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こんな人のための記事です。
「大企業に入れば安泰」な時代は、終わりました。その意味では、確かに大企業はオワコンです。
でもだからって、「大企業なんか目指さなくてOK」というわけでもありません。
今は、残念ながら厳しい時代。大企業に入り、その上さらに+αで頑張らないと将来が不安な時代です。
就活生のあなた。「どうしても」のこだわりがある人以外は、基本、大企業を目指した方がオトクだと思います。
就活で大企業に入らなかった社会人のあなた。転職活動で大企業を目指してみるとイイと思いますよ。今はどこも人手不足なので、チャンスは十分あり得ます。
そして大企業に勤めたその上で
- 副業を始めたり
- 資産運用を始めたり
さらなる工夫をしてみて下さい。
大企業がオワコンと言われる5つの理由
まずは、どうして最近「大企業はオワコン」なんて言われるようになってきたのか、その理由を考えてみたいと思います。
理由①組織が大きすぎて、意思決定にスピード感がない
大企業は、大きな組織です。たくさんの人がいて、たくさんの階層があります。
多くの場合、意思決定権を持つのは一握りのトップですから、
- トップ層の意向をきくまでに関門がたくさんあるし
- トップ層は考えることがたくさんあるし
で、スピードある意思決定は難しいのが実情です。
理由②専門性が身に着きにくく、つぶしがきかなくなりがち
大企業では
- 社内事情
- 仕事のイチ部分に特化したスキル
は身に着いても、社外でも通用するような専門性は、なかなか身に着きません。
その会社に最適化された、その会社でだけ通用するスキルだけが伸びていく傾向にあるわけです。
もしそうなれば、当然、転職は困難です。その会社に居続ける以外の選択肢はなくなります。
理由③裁量が小さく、自由度が低いことが多い
社内規定や上司の管理によって
- 出社時間
- 仕事場所
- 仕事の内容
- 服装
- 仕事のスタイル
など、ありとあらゆる面で統制されがちなのが大企業。
「自分で決める」「自分なりの方法を編み出す」といったことによる充実感や生産性向上は、なかなか難しい面があります。
理由④本質から離れた社内ルールが重視されがち
実際、大企業に何年もいると「どう考えてもムダだ…」と思うルール・習慣の1つや2つは見つかるものです。
- 1の成果を100に見せるために全力をそそぐ(いや、その時間使ってもっと成果だそうよ…)
- 紙の整頓に何時間も使う(電子データなら一瞬なのにな…)
- 毎朝上司のおしゃべりに付き合うだけの朝礼がある(その30分があれば、仕事進むんだけどな…)
といった感じです。
心の声は、聞こえても無視。だって、それが会社内でのルールなわけですから、少なくともイチ平社員にはなんともならないんです。
理由⑤大企業でもリストラがある
ここまで、大企業のいろいろな不合理や理不尽を見てきました。
最近の大企業はそうではありません。
みなさんもご存じの通り、リストラがバシバシ行われています。
実際、ここ数年でも
- ホンダ
- パナソニック
- アステラス製薬
- オリエンタルランド
- NHK
- ANA
- コカ・コーラ
- 東芝
など、有名な大企業がリストラを行っています。
大企業はオワコンか?
こんな意見について、少し立ち止まって考えてみたいと思います。
大企業に入ったからって安泰とは言えない→その通りです
それはもう、完全にその通り。
残念なことですが、「大企業に入りさえすれば安泰」の時代は終わったのです。
- 大企業にも問題は多いし
- 大企業は専門性が身につかないリスクがあるし
- 大企業でも潰れたりリストラしたりするし
その意味では、大企業はオワコンと言い切っても間違いではないでしょう。
大企業になんか入る必要はない→それは違うかも
それは違うかな、というのが私の考えです。
大企業に入っても安心できないのは確かですが、
- 中小企業で働く
- 起業する
- フリーランスになる
といった選択肢は、より一層大変なものに思われます。
なんだかんだ言っても、大企業は中小企業より、様々な面で好待遇です。
- 給与
- 休暇
- 退職金
- 設備
- 福利厚生
などについて、大企業より充実した中小企業はめずらしいと言えるでしょう。
さらに
- 仕事はあるのか?
- 倒産した場合のリスクは?
- 転職・再就職などは可能か?
- 残業代はちゃんと出るのか?
