こんにちは、こびと株(kobito_kabu)です。
「働かないおじさん」に対して並々ならぬ憤怒を抱き続けた結果、ついには解脱(げだつ)に至りました。
俗世間の束縛・迷い・苦しみからぬけ出し、悟りを開くこと
入社以来、私のサラリーマン人生は「働かないおじさんとの戦い」でした。
10年以上をかけて、それなりに割り切ったつもりでいるのですが…
でも、やっぱり↓こんな記事を見ると、(@m@#)こういう顔になっちゃうんですよね。
日本の労働生産性が低迷している。日本生産性本部がOECD(経済協力開発機構)のデータを基にした2019年のランキングでは、日本は加盟37カ国中26位と1970年以降、最も低くなっている。
目次
日本の労働生産性は低い
- アホみたいに長い会議
- 作成と管理に永遠の時を必要とする”紙”文化
- 決裁までに1週間かかるスタンプラリーハンコ文化
- 長時間労働(残業)=頑張っているという謎文化
- 仕事は必須じゃないけど、飲み会は参加必須の不思議文化
- 終身雇用からの「働かないおじさん」大量生産
「日本が労働生産性で最下位です!」と言われて「え?そうなの?」と感じる人は少ないんじゃないでしょうか。
日本の会社は社員数が過大
日本企業はもともと大企業を中心に終身雇用と年功序列の雇用体系となっており、ビジネスの規模に比して社員数が多すぎる。
日本企業の生産性データなどから計算すると、日本企業は米国やドイツなど諸外国と比較して、同じ収益を稼ぐために投入する社員数が1~2割多い。
社員数が過大。古き良き大企業はどこもそうなんでしょうね。
社内失業者は増加中
大手電機メーカーや製薬企業、メガバンクなど、人員整理のニュースは後を絶ちません。
社内失業とは、労働者が正社員として企業に在籍しながら、仕事を失っている状態を指す。2011年の内閣府調査によれば、全国の労働者の8.5%にあたる465万人が社内失業者に該当するという。2025年には500万人に増えるという調査結果もある。
(出典:「日本で「社内失業者」が増え続けている根本理由」太字は筆者)
2020年の都道府県人口ランキングでは、福岡県の人口が510万人ほどで9位です。
会社にいながら実質的に仕事がない人が福岡県の人口にせまる勢いとは…
低労働生産性国で生きる個人がすべきこと
結局、何が言いたいかというと
日本の労働生産性の低さは根深いので、個人レベルではどうにもならん
ということです。
- 職場の労働生産性改善
- 会社の労働生産性改善
- 日本の労働生産性改善
こんなものはむりむりむりかたつむり。
個人は個人にできることを
神よ、変えることのできないものを静穏に受け入れる力を与えてください。
変えるべきものを変える勇気を、
そして、変えられないものと変えるべきものを区別する賢さを与えて下さい。
(出典:ニーバーの祈り)
職場の労働生産性とか、いくら頑張っても変えられません。
なぜなら、他人の働き方は変えられないから。
変えられるのは自分の働き方だけです。
もし、生産性を高めるべきだ!と思うのなら、
- それを人に押し付けるのではなく、
- 主語を大きく「日本は生産性を」とかにするのではなく
”自分”に焦点を当てた方が建設的です。
”自分が”残業しないとか、”自分が”実質的に仕事をするとか、そういうやつですね。
環境的にはマイナススタート
とはいえ、
- 生産性の高い環境
- 生産性の低い環境
この2つの環境で、どちらにいた方が自分の生産性を高めやすいかというと、そりゃあもちろん①ですよね。人間は環境の奴隷ですから。
そういう意味では、生産性の低い環境で働くというのはそれだけでマイナススタートと言えます。頑張って個人の生産性を高めるというのは、なかなか難しい。
こういう↓障害物がたくさん出てきてしまいますからね。
※現代の資本主義において、生産性を高める目的は「余暇とお金」を手に入れることに他ならないでしょう。生産性が低いと、自分の時間もなければお金もない。そんな状況に陥ります
個人的な結論:優良企業の株を買う
そんな逆風下において、どうやってこの「低生産性の先進国ジャパン」を生き抜くか?
結局、これに尽きますね。
- 生産性が高い国の
- 生産性が高い企業を買って
- 株主として利益を得る
スキルアップで自己の生産性を高めるのも良いですが、「株主になる」ということもぜひぜひ両輪で進めていきたいところ。
じゃあ、どうやって株主になるんだ?というと、こんな感じですね。
まとめ:生産性の低い社会で生き抜くために、個人がすべきことは”投資”!
株式投資というと短期トレードのイメージばかり持っている人もいるかもしれませんが、トレードばかりが株式投資ではありません。
生産性の高い人たちが生み出した利益を「株主の立場で」長期的に享受し続けて、自分の
- 余暇
- お金
この2つを少しずつ増やしていく。
そういう選択肢があるということも、ぜひ知って頂けたらなと。
それではまたっ!
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