と身体を比べたら、大事なのは絶対に身体の方です。
追い詰められるまで頑張ったあげくにモチベーションが枯れてしまったなら、それは
という心身の悲鳴でしょう。
今すぐ
- 有給をとる
- ひたすら寝る
- 意識的に自分を省エネモードにして働く
- 病院へいく
といった対策を、とりましょう。
モチベーションが上がらない理由⑤自分には向いていない仕事だと感じる
頑張っても面白みを感じない
- イマイチ成果が上がらない
- 仕事に面白みを感じられない
- 頑張ってるけど成長している気がしない
- 身に着けるべきスキルが、魅力的なスキルに思えない
- 人の倍の時間がかかり、人の3倍のストレスを感じている気がする
という期間が続けば、モチベーションは当然のように下がっていきます。
対策:できない言い訳なら踏ん張るべし&本当に向いていないなら辞めるべし
「仕事に向いていない」という感覚は、見極めが難しいモノです。
- 勉強不足・スキル不足の言い訳であるケース
- 本当に向いていないケース
の両方があり得るからです。
①のケースでは、
仕事に慣れるまで、学習の効果が表れるまでのしばらくはツライ時期ですが、そこさえ越えれば
- あれ、この仕事、意外に面白いぞ
- あれ、オレって仕事デキるじゃん
- あれ、実はこの仕事向いてる?
なんて変化がやってくる可能性もあります。
できない仕事は、つまらないものです。
仕事を覚え始めれば、モチベーションは加速度的に回復する可能性があります。
なんとか投げ出さずにもうひと踏ん張り、頑張ってみるのも悪くないと思います。
一方で、②本当に向いていないというケースでは、
がおすすめ対策です。
苦手なことを突き詰めても、
- 大した成果にならないのに
- 取り組むための苦痛が大きく
- 他の仕事・人間関係・プライベートなどにも支障が出がち
- 周りもフォローが大変だし
- 誰もトクしない
ので、個人的には
だと思っています(笑)
人には誰でも、得意と不得意があるもの。
お金をもらって働いている以上、あなたはその仕事のプロなわけです。
得意に注力して最高の結果を出そうとするのは、プロとして当然の態度でしょう。
そうなる前に
- 向いていない仕事は他人に振る
- 向いていない仕事をしなくて良い職場を選ぶ
といった選択肢をとりましょう。
「仕事のモチベーションが上がらない」まとめ
仕事のモチベーションが上がらないときの、理由別対策は以下の通り。
- 成果を出しても給与が上がらない
→【対策】”評価される工夫”に焦点をあてるべし - 職場の人間関係にうんざりしている
→【対策】モチベーションは上がらなくてもやるべし - 仕事に意味を感じない
→【対策】仕事を変えるべし - どうでもいいけど疲れた
→【対策】休むべし - 自分には向いていない仕事だと感じる
→【対策】言い訳なら踏ん張るべし&本当に向いていないなら辞めるべし
仕事というのは、基本的には
- モチベーションが上がろうが
- モチベーションが上がらなかろうが
「やるべきこと」として進めるべきものでしょう。
とはいえ、(短期的な気分の盛り上がり・盛り下がりはともかく)長期的な意味では
と考えるのは当然でしょう。
日々、自分のやりたいコトを見つめつつ、高いモチベーションで働ける環境を選び取り、築き上げていきたいものですね。
それではまたっ!
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