といったことを考えると、とても「安心」とは言えません。
まとめ:大企業に入って、さらに+αでがんばらないと将来が不安な時代
「大企業はオワコンだから、入っても仕方ない」という発想は、ちょっと甘いかな、と思います。
だから、今の時代は
×「大企業に入ってはダメ」な時代
〇「大企業に入っただけではダメ」な時代
かな、と。
「大企業に入りさえすれば安心」ではないんです。でも、「大企業なんて入ってもムダ」でもないんです。
大企業に入って、その上さらに頑張らないと厳しい。
そんな大変な時代なのかな、と。そう思うわけです。
大企業オワコン時代の対策
- 大企業に入らないとキビシイ
- でも、大企業に入っただけでもキビシイ
こんなツライ世の中を生き抜くために、取るべき対策をチェックしていきましょう。
対策①-1:それでも大企業を目指そう【就活】
学生のあなたへのおすすめは、やっぱり大企業を目指しておくこと。
- 説明会
- エントリーシート
- 筆記テスト
- 面接
- グループディスカッション
めんどくさいことはたくさんあると思いますが、その後の人生を少しでもゆとりある状態にするためです。
ぜひ、惜しみなく工夫してみて下さい。
対策①-2:それでも大企業を目指そう【転職】
就職して1年半が過ぎたら転職活動を始めて下さい。大企業を目指しましょう。
中小企業から大企業に転職すると
- 同じ仕事で、年収アップ
- 仕事はラクになって、待遇アップ
なんて、ザラにあります。
今はどこも人手不足。チャンスは誰にでもあります。
そのチャンスをつかめるかどうかは、最初の一歩を踏み出すかどうかにかかっています。
ぜひ、行動し始めて下さい。
転職市場では、
- 就職後1年半~3年程度:第2新卒として人気
- 20代後半:最も転職しやすい年齢
- 30代以降:キャリア次第で明暗が分かれる
というのが常識です。
※逆に言うと、就職してから1年半は、転職がしにくい時期です。入社直後の人は、1年半は今の場所で頑張るのが得策かと思います。
①就職後1年半~3年程度のあなたは、就職カレッジに相談するのが良いでしょう。
若手向けの転職エージェントですから、この時期の社会人にフィットする求人を取り揃えています。
- 正社員経験がなくて不安な人
- 未経験業務にチャレンジしたい人
- まだまだスキルに自信がないけど転職したい人
- ブラック企業に入社してしまった新入社員
- 今の職場では自分を活かせない若手サラリーマン
こういう人を、ずっとフォローしてきたエージェントです。
書類スペックに自信の持てない第二新卒の方はぜひ一度相談してみてください。
②20代後半のあなたは、マイナビAGENTを使うべきです。
- 日系大企業に強みがある
- エージェントさんが親切で優しい
のが特徴的です。
安定・安心の第一段階をクリアするためにも、プロのエージェントさんの知恵を借りるのが良いでしょう。
③30代以降のあなたには、JACリクルートメントをおすすめします。
ハイクラス・専門職の求人に強いエージェントさんで、経験を詰んだ30代以降にぴったりです。
「30歳過ぎたら転職は難しいって聞いた…」
「オレなんかに転職先なんてあるのかな…」
そんな不安を抱える人も、優秀なエージェントさんの手にかかれば、ハイクラスの求人案件をGETできちゃう可能性高。
外資・日系両方の案件をバランスよく紹介してくれるので、自分の新しい可能性について考える良い機会になると思います。
対策②さらに、自分で稼ぐ力を手に入れよう
そうなのです。+αが重要なのです。
数十年前、私たちの親の世代なら「大企業に入社できた時点でゴール!あとは適度に会社に尽くすフリでもしておけばOK」だったと思います。
でも今の世の中、それでは不安はなくなりません。
単純に言えば、副業を始めることです。
これは、大企業を目指した結果
- 無事に大企業に就職・転職できた場合も
- 大企業には入社できなかった場合も
同じ。
今は、国をあげて副業が後押しされる時代。(これは逆に言えば、「企業は従業員の生活を守り続ける責任を負えないよ」ということでもありますよね)
- せどり
- プログラミング
- ブログ
- ハンドメイド商品の販売
- ライティング
など、サラリーマンでもできる副業はたくさんあります。
そんな人は、この本を眺めつつ、自分に合った副業を探してみて下さい。
ネットを活用した副業の多くは、「大きな元手が必要ない」という特徴があります。
店舗をかまえるビジネスに比べて、初期投資の額がずっと小さくてすむわけです。
こういう状況で重要なのは、「悩みぬくこと」よりも「行動してみること」。
- まずは小さく始めて、
- その後でイロイロ(※)考えて、
- だんだんと大きく育てていけば
※自分に合っているか?長く続けられそうか?このやり方で良いのか?など。
OKです。「Small start grow big!」というわけですね。
対策③そんでもって、資産運用を学ぼう
最後に、
- 大企業でもらった給料
- 副業で稼いだ副収入
を元手に、資産運用を始めましょう。
資産運用は、リスクもある行動です。
だから、まずは情報収集からスタート。
- どんな運用方法があるのか
- どのくらいのお金で運用をスタートすれば良いか
- 目指す成果はどれくらいか
などなど、実際の運用を始める前に考えておきましょう。
※当サイトでは、資産運用に関する情報をいろいろと発信しています。初心者の方向けの記事もありますので、情報収集の一貫としてご覧頂ければ幸いです。
大企業オワコン時代の対策まとめ
私自身の場合、
- 大企業からもらえる「給料・福利厚生」
- 身に着けた「自分で稼ぐ力」
- 運用資産が運んでくれる「不労所得」
この3つがそろって始めて、安心に近づける気がしています。
まとめ:レールにさえ乗ればOKな時代は終わりました
「上手にレールに乗れれば、あとは安泰!」
「大企業に入りさえすれば大丈夫!」
という時代は、終わりました。
そして大企業には
- 意思決定が遅い
- 専門性が身に着きにくい
- 自由度が低い
- 本質からズレた社内ルール重視
- そのクセ、リストラもある
などの問題があります。
でも、だからといって
「レールなんて無視してOK」
「大企業なんて目指すのはバカ」
というのは、ちょっと違うのかもしれません。
だって、レールに乗っかっていてさえ、苦しいのです。外れたら、もっとキツイと考えるのが自然ですよね。
これからは、レールに乗っかった上で、さらに+α、他のことにも手を伸ばしていかないとダメな時代かと思います。
- 就職・転職では大企業を目指す
- さらに、自分で稼ぐ力を身に着ける
- その上、資産運用についても学ぶ
これでやっと、安心が得られるのかな、と。
それではまたっ!
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